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春のベルリンは、より美しい
だが、それよりも美しいものがある
我が国の国境でも、このベルリン大聖堂でもない....
カイザーである余こそ、世界の覇者であるにふさわしい..
「ふふふ…」
「陛下ぁ?何してるんですか?会議始まりますよ!」
わが忠実なしもべである宰相ホルヴェークだ。
「あぁ、すまない。そうであったな」
会議…そうだ会議か。余の世界政策についてであろうか...まぁよい。我が偉大なドイツ帝国参謀本部の実力を見定めるいい機会だろう。
「車を用意しろ。」
「…はっ」
「陛下!ささ、どうぞお座りくださいませ」
こいつは、余の信頼たる小モルトケだ。 フランスとの戦いではあの大モルトケのように、粉砕してくれるだろう。
「おう、すまないな。」
「…では、お揃いになりましたようなので、こちらのシュリーフェン・プランの見直しについての会議をですね....」
「ーーーーーーーーーーーーーーーーであるためであります...」
「はい、わかりました。それでは最後は、皇帝陛下。お願い致します。」
「…英仏露との戦争は避けられないものである。もしも戦争となっても、我らが三国同盟や、バルカン諸国などのアドバンテージがある。そしてフランスは普仏戦争のように蹂躙され… ロシアに至っては黄色人種よりも劣るものである!」
「これらの事実により!われらの祖国の勝利は必然的なものになるだろう!!!!」
「近いうちの戦争に備えろ!勝利は確実だ!」
この熱狂的な演説により、ドイツ国民は奮い立った。
しかし、残念ながら、「その言葉」は噓となる
このときは、考えもしなかったのである…..
「ん、これは…」
「へ!!!陛下!!これを!」
「ドイツが負ける」ということを…
そして
ある塹壕に、とある「少年」がいたことをーーーーー