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#この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません
蛇子_tako
77
気分
379
#学パロ
𝓨𝓤𝓡𝓘 @活動休止
183
「ごめんな?小柳も忙しいのに」
「いえ全然、しかも家も本当に近いですし」
「それな!事務所でその話聞くまで知らんかったわ」
「エクスさんは何でここにしたんですか?」
「何となくだよ。適当に選んだらここだっただけ」
俺はエクスさんが新しく借りた新居にお邪魔している
全てを新調したPCのセッティングをして欲しいと言われたからだ
エクスさんも出来るって聞いてた気もするけど、せっかく頼られたのならやってあげたいと思い、夕方少し前に送られて来た住所へとやって来た
「めちゃくちゃ綺麗な部屋ですね」
「新築だからね」
「しかも日当たりも良さそう」
「夏は暑いかもな」
「でもクーラーありますから。作業部屋ってこっちですか?」
「配信する部屋は上の階かな?」
「上っ⁈え‥‥メゾネットなんですか?」
「そうなんだよね、なんと」
「何部屋あるんですか?」
「四つかな」
「えっ‥‥多っ‥‥」
「お前今絶対そんなに部屋いらないって思ったじゃん」
「思ってないですよ!それより上に行ってみても良いですか?」
「うん、いいよ。もう少しは進めてみたんだけど」
俺たちは上の階に上がった
上の部屋は二つあり、手前の部屋が配信部屋だそうだ
部屋に入ると広めの机の上に箱から出されたものや、まだ出されてないものが散乱している
「エクスさん⁈もう並べたって言ってましたよね?」
「小柳が来るまでにやろうとしてたんだよね」
「あぁ、なるほど?じゃあ俺が出したら良いって事ですよね?」
「あははっ、手伝うよ」
「これって夕方までに間に合うかな」
「あれ?小柳、用事でもあった?」
「いえ、ないですけど‥‥」
とりあえず箱から一旦取り出そう
手を止めなければいつか終わるんだから
俺達はそれぞれ作業に取り掛かる
途中エクスさんのスマホが鳴り、どうやらマンションの下に保管してある荷物がいっぱいになったようで、取りに来て欲しいと連絡が入り、エクスさんが慌てて取りに行く事になった
「小柳ごめん!俺荷物取ってくるから少し休んでてよ」
「わかりました。ぼちぼち進めておきますから」
エクスさんが俺に飲み物を手渡すと急いで部屋を出て行った
俺は椅子に凭れながら渡された冷たいコーヒーを飲んで目の前の配線を眺める
結構かかるかと思ったけど、もうこれを繋いだら終わりだ
あとはPCを立ち上げて‥‥
そんな事を考えながら天井を見る
新しい部屋は独特な資材の匂いがまだしていた
少しだけ目を瞑る
それだけなのにとても心地が良い
俺が早く終わったらきっとエクスさんも配信するんだろうな
俺も何かしようかな?
ポケットに入ってるスマホを手に取ると腕が下に落ちる
そして俺の手から零れ落ち、スマホが床へと転がっていった
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コメント
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第2話、読ませていただきました!エクスさんの新居にお邪魔する小柳くん、自然な距離感の会話がすごくいいですね。「何となく」「適当に」って言いながらちゃんと小柳くんを頼ってるところとか、逆に小柳くんの「せっかく頼られたのなら」っていう気持ちがにじみ出てて、二人の関係性がじんわり伝わってきました。メゾネットの部屋の多さに驚く小柳くん、可愛かったです。最後のスマホが落ちるシーン、ちょっとドキッとしました…続きが気になります!