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前回絵を載せ忘れたので
今回前回分を乗せます!
と思ったらまた忘れたので
次回にします…
それじゃあ!
早速⊂(◜ω◝⊂ )))Σ≡GO!!
ヤマセラ視点。
ヤマセラ
「………」
どうしても考えてしまう、どうしても期待してしまう。いつか、カイじゃなくて、俺を選んでくれるんじゃないかって、…俺を優先してくれるんじゃないかって…そんなこと、有り得ないのに…_
俺は長年、ハルに片思いしてきた、でもハルが1番大好きで将来を築くのに望んでいる相手は俺ではなくて…カイだということはずっとそばにいた俺が一番よく知っている。
ハルは可愛くて、時に優しくかっこよくて、…時に不安定で危ない時がある、そんなハルを俺は長年ずっと見守ってきた、死のうとすることだって時々あったし、自○しようとする度に必死に何とか止めていた、でも、どんなに何回助けた所で結局はカイが最後、ハルに響く言葉を言って、ハルをどんどん夢中にさせていった、その結果、ハルは叶わぬ恋だと知っていてなおずっとカイを想い続けている。
俺は何度も思った、俺なら君を幸せにすることが出来る、俺なら君のために命を捧げられる、俺なら君を悲しませたりしない、俺なら…俺なら…と。でもどんなに思って願った所で叶わなかった、ハルはずっと辛そうな顔をしながら生活している、ハルはもう充分苦しんで生きてきたって言うのに…。
神様、…酷くないですか?こんなにもハルは辛い思いをしているのに…っ俺のことはどうでもいい、せめて、…君だけでも幸せになって欲しい…っ。俺がハルの辛いと感じるもの全て背負うから…全て引き受けるから…どうか、ハルの恋が…。と何度も強く思った、でもどこかでは自分と…って願ってる俺もいて…つくづく自分が嫌になる、所詮は自分のことばかり…ごめんね、ハル、こんなクズが好きになって…クズに好かれたって嬉しくないよね…
別にカイを恨んでるわけではない、憎んでもいない、カイだって俺の大切な家族、…でもどうしても嫉妬してしまう…カイに対して失礼だし、ハルにも申し訳ない気持ちでずっと生きてきた、でもずっと変わらない…むしろ悪化していくばかり…俺はどうするのが正解なのか…わからない…
そんな思いで壊れかけた俺に寄り添ってくれたのは当時、カイの大好きな彼氏のキルだった、1番遅くこの家にやってきた子だった、家で酷い扱いを受けていたことはカイから聞いたので凄く大切にみんなで育ててきた
キルは鋭い、この家に住み始めて5ヶ月くらい経った頃に聞いてきた
高校生の頃。…
カキセル
「…ヤマ、ちょっといい?」
ヤマセラ
「ん?どうしたの?キル、カイならハルと一緒に買い物だよ」
カキセル
「今回はカイじゃなくて…ヤマに用があるの、2人がいない今のタイミングが丁度いいの」
ヤマセラ
「わ、わかった…?」
なんだろう…改まって。
ソファに座り、対面の状態。…
カキセル
「…違うならごめんなさいなんだけど、急でごめんなさいなんだけど」
ヤマセラ
「?うん」
カキセル
「ヤマって、ハルのこと、好きでしょ」
ヤマセラ
「……」
カキセル
「しかも結構長い片思い」
ヤマセラ
「…なんで、そう思うの?」
カキセル
「ヤマって、ハルに対して、すごく丁重に優しくなのにしっかりと接してるし、ハルが寒がりなのも怖がりなのもわかってるから事前にヒーターつけたり、クーラーつけたり、広範囲に明かりが灯る物買ったり、してるよね?」
ヤマセラ
「たまたまじゃない?それはキルにもカイにもしてるよ」
カキセル
「しかもハルになんかあったりした時、1番に気づくのはヤマでしょ?一つ一つの発言も気にしてるように見えるし」
