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第4話 白花が知らない世界
マリが館に来て、三日目の朝。
セシルは食堂の扉の前で、そっと足を止めた。
扉の向こうから、食器の触れ合う音が聞こえてくる。
朝食の支度は整っている。七人の吸血鬼たちが食事をする時間には、まだ少し早い。
それでも、食堂にはひとりの少年がいた。
マリ:「……これ、食べていいのかな」
マリはテーブルの前に座り、皿の上に並ぶ料理をじっと見つめていた。
焼きたてのパン。小さな器に盛られた果物。温かなスープ。
どれも、昨日セシルが用意したものと同じように、マリのために整えられた朝食だった。
けれど、彼は手をつけようとしない。
セシルは扉を開けた。
セシル:「おはようございます、マリ様」
マリ:「あっ、セシル。おはよう」
セシル:「朝食はお気に召しませんでしたか?」
マリ:「ううん。おいしそう」
セシル:「それでしたら、どうぞお召し上がりください」
マリは、きょとんとした顔をした。
マリ:「……食べていいの?」
セシルの表情から、笑みが消えた。
昨日も、その前も、マリは食事のたびに似たようなことを尋ねていた。
最初は遠慮しているのだろうと思っていた。慣れない館で、客人として振る舞うことに戸惑っているのだと。
しかし、三日目になっても変わらない。
食べていいのか。
座っていいのか。
花に触れていいのか。
部屋の外へ出ていいのか。
そのたびに、マリは誰かの許しを待っていた。
セシル:「……マリ様」
マリ:「なぁに?」
セシル:「こちらでは、食事の前に誰かの許可を得る必要はございませんよ」
マリ:「そうなの?」
セシル:「はい。マリ様のためにご用意したものですから」
マリ:「そっか。じゃあ、いただきます」
マリはようやくパンを手に取った。
その顔には、ほっとしたような笑みが浮かんでいる。
セシルはそれを見つめながら、胸の奥に小さな疑問を抱いた。
どうして、この子は。
こんなにも当たり前のことを、確かめなければできないのだろう。
*
朝食のあと、セシルは談話室へ向かった。
七人が揃うのを待ち、静かに口を開く。
セシル:「皆様。少々、ご相談したいことがございます」
ジン:「おや、朝から改まってるな。何かあった?」
ルカ:「マリに関することか?」
セシル:「……はい」
その名前が出ると、部屋の空気がわずかに変わった。
レイは本を閉じ、ニコは手にしていた花から顔を上げた。ルイもソファの背から身を起こし、朔は静かにセシルへ視線を向ける。
セシル:「マリ様のご様子について、気になることがございます」
ジン:「気になること?」
セシル:「食事の際、何度も食べてよいかと尋ねられます。ほかにも、何かをするたびに、許可を求めることが多いのです」
ルカ:「……なるほど」
セシル:「最初は、慣れない環境だからだと思っておりました。しかし、少し気になりまして」
ニコ:「あの子、温室でもそうだったよ。花に触れていいか、何度も僕の顔を見ていた」
ルイ:「僕が庭に誘ったときも、行っていいのかって聞いてた!」
レイ:「図書室でも同じだった。質問をする前に、こちらの様子を窺っていたな」
朔:「……人の顔色を、よく見ている」
セシルは静かに頷いた。
セシル:「ええ。私も、そう感じております」
しばらく、誰も口を開かなかった。
マリの血については、古い伝承に記されている。
けれど、彼がどんな場所で生まれ、どんな暮らしをしてきたのか。そこまでは、誰も詳しく知らなかった。
ルカ:「本人に聞いてみるべきだろう。憶測だけでは、何もわからない」
レイ:「同意する。こちらの常識を、彼も知っているとは限らない」
ジン:「ま、本人が話したくないなら無理には聞けないけどな」
ニコ:「うん。怖がらせないようにしないとね」
セシルは、全員を見回した。
セシル:「では、本日、マリ様をこちらへお呼びしてもよろしいでしょうか。これまでどのように暮らしていたのか、少しお話を伺いたいのです」
