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遥斗 凪
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いつき@アカウント入れん
103
帰宅後。
みことは静かに自室へ向かった。
みこと「……。」
ドアを閉める。
鍵をかける。
ベッドへダイブ。
みこと「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
枕に顔を埋める。
みこと「終わった!!」
終わった。
完全に終わった。
みこと「好きじゃん……。」
誰もいない部屋で呟く。
みこと「普通に好きじゃん……。」
認めてしまった。
認めたくなかったのに。
優しいところも。
笑った顔も。
一緒にいて落ち着くところも。
全部好きだった。
みこと「どうしよ……。」
スマホが震える。
【グループチャット】
暇72『買い出しどうだった?』
いるま『進展あった?』
こさめ『手繋いだ!?』
LAN『なんでそうなる』
みこと『うるさい!』
暇72『顔真っ赤』
みこと『見えてないでしょ』
暇72『見える』
みこと『怖い』
その頃。
リビング。
暇72「認めたな。」
いるま「認めたな。」
こさめ「認めたね!」
LAN「認めたな。」
全員満場一致だった。
翌日。
みこと(普通にしろ。)
みこと(今まで通り。)
みこと(絶対バレるな。)
そう決意してリビングへ向かう。
ガチャ。
すち「おはよう。」
みこと「お、おはよう!!」
声が裏返った。
全員「……。」
みこと「……。」
終わった。
暇72(開始3秒)
いるま(最速記録更新)
こさめ(かわいい)
LAN(重症だな)
すちだけが首を傾げていた。
すち「体調悪い?」
みこと「悪くない!!」
すち「そっか。」
優しい。
みこと(好き。)
みこと(あーーーもう!!)
数時間後。
みんなで動画を見ることになった。
ソファ。
こさめ「ここ座ろー!」
暇72「おう。」
いるま「狭。」
席が埋まる。
そして。
唯一空いていた場所。
すちの隣。
みこと「……。」
みこと(終わった。)
座るしかない。
ゆっくり腰を下ろす。
すち「?」
みこと「……。」
近い。
近い近い近い近い。
すると。
すち「あ。」
みこと「!?」
すち「髪。」
みこと「え?」
すち「なんか付いてる。」
ひょい。
髪についた小さな糸くずを取る。
すち「取れた。」
みこと「……。」
すち「みこと?」
みこと「ちょっと水飲んでくる!!」
立ち上がる。
逃走。
キッチン。
みこと「無理。」
冷蔵庫にもたれかかる。
みこと「絶対無理。」
その瞬間。
後ろから拍手。
パチパチパチ。
振り向く。
暇72。
いるま。
こさめ。
LAN。
全員いた。
みこと「なんで。」
暇72「いやぁ。」
いるま「ここまでとは。」
こさめ「想像以上。」
LAN「重症患者だ。」
みこと「うるさい!!」
すると。
ガチャ。
キッチンのドアが開く。
すち「みこと?」
全員「!!!!!」
すち「何してるの?」
沈黙。
暇72がニヤニヤしている。
いるまもニヤニヤしている。
こさめは笑いを堪えている。
LANは顔を覆った。
みこと(頼む。)
みこと(誰も余計なこと言うな。)
暇72「いやー、みことが──」
みこと「言うなぁぁぁぁぁ!!!」
コメント
6件

まずはありがとうございます。私の口角を天井まで突き上げてくれて。
俺はこの作品の更新を待っていた。
あーもう、みことちゃんがかわいすぎて終わったわ!!「好きじゃん…」からの布団ダイブ、そしてすちさんのちょっとした仕草に一喜一憂するところ、完璧に恋する乙女やん。グループチャットのメンバーもニヤニヤが止まらなくて、読んでるこっちまで顔が緩むわ。次回が待ちきれない!