ヤマセラ
「…キルにもカイにもしてると思うよ?」
カキセル
「何より、ハルを見る時の目が俺やカイを見る時の目と違うように見える、しかもハルのこと詳しいし、なにかする時いつも大体ハルを1番に優先しながら周りの事も気にして行動してると思うんだけど」
ヤマセラ
「…キルは勘が鋭いね、…正解だよ、俺はハルが好き、大好き、宇宙で1番」
カキセル
「…やっぱり?」
ヤマセラ
「…こんなことキルに言ったら不快になるかもだから、言いにくいんだけど…ハルが1番大好きで優先したいのは俺じゃなくて…カイ、…なんだ」
カキセル
「…やっぱり、ハルは、カイのこと…好きだよね…」
ヤマセラ
「!気づいてたの?」
カキセル
「まぁそう思うような発言とか行動ちょくちょくあったからね付き合う前も付き合った後も変わらず」
ヤマセラ
「…そっか、…そうだったんだね…」
カキセル
「…ヤマ、何か思い悩んでること…ない?話くらいなら…聞けるよ?」
ヤマセラ
「…よかったら…聞いてくれる…?長くなると思うけど…」
カキセル
「じゃあ…俺の部屋で話そっか」
ヤマセラ
「カイは?」
カキセル
「もう聞いてある、平気だって」
ヤマセラ
「仕事早…(笑)」
カキセル
「(笑)…急ごう、入る時はノックするようにも言ってあるから」
ヤマセラ
「…うん」
寝室にて。…
ヤマセラ
「…なにから、…話せばいいかな…」
カキセル
「…じゃあ質問、してもいい?」
ヤマセラ
「うん…答えれるものは全部答えるよ」
カキセル
「ヤマはどうして、ハルを好きになったの?」
ヤマセラ
「どうして、…か、…話したことなかったと思うけど、俺とハルは親からの虐待で顔に傷が残ってるんだけど…中学2年のなりたての頃に_」
17年前。…
ヤマセラ
「…っズキッ」
痛って…っ容赦なく殴りやがって…なんもしてないだろあんたらには…
???
「早く席に着け〜、新学期になったことですし、先生も君達と初対面なので、順番に自己紹介をお願いします、何を言うかですが_」
ヤマセラ
「………」
あ〜あ、…家に帰りたくないな…どうせ帰ったって理不尽に殴られるだけだし…でも、刃物が飛び交わなければなんでもいいや…
モブ飛ばし(?)
先生
「それじゃあ次、」
ヤマセラ
「……」
…俺か。…
ガタッ
ヤマセラ
「ヤマセラです、…好きな事は音楽を聴くことです、苦手な物は…餅系です」
先生
「はい、よろしくね、それじゃあ次」
ガタッ
ヤマセラ
「………」
自己紹介とか…どうでもいい…
???
「俺はハルセラって言います!好きな事は音楽を聴いたりすることです!苦手な食べ物はアーモンドです!よろしくお願いします!」
先生
「おう、よろしくな、それじゃあ次」
ガタッ
ヤマセラ
「………」
ハルセラ…なんか名前似てるな…名前的に春っぽいイメージだけど…
チラッ
ヤマセラ
「…っ!」
…綺麗だ…明るい髪色に目立つメッシュの色、…それに何より目の色と髪の毛の色が合いすぎてる…頬に貼ってある物も全部が全部合いすぎて…輝いてる…超綺麗だ…
ヤマセラ
「…好きだ…」
ハルセラ
「?ヤマセラ…さんだよね?何が好きなの?もしかして音楽関係とか?」
ヤマセラ
「あっ、えっと、音楽聴くのは好き…です、でもそんなに音楽に対しては詳しくないよ」
ハルセラ
「そうなんだっ!ねね!何聞くの?」
ヤマセラ
「あっえっと…っ_」
先生
「よし、それじゃあ自己紹介が終わった訳だけど_」
ヤマセラ
「あっ…」
ハルセラ
「あちゃ〜、もう終わっちゃったか…っ!また後で聞くね!」
ヤマセラ
「う、うん…っ!」
あ〜もうタイミング…!先生もうちょいゆっくりやってくれたら…!!
