TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

wrwrd短編集

一覧ページ

「wrwrd短編集」のメインビジュアル

wrwrd短編集

37 - 口実? (rbr×sha)

♥

643

2024年12月10日

シェアするシェアする
報告する

ㅤ ㅤ

ㅤㅤㅤㅤ〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰

ㅤㅤㅤ ㅤ    ㅤ rbr×sha

ㅤ       ㅤ     口実?

ㅤ            学パロ

ㅤㅤㅤㅤ  ㅤ

ㅤ          rbr『』

ㅤ          sha「」

ㅤㅤㅤㅤ〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰︎〰ㅤ

ㅤ ㅤ ㅤ

ㅤsha視点

ㅤ「うわあああああ…」

ㅤロボロ…遠い…なんで…

ㅤ瞼重い、眠い、

ㅤ著しく低下している俺の語彙力

ㅤ昨日、ロボロと別れた

ㅤ他クラスだっただけ助かった…

ㅤ付き合っていた当時は違うクラスだって

ㅤ泣き喚いてたけど。

ㅤ窓から彼を見つめる

ㅤロボロって…意外とモテるんかな…

ㅤ中庭で男女に囲まれているロボロを見る


ㅤ『別れようや』

ㅤ「え、え?」

ㅤ『他にいい人おるやろし、 ごめん』


ㅤ急に振られた、ほんまに急すぎて

ㅤ感情追いついてへんよ…

ㅤいい人おんの…あいつの方やん…

ㅤ俺と別れたかった口実…とか…?

ㅤいつから?ずっと俺だけ…?

ㅤそう思うと涙が止まらなくなった

ㅤ今日は早退しよう、友達に、

ㅤ先生に伝えるのよろしく と言い残して去った


ㅤベンチにひとり。

ㅤここもロボロと来てたなあ…

ㅤ雨降りそうだし、もう夜になっちゃうし

ㅤ家に帰る気にだなんてなれなかった。

ㅤ気が付いたらこんな時間で。

ㅤなあ、なんであんなこと言ったん?

ㅤ好きな人ができたなら普通に言ってや

ㅤ俺に飽きたんやったら正直に伝えてよ、

ㅤ相手を責めるようなことばかり思い浮かんで

ㅤ俺は悪くない、とでも言いたげな、

ㅤそういう所があかんかったんやろな。

ㅤまた涙が溢れてくる

ㅤ生涯分流れたんじゃねと思っても

ㅤ永遠に流れ続けてくる。

ㅤ『…シャオロン?』

ㅤ「っえ、まず」

ㅤrbr視点

ㅤ『何がまずいねん』

ㅤこいつ逃げようとしてたけど遅かったな笑

ㅤ…ってシャオロン泣いてた?

ㅤ「…なんや」

ㅤ「あ!いい人でもできたんか!?

ㅤㅤ流石に早すぎやろwwおめでとー!」

ㅤ『いやいや飛躍しすぎや

ㅤㅤ無理して元気出すなよ』

ㅤ「無理して、って…」

ㅤそういう所も好きだったんよなあ。

ㅤ「…なんで別れたかだけ聞いてもいい?」

ㅤ雨の雑音で掻き消されそうな彼の声

ㅤなんでって、すぐ目移りしちゃうような俺に

ㅤ彼は勿体ないと思ったから

ㅤ俺が思ってた以上に一途で優しくて

ㅤ俺の何倍も真剣に付き合いを考えてくれて

ㅤ『…俺とはやめといた方がいいよ』

ㅤその、なんていうか

ㅤ『シャオロンには釣り合わんから』

ㅤsha視点

ㅤは…?釣り合わん…?

ㅤ「おまえ、ずっとそんなこと考えてたん?」

ㅤ「好きな人が出来たとかちゃうん?」

ㅤ『ちゃうよ、シャオロン以上に好きな人

ㅤなんてできひんと思う』

ㅤ正直に言われちゃって少し恥ずかしくなる

ㅤ「俺はロボロがいいよお…」

ㅤそうぼそっと呟くと温もりを感じた

ㅤ『ごめんな、

ㅤㅤシャオロンのこと考えてなかった』

ㅤ「うん…」

ㅤ抱きしめられて、涙が止まらなくて、

ㅤ飽きられてなくて、

ㅤ俺のことを考えた上での発言だって知って

ㅤ安心した

ㅤ抱きしめてくれて数分。

ㅤ『傘持っとる…?』

ㅤ「持ってへん…」

ㅤ『ふ、なら止むまで待つか笑』

ㅤ「…もうちょっとこうしてたい」

ㅤ              ㅤㅤ終

この作品はいかがでしたか?

643

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