ただの、小説オタク(書く方)のオリジナル小説ですが、
↑書物読まない人
見てってくれたら泣き叫びます…
1話、いきますよ
「っはぁ、はぁ…ッ!」
なんだ、なんなんだあれは
よく分からない、
けど、私を襲ってきていることは分かる
「ッ誰か、助けて…ッ!」
なんて言っても、助けてくれるはずがない
見ず知らずの私を。
しかも、人気(ヒトケ)なんて0に等しい
「ッはぁ、!」
走り疲れた、
気が狂ってしまいそうだ
酸素が頭に回らない
吐いて、吐いて、
吸う酸素は、どこ
苦しい、
足りない
…きっと私、もうダメなんだ
殺されるのかな
いつの間に海辺に来たんだろう
いつから砂浜を走っているんだろう
何から逃げてるんだろう
限りなく人に近い
でも、殺意が人じゃない
手か
手が違うのか
足も違う
髪か?
でもどちらにせよ、
私がここで死ぬのは変わらない運命
「はぁ…ッは、あ”…っ!!」
足が動かない
なんで、あいつ、
息が、切れてないの…
おかしい、私はこんなにも。
少しくらい、切れててもいいはず
っ殺される…!!
カキンッッ
「っ、?」
『下がってて、それか逃げろ』
逃げる体力なんて、私には…
『…海に入り、加護があるはずや』
「ぅ、ん…ッ!」
呼吸が荒い、
でも、でも、
この人が、助けてくれる?
ザバァァッ…ザプンッ…
冷たい、火照った体を冷やしてくれる
冷たい、疲れきった足を癒してくれる
暖かい、あの人のおかげで
グサッ
私に敵意を向けてこなくなったあいつを、
刺した
『…ふぅっ、』
…よくわからないけど、助かった…?
『お嬢さん、今日はとっとと帰りや』
『あと、』
『海の星には触れへんように』
「…へ、?」
『ほな、また会わへんとええけど、』
「ま、待って…!!」
『、?』
「服、濡れてるから…
このくらいしか出来ないけど、」
タオル、受け取ってくれるかな
今日体育なかったから使ってないけど…
…大丈夫かな
『…あんがと、』
タオルは、その人の両肩にかかり、
髪先から垂れる水をうけとめていた
『ほな、帰りな。
もう日暮れとる、家族心配すんで』
「あ、うん、ありがとね!!」
読んで頂きありがとうございました!!
書いてる側は楽しかったですが、
読んでくださった皆さんも楽しめたなら!
何かコメントを残していってくれると嬉しい限りです!
コメント
3件
今回も神作だね!!!! めちゃくちゃ良かったよ!!!! 一次創作って神だから最高!!!(?) 敵意と言うよりはあの人○しておかないと って何となく感じてやってそう〜 あらまぁ!!!何とかなって 良かったわね〜!!! 海の星…じゃあクラゲは月か… うーん…海の星ってなんだろうなぁ… 次回も楽しみに待ってるね!!!!