放課後。…
ヤマセラ
「結局話せなかった…」
もっと話したかったな…
トンッ
ヤマセラ
「ビクッ」
???
「すごいびっくりするね(笑)」
ヤマセラ
「!その声…!」
ハルセラ
「うんっ!俺だよっ!ハルセラ!」
ヤマセラ
「やっぱり!」
ハルセラ
「それでさっ!俺、スマホまだ持ってないんだ💦だから連絡をとったりすることは出来ないけどまた明日、話そうよっ!お昼買って屋上行ってみない?」
ヤマセラ
「…✦うんっ!…でも屋上行って大丈夫なの?」
ハルセラ
「許可は取った!みんなほぼ行かないから基本2人きりだよっ!」
ヤマセラ
「そうなんだ、!//じゃあまた明日話そ…っ!」
ハルセラ
「うんっ!また明日っ!」
ヤマセラ
「うんっ!またね!」
高校生の今。
ヤマセラ
「てな感じで…出会って、屋上で話すようになって、屋上で話してる時にニコって笑った時の顔が眩しくて…惚れ直したりしてて、んでそれで半年くらい経った頃にね、…_」
中2のある日。…
ヤマセラ
「…?」
さっきまでいたのにハルを見失ってしまった…
ヤマセラ
「人が全然来ない旧校舎まで来てしまった…ん?あそこ…誰かいないか?」
???
「………」
ヤマセラ
「ハル…?どうした?」
ハルセラ
「っ!…ヤマ…っポロッ」
ヤマセラ
「ハル…!?」
ハルセラ
「…ごめん…っポロッ…ヤマ…俺は…この世に必要…っ?ポロポロッ」
ヤマセラ
「必要だよっ!何より俺が欲してる!」
ハルセラ
「本当に…っ?ポロポロッ」
ヤマセラ
「本当だよ!嘘じゃない!…落ち着くまでここにいるから、ね?」
ハルセラ
「…っコクッポロポロッ」
数十分後。…
ヤマセラ
「…ハル、落ち着けた?」
ハルセラ
「うん…ごめんね、もう授業始まってるのに…」
ヤマセラ
「いいよ別に、てか言ったろ?落ち着くまでいるって」
ハルセラ
「…確かにね…っ(笑)」
ヤマセラ
「…ホッ…ハル、泣いてた理由、聞いてもいい?」
ハルセラ
「うん、…あのね、…うちの親さ、仲が悪くて、よく喧嘩してて…刃物が飛び交ったりするのが当たり前で、…父は子供に関心がなくて、ずっとお前は邪魔な存在って毎日言ってきてて、母も俺が生まれたせいで仲が悪くなったってよく言ってるんだ、…んで小さい時にその喧嘩に巻き込まれたことがあって、顔に傷が残っちゃってて…」
ヤマセラ
「だからそれで隠してたんだ、…にしても…はぁ…?勝手にそっちが作って産んだってのになんだその扱い…」
ハルセラ
「本当にね…それで唯一の逃げ場が学校だったんだけど…さっき、友達が俺のことを気持ち悪いとか鈍臭いとかくすくす笑ってるの聞いちゃって…全部が嫌になって、…気づいたらここにいたんだ」
ヤマセラ
「なるほどねぇ〜それだからここに、…」
ハルセラ
「うん…」
ヤマセラ
「急で悪いんだけど…俺も、ね実は虐待されてるんだ、しかも両方に」
ハルセラ
「そうなの、!?」
ヤマセラ
「うん…この顔の傷も、ハルと同じく巻き込まれて残っちゃったんだ」
ハルセラ
「まさかの同士だったとは…!」
ヤマセラ
「うん、でもうちは義父なんだ、実父が幼い頃に事故で亡くなって、それで母の浮気相手だった彼氏が結婚して、今の義父になったの」
ハルセラ
「うわぁ…辛いね…」
ヤマセラ
「ハルも辛いでしょ?お互い様だよ」
ハルセラ
「そっかっニコッ」
ヤマセラ
「…あのさ、ハル…」
ハルセラ
「ん?」
ヤマセラ
「ここ卒業したら…高校行く予定?」
