テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※以下、藤澤受けの過激な描写があります。
夜更け。
森の奥、湿った空気と血の匂いが充満する洞窟の中。
藤澤は硬い石の台に縛りつけられ、円環型の鍵盤を強制的に手元に置かされていた。
「……いつもの、だ」
低く唸る魔物の声。
「……っ」
抵抗の言葉は浮かばない。
身体が覚えてしまった動作が、勝手に鍵盤を叩く。
儀式めいた旋律が響き、赤黒い粉が舞い上がる。
藤澤の瞳は涙に濡れていたが、指先だけは機械のように動き、禁忌の薬が作られていく。
「口に含め。そいつを俺に渡せ」
藤澤は震える手で粉を掬い、唇へ。
粉を含んだ瞬間、舌に痺れるような熱が走り、膝が震えた。
そして魔物の醜悪な顔が迫り、口を塞がれる。
ぬるり、とした舌が奥まで侵入してくる。
「んっ……! やっ……あ……っ」
必死に押し返すが、魔物の舌は蛇のように絡みつき、喉奥を蹂躙する。
「はは……お前の口ん中……最高だ……」
魔物は恍惚の声を漏らしながら、藤澤の唾液と粉を混ぜて飲み下した。
その瞬間、魔物の身体が熱を帯び、触手が何本も伸びる。
「や、やめっ……うぁぁっ!」
手首、足首、腰、胸、喉──全身を絡め取られ、石台に押さえつけられる。
冷たい触手が肌を這い、熱を帯びた部分を容赦なく抉る。
「ひぁっ……! あ、ぁっ……やだ……っ」
藤澤の悲鳴が洞窟に響く。
一本が口に突き入れられ、喉奥を犯す。
別の一本は背後から侵入し、容赦なく深く突き上げてくる。
さらに胸元を弄るもの、内腿を擦るもの、次々と身体を壊すように侵食していく。
「ぁぁああっ……やっ……やめぇ……っ! あぁあ……!」
魔物は白濁を滴らせながら、嬉々とした声を上げた。
「やっぱり……お前は最高だ……っ!」
触手の先端が震え、藤澤の身体に一斉に白濁をぶちまける。
熱い液体が口に、喉に、後ろに、胸に溢れていく。
「ごほっ……! や……あぁっ……」
全身を白濁に覆われ、痙攣しながら声にならない喘ぎを上げる藤澤。
視界が滲み、意識が暗闇に引きずり込まれていく。
藤澤は、石台の上で身動きもできないまま白濁で塗れていた。
意識を失っていたはずの彼は、冷たい雫が頬を伝う感覚にゆっくりと瞼を開いた。
目に映るのは、洞窟の天井に灯る怪しい緑色の光と、醜悪な魔物の影。
「目を覚ましたか。お前の身体はまだ壊れちゃいない。……さぁ、もう一度だ」
ぐちゃ、と湿った音と共に再び触手が蠢く。
藤澤は反射的に首を振るが、拘束はさらに強く締め付けられ、息をするのも苦しい。
「やめて……もう、やめて……」
かすれた声で懇願する。
だが魔物は獰猛に笑った。
「やめろ? 違うだろ。お前の魔法が欲しいんだ。
お前の苦しむ姿が、一番質の良い粉を作る」
藤澤の胸の奥に冷たい恐怖が走った。
円環型の鍵盤が無理やり目の前に置かれ、触手が彼の指を操るように押さえつける。
仕方なく鳴らされた旋律は、悲痛な叫びにも似て、空気を震わせた。
粉が舞い上がり、再び魔物の口へと吸い込まれていく。
「あぁ、気持ちいい……。いい子だ……もっと、もっとだ」
触手が藤澤の喉奥に突き込まれ、胃液のような味が込み上げる。
「ぐっ……あ、あぁ……っ!」
背後から侵入する別の触手が、容赦なく藤澤の深部を抉り、強引に形を変えて広げていく。
「うぁっ……いやぁ……っ! もう、入らない……っ!」
泣き叫ぶ声は洞窟の壁に虚しく反響する。
白濁が流し込まれ、胃も腸も灼けるような熱に支配される。
「まだだ。お前は器だ。俺たちを受け入れろ」
藤澤の視界が滲む。
体の奥が、今まで味わったことのない熱と快感に侵され、脳が焼き切れそうになる。
「やっ……やめて……! こんなの、望んでない……っ」
「違うだろ? お前の身体は“望んでる”」
「んぁっ……あ、あぁっ……!」
喉を突かれながら、藤澤は無理やり声を絞り出す。
次々と触手が震え、濁った液体を中へ流し込んでくる。
後ろから、口から、喉から、体内は溢れるほどに満たされていく。
『……涼ちゃん!』
『……負けるな!』
――どこかで、呼ぶ声がした。
元貴と若井の声。
だが、藤澤には届かない。
彼の瞳は虚ろに揺れ、声は掠れて震え、
ただ白濁に塗れながら、魔物の器として絶望に沈んでいった。
コメント
6件
涼ちゃぁぁぁん大丈夫かな!?2人が見つけてくれるといいけど...
元貴!!若井!!早く涼架を助けてあげて~💦
わぉ。早く涼ちゃんを二人が助けてほしい! 続きが楽しみです!!