☃️視点
自分よりも小さな体に抱きつく。
するとビクッと震える肩。
「そない怖がらんでも、、。」
「…」
「ねえおんりー。僕なんもしとらんよ?何で怖がるん、」
「…おこらないで、」
「怒ってへんよ。」
「なぐらない、?」
「もちろん。」
そう言うと警戒の解けた笑顔を見せてくれるおんりー。
「なんでそんな嬉しそうなん?」
「えっ、…?」
おんりーの首につけているチョーカーをきつく絞める。
「あ゙っ、…かひゅ、…っ」
「やめっ、…ぅ゙…」
緩めてやると真っ白な肌にチョーカーの赤い跡がつく。
「ごめんなさいできる、?」
「…ごめんなさい、っ…」
目の縁に涙をためて必死に謝ってくるおんりーがかわいくてたまらない。
「かわいいね、」
そうやって頭を撫でる。
「…、 」
いつか読んだ本に書いてあった。
恋人を堕とすには“愛と鞭”が必要だって。
「おんりー…愛してるよ、♡」
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