朔:「……構わない」
レイ:「私も異論はない」
ルカ:「必要なことだろう」
ほかの者たちも頷いた。
こうして七人は、マリの過去について話を聞くことにした。
ただし、このときの彼らはまだ知らなかった。
何気ない質問のひとつひとつが、彼らの想像を超える答えにつながっていくことを。
*
昼前。
マリはセシルに連れられ、談話室へやってきた。
マリ:「みんな、どうしたの?」
セシル:「少々、マリ様のお話を伺いたいと思いまして」
マリ:「ぼくの?」
セシル:「はい。こちらへ来る前は、どのようにお過ごしだったのか。お聞きしてもよろしいでしょうか?」
マリ:「うん。いいよ」
マリは迷うことなく頷いた。
そして、七人が座るソファの前に腰を下ろす。
その姿を見て、ルイが真っ先に口を開いた。
ルイ:「ねえ、マリ。村では何をして遊んでたの?」
マリ:「遊ぶ?」
ルイ:「うん! かくれんぼとか、追いかけっことか!」
マリ:「……したことないよ」
ルイの笑顔が止まった。
ルイ:「えっ、ないの?」
マリ:「うん。ひとりでいることが多かったから」
ジン:「友達はいなかったのか?」
マリ:「友達……?」
マリは少し考えた。
マリ:「いなかったよ」
あまりにもあっさりした返事だった。
まるで、昨日の天気でも話すような口調だった。
ルイは何か言おうとして、口を閉じた。
ニコが、そっと尋ねる。
ニコ:「じゃあ、ひとりのときは何をしていたの?」
マリ:「お花を見てたよ。村の端っこに、小さい花畑があったんだ」
ニコ:「花畑?」
マリ:「うん。誰も来ないところ。そこに白い花が咲いててね、ぼく、そこにいるのが好きだった」
マリは嬉しそうに笑った。
マリ:「花を見てると、時間がすぐ過ぎちゃうんだよ」
ニコは、その笑顔を静かに見つめた。
温室で白い花を見つけたときの、あの表情。
あれは、ただ花が好きだからというだけではなかったのかもしれない。
ニコ:「……その花畑には、よく行っていたの?」
マリ:「うん。村の人がいないときにね」
レイ:「村の人間に、行くなと言われていたのか?」
マリ:「ううん。ぼくがいると、みんな嫌そうな顔をするから」
レイの指先が、膝の上でわずかに動いた。
レイ:「……嫌そうな顔?」
マリ:「うん。ぼくが近くにいると、みんな離れていくんだ。だから、誰もいないところに行ってた」
マリは少しも悲しそうではなかった。
それが、かえって不自然だった。
まるで、そういうものだと、ずっと前から決められていたかのように。
*
ルカ:「マリ。君は、なぜ村の人間に避けられていたんだ?」
ルカの声は静かだった。
責めるような響きはない。ただ、理由を知ろうとしている。
マリ:「……ぼくが、忌み子だからだよ」
談話室の空気が変わった。
セシル:「忌み子……でございますか?」
マリ:「うん。生まれたときから、そう呼ばれてたんだって」
マリは自分の指先を見つめた。
マリ:「ぼくが生まれた日は、いろいろ変なことがあったらしいよ。村の人は、ぼくが生まれたせいだって言ってた」
ルカ:「変なこと、というのは?」
マリ:「よく知らない。大人たちが話してるのを、少し聞いただけだから」
ルカは眉を寄せた。
古い伝承に記された血。
そして、出生のときから忌み嫌われた少年。
偶然と片づけるには、気になる点が多すぎる。
ジン:「それで、ずっとそんな扱いを受けてたのか?」
マリ:「うん」
ジン:「……誰も、助けてくれなかった?」
マリ:「助けるって、なに?」
ジンは言葉を失った。
マリは本当に、わからないという顔をしていた。
マリ:「ぼく、悪いことしたら怒られるのは普通だと思ってたよ。だから、みんなが怒ってても、そういうものなのかなって」
セシル:「マリ様は、何か悪いことをなさったのですか?」
マリ:「ううん。よくわかんない」
セシルの胸に、冷たいものが落ちた。
何をしたから嫌われたのかもわからない。
