コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
西暦2359年、唯一生き残った人達はみな、20メートルの塀の中で暮らしていた
12年前の西暦2347、突然ロボットが世界を襲った、何処から現れたのか、何が目的なのかも分からず、ただ人々は惨殺されるしか無かった
あの日から12年の間に、とある部隊はそのロボットに対抗出来る銃弾を作り、生き残った人々を助ける為に戦っていた
その部隊が見つけたのは、ロボットが守るただ一つの勾玉 解析結果、その勾玉には尋常じゃない力があり、”世界を変えるほどの願いすら叶える”品物だと鑑定付けられた。それを守る為に害があると判断した人間達を殺している
椅子がずらりと並べられ、目の前には”目黒 麻“が立ち、ボードに描かれている図を指す
「__新たな情報が情報部隊から送られてきた、こいつらのは心臓にバッテリーがある」
「バッテリー壊して動きを止め、粉々に砕け。」
以上だ。各自持ち場に戻れ。指していた棒を縮め、ボード横に立てかけていたガンケースを取り、部屋を出ていった
「いやぁ〜、隊長ってやっぱかっこいいよね、”ノア”くんもそう思わない?」
「オレ、男だから別になんとも思わない」
「そりゃそうか!」
あちゃー!と手を額に当て声を上げる彼女は東雲 梓第二部隊の副長
オレはノア 捨て子?ロボットに親を殺され、一人で生きて来たため苗字はない
特殊部隊 特異科
武器はスナイパーライフルのバレットM82、近距離ナイツAR25
重めの武器が好き
目黒 麻指揮官。指揮官にも関わらず戦闘には参加している。1番隊の隊長
「オレも戻る、梓も気をつけて」
「おっけ〜」
素っ気ないけど優しいんだよなぁ〜と呟き梓は部屋を出た。
バレットとナイツが入ったガンケースを背負い、持ち場の塀の上に向かう
________________
「あれあれ、の〜あ〜!」
後ろからハグしてきたのは同じだ特異科、遠藤 千夏、男だ
「今日は同じ配置なんだ?よろしく〜」
「うん」
「ん、一番隊隊長に呼ばれたから行くね、じゃあまた後でね!」
ヒラヒラと手を振る千夏に軽く振り返し、バレットを組み立てる。
ガシャン、ガチャッと音を立て素早く組みたて、塀の端にバイポッドを置き、スコープを覗いてロボットが来ていないか見る
くいっ、と横にいる一番隊副長の隊服を引っ張り、スコープを覗きなが言う
「距離、500メートル、4級ロボット、最大3級、数300程度」
脳で大体の距離を測り、数えながら言ったから少し片言で、それでも副長は理解して各自に伝え、隊長に指示を求める。
「そのくらいなら狙撃で打ち壊す。打ち漏れはノアに言え」
そう言い終え、目黒は他の所に行く。
目黒麻は基本近距離戦のため、遠距離の戦闘には参加しない。
「了解、全て撃ちます」銃のスコープでロボットの心臓を狙い、打つ。ノータイムで狙い、撃っていくと次々とロボットは倒れる。それに爆発弾を撃ち込み、粉々にする。
「排除完了」
そう呟き、粉々の鉄の塊が広がった野原を見つめる。
_________________
ノア
15歳 ロボット襲撃の当時は3歳。
親に隠され、救われたが親が目の前で殺されており、トラウマは根付いている
戦闘中は感情を抑えているため発作は起こさないが夜、自分一人になると思い出し起こす。
不眠症気味、戦闘には問題ない
愛銃 バレットM82とナイツAR25
身体は小柄だが、銃は重めがタイプ
_______________
プロローグ END 10⁄30
夢に出てきたのを少し改造した小説です
続きはかけたら書きます