※dzr社・nmmn・学校パロ
ご本人様には一切ご関係はありません
同級生設定(🐷🍌♀)・モブ🍌あり
⚠️純粋さん・地雷持ちの方は閲覧注意⚠️
上記の内容に問題のない方はご覧下さい。
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🍌seed
キーンコーンカーンコーン………
👨🏫「よし、じゃあ日直、号令ー」
👤「起立、礼」
ガヤガヤ
🍌「めん、帰ろ〜」
私はおんりー。高校1年生。
🐷「おう、今日ゲーセン寄ろうぜ!」
そして、寄り道先を提案してくれている彼は同じく高校1年生のMEN。私の幼馴染で……私の彼氏。家が近いこともあり、お互いの部活がない日は必ず一緒に帰っている。
🍌「いいね、行こ…」
👨🏫「おんりーと熊澤、ちょっと来てくれ!」
🍌「……ごめん、ちょっと行ってくる!」
🐷「りょーかい」
もう、せっかくMENと帰ろうとしてたのに…。私は渋々、先生の元へ向かった。
👨🏫「この新規学校図書の希望用紙を、図書委員の2人に司書の先生まで届けて欲しいんだ」
私は図書委員にも所属している。中学生の頃は学級文庫の管理だけで楽だったのだが、高校の図書委員は先生から頼まれる雑用の量がかなり多い。ちなみに、MENは『委員会はめんどくさい』とのこと。
🍌「分かりました。」
👨🏫「すまん、助かる…」
私が先生の頼みに承諾すると、先生の言葉に被せるように熊澤くんが文句を言った。
👤「はぁ〜?俺、今から帰ってゲームするんだけど…だっる。」
👨🏫「ゲームするだけだろ笑…少しは手伝え」
👤「チッ。わーったよ、やればいいんだろ!!」
熊澤くんも少し苛立ちながら承諾した。
🐷「先生なんて?熊澤めっちゃ怒ってたけど」
🍌「終礼で集めた用紙を司書の先生までって」
🐷「なるほど笑」
理由を説明すると、MENは彼の気持ちを理解したのか、苦笑いしながら相槌を打った。
👤「おんりー、行くぞー!!」
🍌「今行く!!…すぐ戻ってくるね」
🐷「はいよ〜」
私はMENにそう言い残し、教室を後にした。
👤「はぁ…こんなの量少ないんだから、ぜってぇあいつ1人で行けるだろ…」
🍌「まあまあ笑」
こんな感じで、熊澤くんは図書室に向かう道中もずっと文句を言っていた。
👤「……ま、お前と…とか……だけど…ボソッ」
🍌「ん、何か言った?」
👤「なんでもねぇよ。」
🍌「そう…?あ、図書室着いたよ!」
彼が呟いた言葉に疑問を抱きつつ、あっという間に私たちは図書室に到着した。
ガラッ
🍌「斎藤先生、新規学校図書の希望用紙持ってきました。」
👩🏫「ありがとう。助かったわぁ〜」
👤「よし、じゃあこれで仕事終わりな!おんりー行こうぜ!!」
🍌「う、うん。失礼します…汗」
👩🏫「はぁ〜い、気をつけて帰るのよ〜 」
熊澤くんに急かされたので、私は彼の背中を追うように図書室を後にした。
👤「おんりー、早く来いって!」
🍌「ちょっと、そんなに急かさないでよ。そんなに急ぐなら1人で帰ったら良かったのに…」
👤「それじゃダメなんだよ!おんりーに用があるんだ。」
🍌「え、私に…?」
👤「……こっち来てくれ!」
🍌「…!?」
用があると言ったと思ったら、次は私の腕を鷲掴みにして、人気の少ない廊下の方へ連れていかれた。一体、私に何の用なの…?