それなのに、嫌われることだけは当たり前として受け入れてきた。
マリにとって、それは疑問に思うことですらなかったのだ。
朔:「……それで、村を出たのか」
マリ:「うん。ここに来ることになったから」
朔:「自分で決めたのか?」
マリ:「村の人に言われたんだよ。ここに行けばいいって」
朔は、それ以上何も聞かなかった。
黒いレースの手袋をした指が、茶器の縁に静かに添えられている。
その横顔には、普段と変わらない落ち着きがあった。
ただ、目だけが少し冷えていた。
*
セシル:「……マリ様。こちらへ来る前、どなたかと一緒に暮らしていらしたのですか?」
マリ:「ううん。ひとりだったよ」
セシル:「ご家族は?」
マリ:「わかんない。ぼくが小さいころから、あんまり一緒にいなかったから」
セシルは、息を呑みそうになるのをこらえた。
十八歳になるまで、マリはどのように暮らしてきたのだろう。
食事は。
衣服は。
病気になったときは。
考えるほどに、知りたいことが増えていく。
セシル:「……では、普段のお食事はどうなさっていたのですか?」
マリ:「食べられるものを食べてたよ」
セシル:「食べられるもの、と申しますと?」
マリ:「村の外に木の実があったり、森に食べられる草があったりするから。あとは、たまにパンをもらったり」
ルカが顔を上げた。
ルカ:「パンをもらう?」
マリ:「うん。余ったものとか。もういらないって言われたものとか」
ジン:「……それだけか?」
マリ:「ううん。たまには、ほかのものも食べたよ」
マリは少し考えた。
マリ:「でも、毎日じゃなかったかな」
誰も、すぐには言葉を返せなかった。
館で出される食事を、マリは毎回、不思議そうに見つめていた。
それは単に、食べ慣れない料理だったからではない。
好きなだけ食べていいということを、知らなかったのだ。
ルイ:「……お腹が空いたときは、どうしてたの?」
マリ:「我慢してたよ」
ルイ:「我慢……?」
マリ:「うん。何もなかったら、仕方ないもん」
ルイは兄のほうを見た。
いつもなら、すぐに何か言い返してくるはずのレイが、黙ってマリを見つめている。
ルイは再びマリへ向き直ったが、何を言えばいいのかわからなかった。
マリ:「……どうしたの?」
マリは不思議そうに首を傾げた。
マリ:「ぼく、変なこと言った?」
セシル:「いいえ、マリ様」
セシルは静かに答えた。
セシル:「何も、変なことはおっしゃっておりませんよ」
そう告げながら、セシルは膝の上で指を握りしめた。
変なのは、マリではない。
この子が、そうやって暮らすしかなかったことだ。
*
しばらくして、ニコがそっと尋ねた。
ニコ:「ねえ、マリくん。村では、誰かとお話しすることはあった?」
マリ:「あんまりなかったよ」
ニコ:「そうなんだ」
マリ:「でも、たまに話しかけてくる人はいたよ」
ニコの表情が、ほんの少し和らいだ。
ニコ:「どんなお話を?」
マリ:「……ぼくの目を見せろって」
セシルは、マリの顔に目を向けた。
今は黒いレースを外している。
昨日まで隠されていた瞳は、談話室の光を受けて静かに輝いていた。
マリ:「見せると、みんな嫌な顔をするんだ。だから、あんまり見せないほうがいいんだって思った」
レイ:「……誰が、そう言った?」
マリ:「村の人」
レイ:「君自身は、どう思っている?」
マリ:「どうって?」
レイ:「自分の目を、どう思っているのかと聞いている」
マリは困ったように考え込んだ。
しばらくして、ぽつりと答える。
マリ:「……よくわかんない。でも、見せるとみんな嫌がるから、隠してたんだよ」
レイは黙った。
目を隠す理由が、自分のためではない。
誰かに嫌われないため。
誰かを怒らせないため。
そうして、マリは長いあいだ自分の顔を覆ってきた。
ルカ:「マリ。君は、自分がどうしたいかを考えたことがあるか?」
マリ:「……どうしたい?」
ルカ:「そうだ。何を食べたいか。どこへ行きたいか。何を着たいか。そういうことだ」