ハルセラ
「そうだなぁ〜、行った方がいいだろうし、何より行けって親に言われてるから行かないとかな、…」
ヤマセラ
「そっか…どこ行く予定なの?」
ハルセラ
「ここのすぐ近くだよ、ほら、いつも俺らがお別れしてる所のもう少し先にある、…」
ヤマセラ
「あ〜、あそこね〜、…ハルは、俺について来て欲しい?」
ハルセラ
「え?うん、…でも、家とか学力とか…大丈夫?」
ヤマセラ
「学力は大丈夫、…家はハルと似たような感じだから…」
ハルセラ
「ん〜、なら一緒の所に行こうよっ!」
ヤマセラ
「…いいの?」
ハルセラ
「うんっ!ヤマがそばにいてくれないと心細いし、唯一の”相棒”じゃんっ? 」
ヤマセラ
「…っ…そうだね、俺も心細いよニコッ」
相棒、か…そうだよな…でも、いい方だよね、ただの友達よりは…
ハルセラ
「だから一緒の高校行こっ!」
ヤマセラ
「うんっ」
高校生の今。
ヤマセラ
「てな感じで…同じ高校に行って、そして高1の時に_」
高1の時。_
???
「俺はカイセルって言います!好きな事は_」
ヤマセラ
「………」
カイセル…あの子も傷があるな…なにか事情抱えてたりするのかな…
ヤマセラ
「なぁハ_」
ハルセラ
「………✦」
ヤマセラ
「………」
ハル、?どうしてそんなにも真っ直ぐにあの人の事を見るの?なんで…俺を見てないの?
半年と1ヶ月後。…
ヤマセラ
「ハル…っ!落ち着いて…!ほらっ!深呼吸だよっ!」
ハルセラ
「はぁ…っはぁ…っポロッ」
ヤマセラ
「もう少しだよっ!ゆっくり…ゆっくり…」
ハルセラ
「はぁ…っはぁ…ポロッ」
ヤマセラ
「そうそう上手、偉いね、」
ハルセラ
「ヤマ…ありが_」
???
「どうしたの君!?」
ハルセラ&ヤマセラ
「ビクッ」
ハルセラ
「あっ、カイセルさん…いや、別に何でもな_」
カイセル
「なんでもなくないでしょっ?泣いてるんだからっ!…話聞いてもいい?」
ハルセラ
「あっ…はい…」
ヤマセラ
「…っ」
もしかして…っ…そんなこと、…ないよね…?
30分後。…
カイセル
「そんなことが…」
ハルセラ
「はい…だからこうしてたまにパニックになっちゃって…」
カイセル
「今まで頑張ってきたんだね、…偉いよ、今までお疲れ様ニコッ」
ハルセラ
「…っありがとう…っございます…ポロッ」
カイセル
「いいのいいの〜、じゃんじゃん泣きなっ!」
ハルセラ
「はい…っポロポロッ」
ヤマセラ
「………」
あぁ…やっぱり…ハル…君は、…カイセルさんの事が…っ
高校生の今。…
ヤマセラ
「って思って、その日の夜はずっと泣いてたよ、俺の何がダメだったのか…俺の何が彼に足らなかったのか…最大限、寄り添ってたつもりだったんだけど…彼にはあまり響かなかったみたいで…っ」
カキセル
「なるほど…そりゃショックだろうなぁ…」
ヤマセラ
「それでも離れることは出来なくて、…カイもいい人だってわかってきた頃には罪悪感で申し訳なかったよ、…それと同時に自分はなんて贅沢者なんだろうって、…」
カキセル
「ヤマ…」
ヤマセラ
「ハルはきっとずっとカイのことが好きだろうし、別の人を好きになるとしても俺のことは好きにならないだろうからもう墓まで持っていこうかなって思ってる」
変なところで切って悪いんだけど文字数6,105で
怖いんで終わります!
7000は無理そうですね…
てことで!また次回会いましょうっ!
またね〜!
バイ猫〜♡🐈🐾