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CHIKA side
「好きなの。」
言ってしまった
今まで隠してきた全部を
あなたの綺麗な瞳を見てド直球に伝えたもののどんな顔をすればいいか分からなくなってすぐに視界から彼女の存在を外す
この気持ちをどう思うの、?
困惑を招くであろう想いを伝えた挙句、涙でぐちゃぐちゃな顔である
下を向いても感じる視線が怖い
あなたの目を見たい
最後になるかもしれないから。
あなたをもう一度抱き寄せたい
嫌われる前に。
あなたの恋人になりたい
好きで仕方がないから。
「「「「「「早く応えてよ」」」」」」
暫くの沈黙にもう我慢ができなくなって公園の外へ歩き出そうとした
彼女に背を向けた
首のあたりに体重が掛かる
ラベンダーの香りがして心臓がぎゅっとなった
抱き寄せられたのは私の方だった
ナオコの温もりを感じる
CHIKA「、、ナオコッ、わたしッ、」
私は到底醜い人間だ
あなたの言葉を聴きたくない
ずっとこのままでいたい
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NAOKO side
チカの放った2文字だけが脳に焼き付いて涙は逃げていった
どうして泣いているの
チカが悲しい時、ナオも悲しいよ
想像もしてなかったチカの言葉がナオの心臓を強く締めつける
それは苦しくて、でも嬉しくて、
ナオだってチカのことが’だいすき’だ
チカの潤んだ目が、身体が、ナオから遠くへと離れようとする
(いかないで。)
ナオより小さな背丈のチカがもっと小さく見えて、今にも消えてしまいそうだ
ふわっ、
気づけば彼女を抱き寄せていた
小さくて細かな息遣いがより鮮明に聴こえる
一度だけ大きな深呼吸をした
チカの肩がすくむ
後ろから彼女を抱きしめたまま言葉を紡いでいく
NAOKO「チカ、あのね、ナオもチカのこと」
「好きなの。」
「ナオ、チカのことを裏切った。同じ夢を目指してたのに、突然離れる選択をしてさッ、」
冷静を保って話そうとするけれど涙が再び流れようとする
「あの時はッ、、焦ってた、もっと大きくなりたいってッ、間違っていたとは思わないけどでもッ、」
「自分勝手だった、チカの気持ちを置き去りにしたッ、ホントッ、、ごめッ、、」
最後までナオの言葉を聴かずに、もう大丈夫だよと言わんばかりに強くナオの腕を掴む
チカは温かい
CHIKA「そんなのッ、も”うッ、ぜんぜん気にしてなんかない”ッ、、ただナオコと離れたくないッ、好きだよ、なおちゃん、、ッ」
あぁ、なんて幸せなのだろう
どれほどすれ違っていたのだろう
チカの想いが、体温が、身体が、ナオの全てを優しく包み込む
スッ
暫く抱いていたチカをナオの方にくるりとまわす
彼女の頬に流れる涙を人差し指でなぞって少しだけ上目遣い気味の目を見る
次はナオが、伝える番だよ
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「「「「恋人になりませんか」」」」
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