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ㅤㅤㅤㅤ〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰
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ㅤㅤㅤ ㅤ ㅤ zm×em
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ㅤ ㅤ 面倒くさい
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ㅤ 学パロ 少しだけ不穏?
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ㅤ zm『』
ㅤ em「」
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ㅤ 他メン名前あがります
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ㅤ ㅤ ㅤ
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ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤzm視点
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ㅤピピピッ
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ㅤんー。そこには38.2と3つの数字が並んでいる
ㅤ今日も行けそうにないや
ㅤ
ㅤ2日前から軽い熱が続いていて休んでいる
ㅤ
ㅤシャオロンやロボロ、その他にもトントンとか、
ㅤみんなから連絡が来ている。
ㅤ
ㅤただ、エミさんだけは
ㅤ
ㅤ〈ゾムさんに会いたい…
ㅤㅤ早く元気になってください
ㅤ
ㅤと、心配されまくっていた
ㅤ
ㅤエミさんは友達で、恋人でもなんでもなくて。
ㅤでも、こんなに心配してくれてる人がいて
ㅤ嬉しかった
ㅤ
ㅤ翌日、熱は下がって久しぶりの登校!
ㅤってことでとりあえず昨日の晩、
ㅤエミさんに連絡を入れた。
ㅤ
ㅤ《明日から行くわ( ・′-・ `)
ㅤ
ㅤ〈ほんまか!?やった
ㅤ
ㅤなんて可愛いことを言っていた
ㅤはよエミさんに会いたいなあ…
ㅤ
ㅤガラララ…
ㅤ教室の扉を開けてそっと自分の席に座る
ㅤそんな目立つの好きな訳ちゃうしな…
ㅤ
ㅤ席について辺りを見渡すと教卓付近で
ㅤシャオロンたちに絡まれてるエミさんを
ㅤ発見した
ㅤ
ㅤ「ちょ、やめてくださいよ照」
ㅤ
ㅤ満更でもない顔。なんやあいつ笑
ㅤ
ㅤ暫くするとエミさんがひとりになる
ㅤやっと解放された…そう思うと今度は
ㅤ大先生が来た
ㅤ
ㅤ「あっわかりました、届けてきますね」
ㅤ
ㅤにこにことノートを持ち教室を出ていくエミ
ㅤ
ㅤそこで俺は気が付いた。
ㅤ俺はとんだ勘違いをしていたのだ
ㅤ
ㅤエミさんの事やからてっきり
ㅤゾムさん〜〜元気になったんですね!泣
ㅤなんて言いながら近寄ってきてくれると
ㅤ思っていた
ㅤ
ㅤエミさんが仲良くしているのは
ㅤ俺だけだって。1番仲良くしているのは
ㅤ俺なんだって、そう思っていた
ㅤ
ㅤでも実際は今朝からの通り
ㅤみんなと楽しそうに会話をして
ㅤ意外と(とか言ったら失礼か)チヤホヤされて
ㅤ満更でもない顔をして…
ㅤ
ㅤエミさんにとって、俺だけじゃなかった
ㅤ俺にとってはエミさんだけだったのに。
ㅤ
ㅤそう思うと無性に腹が立ち、
ㅤ気が付くと本人の前まで来ていた
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤem視点
ㅤ
ㅤ最近やっとまわりに馴染めてきて嬉しい
ㅤでもやはりゾムさんがいない日は
ㅤ寂しいですよ…
ㅤ
ㅤ来ていたら話しかけに行こう
ㅤそう思っていたら目の前に彼は現れた
ㅤ
ㅤ「あッゾムさん!元気になられたんですか」
ㅤ
ㅤ今日一明るく話しかけてみたけど
ㅤ不機嫌なのか反応がない。
ㅤ
ㅤ「ゾムさん…?」
ㅤ
ㅤ『エミさんにとって俺はなに…?』
ㅤ「…っと…友達…ですが…?」
ㅤ
ㅤゾムさんどうしたんやろか…
ㅤメンがヘラってる彼なんて初めて見ました
ㅤ
ㅤ『俺は、その、何番目、?』
ㅤ
ㅤ何番目。順位なんて考えたこともなかった
ㅤそれは…恐らくシャオロンさんたちを含めた
ㅤ友人の中で何番目か…ということ
ㅤそりゃあもちろん
ㅤ
ㅤ「一番ですよ」
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤ
ㅤzm視点
ㅤ
ㅤほんまか…?ほんまに一番…?
ㅤ
ㅤこんなに面倒くさくなっている俺の
ㅤ機嫌を取るための一番では無いのか。
ㅤ
ㅤあーもう、自分めんどくさ
ㅤ
ㅤ『そっ、か、!
ㅤㅤいや〜急に面倒くさなってごめんな!』
ㅤ
ㅤそう笑い、その場を離れようとした時
ㅤ
ㅤ「本当に一番ですからね
ㅤㅤ機嫌を取ろうだなんて考えていませんよ」
ㅤ
ㅤなんて、俺が面倒くさくなっても
ㅤ受けて入れてくれる彼に、俺も一番だよ と
ㅤ言い放った
ㅤ 終
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