👤「うし、着いた」
ガラッ
私が連れていかれた場所は、先生の資料などでほぼ物置状態の小さな教室だった。本当に小さな教室で、経費削減のためか電気が付いておらず少し薄暗い。怖いものが苦手だから、早くここから立ち去りたいところだ。
🍌「あの、ここに何のy……!?」
ドンッ
👤「俺、委員会で一緒になってから可愛いな~って思ってたんだよな♪」
👤「なぁ、俺と付き合ってくんね?」
🍌「はッ…はぁ!? 」
物置教室の片隅で壁ドンされながら告白。本当に好きな人なら、ドキドキして、嬉しくて、きっとOKしていただろう。でも、私にはMENという素敵な彼氏がいる。
🍌「ご、ごめん…。私、彼氏いて……汗」
👤「…は?知らねぇんだけど。そいつ、誰?」
さっきの明るく弾んだ声とは打って変わって、少しドスの効いた低い声。私は豹変した彼の雰囲気に驚き、小さな声で答えた。
🍌「め、めん……です。」
👤「MEN……あぁ、あいつか。」
👤「あいつのどこがいいんだよ。あんな奴より、俺に乗り換えたら?笑」
🍌「なッ…!そんなことするわけ…」
👤「チッ…ごちゃごちゃうるせーな。こりゃあ、お口より『身体で』教えた方が良さそうだなぁ?」
🍌「ひッ…!?泣」
🐷seed
🐷「………遅い。」
🐷「遅すぎるっ!!」
ガタッ
今、俺は幼馴染で彼女のおんりーが委員会の仕事から帰ってくるのを待っていた。おんりーは『すぐ戻る』と言っていたのだが、一向に帰ってこない。俺は我慢の限界で、勢いよく自席から立ち上がった。
🐷「ここから図書室は遠くないはず。1回覗きに行くか…。」
おんりーは本の虫とまではいかないが、司書の先生と話が弾むくらいには読んでいる。だから、司書の先生との話が長引いている可能性がある。俺は、おんりーを探しに図書室へ向かった。
ガラッ
🐷「すんません。おんりーいますか?」
👩🏫「あらぁ?おんりーさんなら5分くらい前に出ていったわよ~?」
🐷「……どこ行ったか知ってたりします?」
👩🏫「そういえば、もう1人の図書委員の男の子がすごく急かしてたわねぇ…。」
🐷「ッ…!」
そいつって、まさか熊澤…?あいつッ…『次』はおんりーをターゲットにしていたのか!!
実は、彼と同じ中学校だった奴から変な噂を聞いていたのだ。なんでも『可愛い女の子に手当り次第アタックして、反抗すれば無理矢理やらしい事をしようとしてくる』らしい。
そのターゲットにおんりーが選ばれたのだ。前から彼の噂を聞いて警戒はしていたのだが、全然気づかなかった…!!早く見つけないと…おんりーが危ない!!汗
🐷「あざっす!ちょっと俺、おんりーの事探してきます!!」
👩🏫「気をつけるのよ~?」
ダッダッダッ……
🐷「お、おんりーッ…どこだ!?汗」
👤「おー、MEN。何してんだ?」
🐷「あッ…田中!ちょうどいいところに…おんりー見てないか!?それか熊澤っ!」
こいつは田中。クラスは違うが、同級生で俺の部活仲間だ。唯一、俺とおんりーが付き合っているのを打ち明けた、信用できる男だ。
👤「おんりー…ちゃん……、ってお前の彼女じゃなかった?」
🐷「あぁッ…、図書委員で教室を出ていったっきり帰ってこなくてッ…!汗」
👤「それまずくね…って、あ、待てよ…?」
🐷「なんだ?!」
👤「さっき、ここの廊下で見かけたわ!確か、あっちの空き教室に向かってたかも…。」
🐷「え、まじサンキュー!!俺、ちょっと行ってくるわ!汗」
👤「おう、気をつけてな!!」
超有益な情報を手に入れた。本当に俺はいい友達を持った。今度、お礼しないとな…
🐷「おんりー…待ってろよ!汗」
そう願いながら全速力で走っていると、微かに人の声が聞こえた。彼の言っていた通り、あの空き教室から。
🍌「――!―――!?」
👤「―――!!―――?」
🐷「ぐっ…間に合えッ!」
俺は、ノブに手を伸ばしドアを開いた。
ガラッ
🐷「おんりーっ!!!」
🍌「ッ……めんっ!泣」
