ロボロ視点
あれから数ヶ月後。
戦争もややこちら柄が有利になって来た。
きっと神はこちらに微笑んだんやなぁ…なんて…。そんなくだらいことを考えてしまっている。
rbr「……………シャオロン。ほんまに知らん?」
sho「その質問今日で5回目ー。知らんってば」
あれから…やはりシャオロンのあのときの顔が忘れられなくて、ゾムに関する質問をひたすら追いかけている。
正直な話し、コイツはなにか絶対隠してるって分かる。だてに数ヶ月間、過しただけある。
rbr「ええもーん…。ほんなら探しに行く。」スタッ
sho「…はいはい…。やめろー。…ガシ」
rbr「だって!分かるやろ!特徴で!」
rbr「正義感あって…かっこよくて、優しくて…」
sho「…正義感?…優しい……?…アイツ…ガ…?ボソ」
rbr「なんか言ったか?…」ジロー。
sho「ッ!?…//…距離近いって!…」
sho「ほら…!//…も…もう就寝時間やから!…」
rbr「……はいはーい。ほなお休み。」
ほんまに…居らんのかなぁ…。…
…この様子やといると思ったんやけどなぁ…。…
…もしかして…俺を置いて…死んじゃった…とか…ッ…
rbr「(いやいやいやいや!!…ッ…。」
rbr「……(そんなこと…ない…よな?…」ゴロン…
、、、。
あー…もう。考えたらよりいっそ寝られへん。…
俺は毛布を体から剥ぐと、薄いシャツのまま外へと向かった。
rbr「…………今日は…満月かぁ…。ハァ…」
数時間後…。俺は散歩がてらランニングをし、軽く岩に腰掛けた。
これを司令官に見つかったら…とんでもないことになるやろなぁ…。ほんとに…。
何故夜にランニングなんかをするのかって?
そんなの…ゾムが夜を好きやからに決まってる…。
rbr「(…もしかしたら…会えるかも…なんて…」
rbr「ックシュッ!…。ぅ゙〜…。流石に寒いわ…ッ。」
諦めて…さっさと寝るか…。
そう立ち上がろうとした瞬間…。…
zm「……………………〜♪…」
rbr「ぁ……。…、、。」
気づけば俺は…ゾムの方へと走っていた。
rbr「ッ!…ゾム!……。ハァ…」
zm「ぁ゙?………、、…ッ…。」
そこには…数年前とはなにもかも違うゾムが立っていた。
身長は桁違いに伸びており…すらっとした体付き。…月明かりで照らされた顔は…少し大人びた顔をして…綺麗は瞳が俺を移していた。
rbr「……ッ…。ゾム…よ…な?…ッ…。」
rbr「…ずっと…。探してたんやで…ッ!…。」
rbr「あの後…強くなって…。ッ!…」
rbr「ここに…ッ居ったんやね…。」…ヘラッ。
眼の前に…思いを寄せていた人が居る…。生きている…そう思うと、自然と頬が緩み手を伸ばしていた…
…バシッ…。
rbr「……ぇ゙ッ…。」
zm「さっきから…ペラペラと…。誰や…お前。」ギロ
zm「…俺は上位軍人やぞ。その話し方…なんや」
そこには…俺の知っているゾムはどこにも見当たらなかった…。
伸ばした手は払われ…さっきまでと違い…血の気が引いていく感触がした…。
rbr「子供のころッ…仲良かったやん…。」
zm「お前みたいな変な紙の男。知らんわッ。」ギロ
zm「お前の勘違いに付き合ってる暇ねぇわ…」
zm「…………さっさと眼の前から失せろ…。」
rbr「ッ…!…」
…忘れて…しもたん…。…?…約束も…?……俺も?…
ちゃんと考える暇もなく…俺の目から…沢山の涙が溢れ落ちて行くのが分かった…。
、ずっと好きだった想い人は…そこには居ない…
ただ冷たい目をこちらに向けて…睨みつけている男がそこには立っていただけだった…。
zm「………チッ…。スタスタ…。」
俺が泣いたのを、面倒くさく思ったのだろう。彼はその場を立ち去り…。そこには俺だけが残っていた。
……血の気が引いて…息が薄くなる…。
涙で視界すら歪み始めた…。
忘れられてた…。覚えていなかった…。
……信じてたのに…。
rbr「ハァ…ッ…ハァ…ッ…ハァ…ッ…。」ポロポロ…ッ…。
rbr「…ッ…。ゾム…ッ…。…なん…ッでッ…?…ッ…ポロッ」
……なんで?…………
ut「……………」
kn「助けに行かへんのか?…」
ut「あそこで助けに行ったからといって…」
ut「俺になにが出来んねん…。アホッ。」
kn「でも…遠目から見ても苦しそうや…」
ut「想い人にあんなことされたら………な…。ッ」
kn「…大切なもの作ると…辛なるって…言ったのに」
ut「…俺が1番可哀想だと思うのは…」
“シャオロン”やけどな…。、、
シャオロン視点…
結局…行ったんやなぁアイツ…。
もっとこっそり行けばええのに。…
…ゾム。アイツは…優秀な軍人や。強く…賢くて…、、なにをそんなに頑張るのか聞いたら…
『大切な人と約束したんや。』
なんて…。、、……
…俺は…ロボロが好きだ。
…数ヶ月。いや…半年過ごして…アイツのことをどんどん好きになっていく反面…ゾムが羨ましくて…
…ロボロがゾムの話しや質問をするたび…
俺はとてつもなく胸が窮屈になって…『俺だけ見て』そう…欲深くなってしまう…。
アイツは…ゾムのことが好きやから…応援しな…
あかんって…心では分かってるのに…。
…これ以上好きになっても…ただ失って辛くなって行くだけだから…。
俺は…この心をロボロに伝えることはない。
…絶対に…。アイツの前だけでは…『いい相棒』で いるために…。
sho「……ッ…ハッ…。ハァッ。ギュ…ッ。(苦しいッ…」
sho「ロボロッ。好きやッ………大好きや…ッ。…」
だが…
ゾムは…俺と比べ慣れないぐらい…
ロボロを思ってるに違いない…。
コメント
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ロボロ、やっと会えたのにな、、何でゾミーは拒絶住んねんやろ、、さすがに人違いとかはないやろ、、 ?人が変わったみたいに違うかったな、、ロボロ、ショックやろうなぁ、、でもそれ以上に悲しくて、ショックなのがシャオちゃんなんやろ、?ロボロのことを想ってるのにロボロはゾミーをずぅっと想ってる、、シャオちゃん、半年も一緒にいるのに叶わないの悲しすぎん、、?(´;ω;`)ウッ…
ゾムすん?!貴方の愛しのロボロさん ビンタとか許せねぇ!シャオさんに殴られちまえ💪💪( ˙👄˙ ) シャオさん...片思いすごいいい(語彙力 続き待ってます! 頑張って下さい🔥💪(´´ิ💋´ิ`)ゥフン!!
こ、これは三角関係と言う物なのか、?てかさゾムさん〜?おっめぶっ飛ばすぞ?なぁ?ロボロが可哀想やろが!!!てか記憶....が、........無い?記憶喪失かな?シャオロンも大変だなぁ....、言葉に表せないのはこう言う事なのか....。