マリは、ますます不思議そうな顔をした。
マリ:「……考えてもいいの?」
その一言に、談話室の空気が凍りついた。
マリは、ただ純粋に尋ねている。
自分の望みを考えることに、許可が必要だと思っているのだ。
セシルは、思わず視線を落とした。
昨日、マリに服を選んだとき。
好きなものを尋ねれば、きっと喜んで答えてくれると思っていた。
けれど、彼はそもそも、自分の望みを口にすることに慣れていなかったのかもしれない。
セシル:「……もちろんでございます」
セシルは、ゆっくりと言葉を選んだ。
セシル:「マリ様が何をお望みなのか、私たちは知りたいと思っております。ですから、どうか遠慮なさらないでください」
マリ:「……そっか」
マリは少しだけ考えてから、微笑んだ。
マリ:「じゃあ、白い花が見たい」
ニコ:「……ふふ。もちろん。いつでも見においで」
マリ:「ほんと? ありがとう、ニコ!」
ニコは笑顔を返した。
けれど、その瞳の奥には、隠しきれない寂しさが浮かんでいた。
この少年は、花を見たいと願うことさえ、許されるかどうかを確かめなければならなかったのだ。
*
話が終わるころには、窓の外の光が傾き始めていた。
マリは椅子の上で小さく伸びをした。
マリ:「……いっぱいお話ししたね」
ジン:「ああ。疲れたか?」
マリ:「ちょっとだけ。でも、みんなが聞いてくれたから、楽しかったよ」
ジンは苦笑した。
ジン:「……そりゃ、よかった」
マリは何も知らない。
自分が語った過去が、どれほど異常なものだったのか。
誰かに助けを求めることも、食事を好きなだけ食べることも、自分の望みを口にすることも。
それらを知らずに過ごしてきたことが、どれほど寂しいことなのか。
マリは、それを寂しいとさえ思っていない。
マリ:「ねえ、セシル」
セシル:「はい、マリ様」
マリ:「もう行っていい?」
セシル:「……ええ。もちろんでございます」
マリ:「じゃあ、温室に行ってくるね!」
マリは椅子から降り、扉へ向かった。
その背中を、七人は黙って見送った。
扉が閉じる直前、マリが振り返る。
マリ:「あ、みんな。お話、聞いてくれてありがとう!」
そう言って、笑った。
いつもの、何の疑いもない笑顔だった。
扉が閉じる。
談話室に、静けさが戻った。
*
ルイ:「……ねえ、兄さん」
レイ:「……何だ」
ルイ:「マリって、ずっとあんなふうに暮らしてたの?」
レイ:「……そうなのだろう」
ルイ:「……そっか」
ルイは俯いた。
いつもなら、思いついたことをすぐに口にする。気になったものには手を伸ばし、退屈すれば誰かを巻き込んで遊び始める。
けれど今は、何も言えなかった。
ニコは窓辺の花を見つめていた。
ニコ:「あの子、白い花が好きだと言っていたね」
朔:「……ああ」
ニコ:「きっと、花だけが安心できる場所だったんだろうね」
その言葉に、誰も反論しなかった。
ジンはソファに深く身を預け、いつもの軽い笑みを消していた。
ジン:「……なんだよ。もっと、わがままな奴でもよかったのにな」
ルカ:「わがままを言う機会がなかったのだろう」
ジン:「……だな」
ルカは静かに目を伏せた。
伝承に記された血を持つ少年。
彼らは、その血を求めてマリを迎え入れた。
しかし、目の前にいるマリは、伝承の中の存在とはあまりにも違っていた。
特別な力を持つからではない。
特別な血を持つからでもない。
彼が、自分のことを何も知らないまま生きてきたこと。
それが、彼らの胸に重く残っていた。
セシル:「……私は、気づくべきでした」
セシルが、ぽつりと呟いた。
レイ:「何にだ?」
セシル:「マリ様が、何かをするたびに私たちの顔色を窺っていたことにです」
セシルは、膝の上で手を組んだ。
セシル:「あの方は、何も知らないのではありません。知らなくてもいいことまで、知らずに育ってしまったのです」
誰も、すぐには答えなかった。
セシルの胸には、昼間のマリの言葉が残っている。
――考えてもいいの?
