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ㅤㅤㅤ ㅤ ㅤ rbr×sha
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ㅤ ㅤ 口実?
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ㅤ 学パロ
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ㅤ rbr『』
ㅤ sha「」
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ㅤsha視点
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ㅤ「うわあああああ…」
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ㅤロボロ…遠い…なんで…
ㅤ瞼重い、眠い、
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ㅤ著しく低下している俺の語彙力
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ㅤ昨日、ロボロと別れた
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ㅤ他クラスだっただけ助かった…
ㅤ付き合っていた当時は違うクラスだって
ㅤ泣き喚いてたけど。
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ㅤ窓から彼を見つめる
ㅤロボロって…意外とモテるんかな…
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ㅤ中庭で男女に囲まれているロボロを見る
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ㅤ『別れようや』
ㅤ「え、え?」
ㅤ『他にいい人おるやろし、 ごめん』
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ㅤ急に振られた、ほんまに急すぎて
ㅤ感情追いついてへんよ…
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ㅤいい人おんの…あいつの方やん…
ㅤ俺と別れたかった口実…とか…?
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ㅤいつから?ずっと俺だけ…?
ㅤそう思うと涙が止まらなくなった
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ㅤ今日は早退しよう、友達に、
ㅤ先生に伝えるのよろしく と言い残して去った
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ㅤベンチにひとり。
ㅤここもロボロと来てたなあ…
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ㅤ雨降りそうだし、もう夜になっちゃうし
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ㅤ家に帰る気にだなんてなれなかった。
ㅤ気が付いたらこんな時間で。
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ㅤなあ、なんであんなこと言ったん?
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ㅤ好きな人ができたなら普通に言ってや
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ㅤ俺に飽きたんやったら正直に伝えてよ、
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ㅤ相手を責めるようなことばかり思い浮かんで
ㅤ俺は悪くない、とでも言いたげな、
ㅤそういう所があかんかったんやろな。
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ㅤまた涙が溢れてくる
ㅤ生涯分流れたんじゃねと思っても
ㅤ永遠に流れ続けてくる。
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ㅤ『…シャオロン?』
ㅤ「っえ、まず」
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ㅤrbr視点
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ㅤ『何がまずいねん』
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ㅤこいつ逃げようとしてたけど遅かったな笑
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ㅤ…ってシャオロン泣いてた?
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ㅤ「…なんや」
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ㅤ「あ!いい人でもできたんか!?
ㅤㅤ流石に早すぎやろwwおめでとー!」
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ㅤ『いやいや飛躍しすぎや
ㅤㅤ無理して元気出すなよ』
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ㅤ「無理して、って…」
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ㅤそういう所も好きだったんよなあ。
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ㅤ「…なんで別れたかだけ聞いてもいい?」
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ㅤ雨の雑音で掻き消されそうな彼の声
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ㅤなんでって、すぐ目移りしちゃうような俺に
ㅤ彼は勿体ないと思ったから
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ㅤ俺が思ってた以上に一途で優しくて
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ㅤ俺の何倍も真剣に付き合いを考えてくれて
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ㅤ『…俺とはやめといた方がいいよ』
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ㅤその、なんていうか
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ㅤ『シャオロンには釣り合わんから』
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ㅤsha視点
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ㅤは…?釣り合わん…?
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ㅤ「おまえ、ずっとそんなこと考えてたん?」
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ㅤ「好きな人が出来たとかちゃうん?」
ㅤ『ちゃうよ、シャオロン以上に好きな人
ㅤなんてできひんと思う』
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ㅤ正直に言われちゃって少し恥ずかしくなる
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ㅤ「俺はロボロがいいよお…」
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ㅤそうぼそっと呟くと温もりを感じた
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ㅤ『ごめんな、
ㅤㅤシャオロンのこと考えてなかった』
ㅤ「うん…」
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ㅤ抱きしめられて、涙が止まらなくて、
ㅤ飽きられてなくて、
ㅤ俺のことを考えた上での発言だって知って
ㅤ安心した
ㅤ
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ㅤ抱きしめてくれて数分。
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ㅤ『傘持っとる…?』
ㅤ「持ってへん…」
ㅤ『ふ、なら止むまで待つか笑』
ㅤ「…もうちょっとこうしてたい」
ㅤ
ㅤ ㅤㅤ終