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不明ちゃん。
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「ここが……古代兵器保管庫?」僕は息を呑んだ。
開いた扉の向こうは、まるで別世界だった。
巨大な円形空間。
壁一面に青白い古代文字。
天井には無数の光る結晶が浮かび、星空みたいに輝いている。
そして中央。
そこに“それ”は眠っていた。
「……なんだ、あれ」
高さは20メートル以上。
黒銀色の装甲。
人型の巨体。
背中には巨大なリング状の装置。
まるで――機械の巨人。
ノヴァの瞳が僅かに揺れる。
「確認しました」
「古代決戦兵器《アーク・メサイア》」
機械巨人の胸部には、巨大な穴が空いていた。
まるで“心臓”がないみたいに。
「壊れてるのか?」
「いいえ」
ノヴァはゆっくり首を振る。
「動力炉が欠損しています」
すると《アステリア》が反応する。
青い粒子が剣から流れ出し、巨人の胸部へ吸い込まれていく。
ゴォォォォ……
保管庫全体が低く振動した。
「え?」
壁面に次々と光が灯る。
「星喰らいエネルギー確認」
「適合率測定開始」
機械巨人の目が、ゆっくり点灯した。
赤い光。
ズゥゥゥン……
巨人の指が微かに動く。
「う、動いた!?」
だが次の瞬間。
警報が鳴り響いた。
「警告」
「外殻防衛ライン崩壊」
「ヴォイドドラゴン接近」
天井が激しく揺れる。
洞窟の遥か上から、ドラゴンの咆哮が響いた。
ギャオオオオオオオオッ!!
ノヴァが即座に振り向く。
「時間がありません!」
「《アーク・メサイア》を起動してください!」
「どうやって!?」
すると保管庫中央の床が開き、円形の装置がせり上がる。
そこには、《アステリア》と同じ紋章が刻まれていた。
ノヴァが真っ直ぐ僕を見る。
「マスター」
「剣を、そこへ」