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みぅです、読ませてもらいました🥀 かっちゃんの不器用な優しさがすごく沁みました…。無言で撫で続ける手とか、「反則だろ」って呟くところとか、出久くんの嬉しそうな笑顔が目に浮かぶようで、読んでてすごく温かい気持ちになりました。二人だけの空気感が本当に素敵で、癒されました。続きも楽しみにしてます( ˘ω˘ )
昼下がり。
出久は縁側に座って、庭に咲く花を眺めていた。
隣には爆豪がいる。
二人とも特に話すことはなく、ただ静かに庭を眺めていた。
「……今日は暖かいね」
「ああ」
「眠くなってきちゃった」
「寝りゃいいだろ」
「でも、せっかくかっちゃんと一緒にいるのに」
「別に寝てもいい」
「……そう?」
出久は少し迷ったあと、爆豪の隣へほんの少しだけ寄った。
「じゃあ……ちょっとだけ」
「おう」
出久が目を閉じる。
その様子を見ていた爆豪は、ふと手を伸ばした。
大きな手が、出久の頭に乗る。
「……?」
「かっちゃん?」
「何だ」
「……撫でてる?」
「ああ」
爆豪の手が、出久の髪をゆっくり撫でる。
柔らかな緑の髪が、指の間をすり抜けていく。
出久はしばらく驚いた顔をしていた。
けれど。
「……えへへ」
ふっと頬が緩んだ。
嬉しそうに目を細めて、気持ちよさそうに爆豪の手へ頭を預ける。
「……」
「かっちゃん?」
「……何でもねぇ」
「ふふっ」
また撫でてもらえる。
それだけで嬉しくて、出久の顔はどんどん緩んでいく。
「……嬉しい」
「そうかよ」
「うん!」
「そんなにか?」
「だって……」
出久は爆豪を見上げた。
翡翠色の瞳が、陽の光を受けてきらきらと輝いている。
「かっちゃんに撫でてもらうの、好き」
「……」
「……どうしたの?」
ひま
45
青嵐
28
「……いや」
「お前、そういう顔すんの反則だろ」
「え?」
「何でもねぇ」
「ふふっ」
出久はまた笑った。
「じゃあ、もう一回」
「何を?」
「撫でて!」
「……お前な」
呆れたように言いながらも、爆豪の手は再び出久の頭へ戻る。
何度も、優しく撫でる。
出久は目を細めながら、嬉しそうに笑った。
「……幸せ」
その一言に、爆豪の胸が少しだけ熱くなる。
こんなことで幸せだと言う。
ただ頭を撫でただけなのに。
それでも、この笑顔が見られるなら、何度だって撫でてやろうと思
った。
「……出久」
「ん?」
「もっと撫でてほしいなら、言え」
「……いいの?」
「何で駄目なんだよ」
出久は嬉しそうに笑う。
「じゃあ……いっぱい撫でて」
「おう」
爆豪は出久の髪をゆっくり撫で続けた。
出久は幸せそうに目を細め、その手に頭を預ける。
その姿を見ながら、爆豪は小さく呟いた。
「……ほんと、可愛すぎんだろ」
「何か言った?」
「何でもねぇ」
「そっか」
出久はまた笑った。
今度はさっきよりも、ずっと嬉しそうに。