自分が何を望んでいるのか。
何を食べたいのか。
何をしたいのか。
そんなことを考えてもいいのかと、マリは尋ねた。
セシルは、胸の奥が痛むのを感じた。
もっと早く気づいていれば。
もっと早く、尋ねていれば。
そんな後悔が、静かに広がっていく。
ルカ:「……これからは、少しずつ教えていけばいい」
朔:「……そうだな」
ニコ:「あの子が、自分の好きなものを好きだと言えるように」
レイ:「自分の意思で、選べるように」
ルイ:「……じゃあ、僕、明日はマリと庭で遊ぶ!」
レイ:「急に大きな声を出すな」
ルイ:「だって、マリがやりたいことを見つけられるようにしたいんだもん!」
ルイは、今度は笑わなかった。
ただ、まっすぐにそう言った。
ジンは小さく息を吐き、椅子から立ち上がった。
ジン:「ま、俺も付き合うか。あいつが知らないこと、まだまだありそうだしな」
ニコも頷いた。
七人の中で、誰かが何かを決めたわけではない。
それでも、少しずつ気持ちが変わり始めていた。
マリの血を知りたい。
その願いの奥に、マリ自身を知りたいという思いが生まれ始めていた。
そしてセシルは、窓の向こうに目を向けた。
庭の奥に、白い花が揺れている。
今ごろマリは、あの花を眺めているのだろうか。
誰にも遠慮することなく、好きなだけ。
そうであってほしいと、セシルは思った。
*
そのころ、マリは温室の片隅に座っていた。
白い花を見つめながら、膝の上に古い本を広げている。
ページの間には、村を出る前に挟んだ花があった。
マリ:「……みんな、変なの」
マリは小さく笑った。
昔の話をしただけなのに、みんな難しい顔をしていた。
何か悪いことを言ってしまったのだろうか。
そう考えかけて、マリは首を傾げた。
マリ:「……まあ、いっか」
白い花に、そっと指を伸ばす。
今は、触れてもいいと言ってくれる人がいる。
好きだと言っても、笑ってくれる人がいる。
それだけで、マリには十分だった。
けれど、温室の外では、七人の吸血鬼たちが今も彼のことを考えている。
彼らはまだ、マリが抱えてきたもののすべてを知らない。
それでも、ひとつだけわかり始めていた。
伝承の血を持つ少年を、ただの獲物として見ることは、もう以前ほど簡単ではない。
夜の館に招かれた白花は、少しずつ、その花びらを開き始めていた。
コメント
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うわっ……第4話、読み終わったけど胸がぎゅってなったよ😢💔 マリくんが「考えてもいいの?」って聞くシーン、ほんと心臓掴まれた…自分が何をしたいかすら許しを求めるのが当たり前になっちゃってるの、辛すぎる😭 7人の吸血鬼たちがマリくんの話を聞いて静かになる空気感とか、ルイが「明日はマリと遊ぶ!」って真剣に言うところとか、みんな少しずつ“ただの獲物”じゃなくマリくん自身を見始めてるのがエモすぎます🌸 白い花がこれからどう開いていくのか、続きが気になって仕方ない…!