ドアを開いたその先は、俺のどす黒い何かが湧き上がってきそうな光景だった。熊澤の手は、 おんりーの制服のボタンを外そうとする直前。おんりー本人も怖かったのか、頬を伝って涙がポロポロとこぼれている。
👤「チッ…もう見つけられたか。」
👤「ま、顔は俺より劣ってるけど、その探し出した男気だけは認めてやるよ♪」
そのとき、俺の頭の中で何かが切れた。
🐷「てめぇッ…!!怒」
🍌「めんっ、ストップ!!汗」
俺は、おんりーの言葉ではっとなった。頭に血が上って怒りが爆発したのか、気がつけば胸ぐらを掴み、今にも殴りそうだった。
👤「んだよ、最後まで殴れば良かったのに笑」
🐷「はっ、俺もそこまで短気じゃねぇよ」
🐷「ただ……、今回のことは先生に報告する。ここは中学校じゃねぇんだ、高校では相応の罰が下ると思うぜ。」
👤「くっそ…!」
ダッ
熊澤は決まりが悪そうにしながら、教室から走り去っていった。
🐷「ふぅー……おんりー、大丈夫だったか?」
🍌「ッ……めん…!泣」
ギュッ
🍌「こッ…怖かった…!告白、断ったのに…ぐす……急に怒ってきて…泣」
🐷「そっか…。すぐ来れなくてごめんな」
🍌「ううんッ…助けに来てくれて…ありがとっ」
俺の胸の中で泣きながら、感謝を伝えてくれた。あぁ、おんりーが無事で良かった。
🐷「にしても、ここまじで狭い教室だな。笑」
🍌「そうだね………。ねぇ、ここに来るまで、教室の外に誰もいなかった?」
🐷「あー、途中で田中に会ったけど、それ以外はいなかったな。」
🍌「そっか。じゃあ……」
ちゅっ♡
おんりーは、俺の唇にキスをしてくれた。
🍌「助けてくれたお礼…めん、大好き♡」
🐷「…おう!!俺もおんりーが好きだ。」
ちゅ♡
俺はさっきよりも甘いキスをした。
🐷「…さ、あんな奴は忘れてゲーセン行こうぜ!今日は暗くなるまで付き合うからさ!」
🍌「うん!!」
おんりーは、とびっきりの笑顔で微笑んだ。
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読切ノベル2作目、読んで頂きありがとうございました~!!!
今回は激しめではなく、ちょっと甘い感じで締めさせてもらいました!
こういうのも『青春だな~』って感じでいいですよねー((((主、現役JK
【お知らせ】
モブのマークを『👤』、学パロなどで登場する先生は『👨🏫』や『👩🏫』で表現することにしました。それと、モブの中でも主要人物(ストーリーにおいて重要な人)の苗字を定着させていこうと思ってます!(名前は未定)
⬇⬇⬇最初期メンバー(仮)⬇⬇⬇
熊澤(くまざわ)・・・ヤンキー。某ガキ大将っぽい立ち位置(性格は一緒にしないであげてくださいね笑)。いつかいい役も頼みたい。
田中(たなか)・・・MENやぼんさんと気が合いそうな明るくて、フッ軽タイプ。ストーリーによっては真面目役も。
足立(あだち)・・・ノリが分かるタイプ。先生とかだと、学生の気持ちに理解のある新人的存在…?(ちなみに、今回の👨🏫はこの人。)
斎藤(さいとう)・・・一旦、唯一の女性キャラ。明るい人で本結構読んでそう。(偏見)
最初期のメンバーはこちらで行こうと思います!もし『まって、知人にこの名前の人いて気まずいんだけど…』など、何かあればすぐコメントしてくださると嬉しいです。(特に田中とかたくさんいると思うので)すぐに『○○くん』とか『△△さん』とかに訂正します!
問題なければ『大丈夫!!』とコメントしてもらえると分かりやすくて助かります。
これは、あくまでも新しい試みなので、アンチコメは勘弁してください…笑
現在、女体化シリーズの番外編制作中です!リアルが忙しく、書くスピード遅めです。ごめんなさい~!!!泣
(実は、ぼんさんのお誕生日FAもまだかけてないんです。早く描かないと汗)
コメント
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甘々最高ッッ!(*`ω´)b 新しい試みでこれって凄い良きですなぁ…! 番外編もわくわくしながら待ってるね!