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瑠花に無理矢理連れてこられた場所は、近くの中高一貫校だった
「学校?」
「そっ、ここに今日モンスターが出る」
「…なあ瑠花、前から思ってたんだが、なんでお前らはいつも モンスターが出る場所がわかるんだ?」
「あぁ、そういえば言ってなかったわね」
「ん」
「ん?」
瑠花は俺の方に手を出してきた
「スマホ、さっさと出して」
「えっあ、はい」
スマホを取ると、瑠花は俺のスマホで何かを弄ってすぐに返してきた
「はい、アプリ入れといたから」
そう言って追加されていたアプリは名前が表示されていなく、画像も真っ白だった
「これは…」
「内容を知られないようにアプリ名は無しにしてるの」
「このアプリはセンサーのようなもの、地面の状態からこれから出るモンスターの場所がわかる様になるのよ。」
「よ、良くわかんねぇけどすげぇな…」
「まあ深く考えなくて良いわよ」
瑠花はそのままスマホをいじり出した
俺は少しでも機能を知る為にそのアプリを開いた
アプリを開くとこのあたり一帯の地図が出てきた
俺らが今いる学校には、赤色のピンが刺さっていた
おそらくこのピンがついてる場所にモンスターが発生するのだろう
画面の横にはご丁寧に出る時間のタイマーまでついていた
タイマーには後10秒と表示されていた
「そろそろ来るわよ」
5秒ごろになると、瑠花が声をかけた
その時、悲鳴と共に爆発音が響き渡った
「やっと来た、遼、ついてきなさい」
そう言って瑠花は学校内に入って行った
入っていく瑠花は落ち着いていて余裕な表情を見せていた
数歩もしないうちに校内は消え、モンスターの姿があった
モンスターは数日前のやつとは比べ物にもならないほど大きな体格だった
この前のモンスターはスマイムの様な見た目だったが、今回のモンスターは恐竜を連想させるいかにもという見た目だった
「今回のは大したことなさそうね」
そう言うと瑠花は上着の内ポケットからメスを取り出した
「見てなさい遼、先輩がお手本を見せてあげる」
瑠花は一瞬でモンスターの背後に回り込み
人間とは思えないほどの跳躍力でモンスターの首元まで飛び
そのまま首をメスで切り裂いた
その後また新しいメスを数本取り出し、モンスターの首に全て突き刺した
刺したメスはモンスターの首を貫通し、俺の足元に刺さった
俺は呆然と見ているだけだった
気づかないうちに腰が抜けていた様で俺は地面に座っていた
倒れたモンスターの亡骸を踏みながら瑠花がこっちに向かってきた
「これでわかった?」
「先輩の実力」
瑠花は俺を見下ろしながらそう言い放った
「あ、あぁ…物凄く…」
「それで良いの」
瑠花は満足そうに笑顔を見せた
「よーし終わったことだしさっさと帰るわよー」
「あちょっと待って!足速っ」
「たっだいまー!」
「戻りましたぁ…はぁっ…はぁっ……」
「何よ遼、もう息切れ?」
「お前…足早えんだよっ……」
「あっ、お帰りなさいお二人とも!」
「蝶ちゃんただいまー」
ドアを開けると、偶然いた星嵜が出迎えてくれた
「お二人とも聞いてくださいよ、さっきリルさんと光沙さんが…」
「二人がどうかしたのか?」
そう言っていると、奥から爆発音が聞こえた
「ん??」
「あちゃぁ…やっちゃったんですわね…」
「うぎゃーーーーーーっっ!!!!」
「逃さへんでーーーーーっ!!!!!」
爆発した部屋からリルと光沙が走って出てきた
「えーっと…どういう状況だこれ…?」
「たまにあるんですの…リルさんがテレビを操ってテレビ壊しちゃって光沙さんを怒らせてしまうこと…」
「くっだらな!?」
「光沙さん、普段は温厚なんですが、塵も積もれば山となる形式で何回もああいうのやられると怒っちゃうんですのよねぇ…」
「まあほぼ日時茶飯事よ」
「嘘だろ…」
「今回こそは絶対許さへんでぇ…地獄の果てまで追いかけたるっっ!!!!」
「ごめんごめんってもう絶対しないからーーーーーっっ!!」
「そんなのこっちは何回も聞いてんねん!!!」
「ぎゃーーーーっっ!!!助けて相棒ーーーーー!!!!!」
「相棒?」
「あの人リートって言う人と相棒同士らしいのよ、今は出張中だけど」
「なるほど…」
「とりあえず巻き込まれないように部屋行くわよー」
「わかりましたわ」
「うーん…なんか……大変なんだな」