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……え?
目の前には元貴の綺麗な顔。
突然すぎて頭が全く追いついてない。
ぽかーんと目を見開いて立っていると元貴がいたずらっ子のようにニヤってと笑った。
「あ〜、まじかわい」
????
もうほんとに分からないことだらけだ、
どーゆう状況?
目頭を抑えて少し天を仰ぐ元貴。
「ね、俺のこと好き?」
急に何を聞いてくるんだこやつ。
なぜだかコチラが恥ずかしくなっちゃって顔が火照っているのを感じる。
静かに頷くとまたさっきのように微笑んだ元貴に抱きしめられた。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
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あ〜、ほんとかわいい
さっきから頭が、狂ったのかと言うくらい可愛いを連呼している。
顔を真っ赤にする姿がたまんなくてつい抱きしめる。
やばい。ニマニマがとまんない。
「わ〜かい。こっちみて」
普段よりも甘く、言い聞かせるように言う。
少し涙目な若井がこっちを見た途端にもう一度軽く唇をくっつける。
少しして肩をつかみ少し遠ざかって、顔を見る。
「ね、俺若井のこと好き。」
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
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突然の告白。
さっきから何も理解出来ていない脳が微笑む元貴の顔をみると溶けてしまいそうになる。
元貴が好き?僕のことを?
やばいやばい。やっと頭が理解すると涙が溢れてしまう。
なんせずっと片思いしていた相手だ。
「あらら、泣いちゃって笑。擦っちゃだめだよ。」
そういうとぺろっと頬を元貴の舌が触れる。
その言動にすら涙が止まらない。
「…滉斗。僕と付き合ってくれませんか? 」
少し真剣な面持ちになる元貴。こくこくと頷くと、 ふはっと笑い
「顔ぐちゃぐちゃ」などと言われる。
言われると恥ずかしくて、顔を両手で覆う。
すると元貴は変わらずにまにましながら
「ごめんね。かわいいよひろぱちゃん。」
なんて言いながら頭を撫でる。
あ〜幸せ者だなぁ
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
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やっと若井と付き合うことができた。
嬉しかったのか顔をぐちゃぐちゃにして泣いている若井がたまらなく愛おしい。
頭を撫でるとへへっと笑って
「幸せ者だなぁ」
なんて言うもんだからこちらも嬉しくなる。
若井はもう僕の1部。
若井にとっての僕もそうなのだろうか。
僕は誰よりも君に寄り添っていたい。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
全然進まなかったですね。
つい同じ場面をだらだらと書いてしまう…
なんか一応これCoffeeをイメージして作ってたはずなんですけどね…。
つい甘々展開にしてしまいました。
これからの続きで軌道修正したいな…!
前言った🔞の件はもう少し先になりそうです💦申し訳ないです。
引き続き読んでいただけると幸いです!
コメント
8件
本日、お話発見して一話から本話まで辿り着きました! 王道のすれ違いが淡く甘く綴られ、キュンとなります! 二人の今後がどう展開していくのか楽しみです✨
甘い!!幸せ!!疲れた心に染み渡ります……🫠涙舐め取るのが好きなので最高でした……
嬉しくて泣いちゃうひろぱが可愛い... 物語素敵過ぎて何て言えばいい のか笑 もっくんも言葉一つ一つに破壊力が🥹