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「止めないでよ、にいちゃん、」生きたいって、思っちゃうから、でも、でもね、

「これが!!僕にできる、最初で最後の、最大の!!!意思表示なんだよ、、、!」


ナツメの手が雪の腕を掴んだ。その力強さに、雪は息を呑んだ。


「意思表示?お前が死ぬことで何が変わる?」


ナツメの声は低く震えていた。

彼は雪の顔を両手で挟み込むようにして、強引に見つめ返した。


「俺は…あの日からずっと後悔してる。お前が泣いてるのに、何も気づかなかった。お前の笑顔が偽物だって、気づけなかった」


桜の花びらが二人の間に舞い落ちる。

ナツメの目には、あの日の病室での弟の涙が重なっていた。


「だから今度こそ、逃がさない。お前の人生はまだ始まったばかりだ」


突然、冬希は雪を抱き寄せた。冷たいはずの彼の胸は、意外なほど温かかった。


「…俺も、お前と一緒に生きる方法を探そう。だから死ぬな」


「、、うん、ありがとぉね、」泣きながら、ゆっくり言葉にする。

神様とやら、ごめんなさい、自分で決めたことも実行できなくて、

でも、初めて誰かに必要としてもらえた気がしたから、

もうちょっと生きてみようって思えたから、生まれ変わっても、

また僕になりたいって思えるような人生にしてみせるよ。

こんな「村人B」でも、ね。


ーー完ーー


主 バトエンかくかもぉ?

今回の物語はこれで終わりです。読んでいただきありがとうございました。

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