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「ないこ、一個だけお願い聞いてあげる」
「へっ、」
突然、まろに言われた台詞。
特に今日は記念日でも何でもない。
はっきり言って、疑いしかない。(
「ッ何が目的……?」
「っはwそんな構えんなやww何も目的はないで?w」
まろがふっと吹き出し、笑いながら言う。
……目も笑ってる…。
何か企んでるとかではないっぽい……
「っじゃあ、……膝、枕……したい…」
え、待って自分で言っといてめちゃめちゃ照れるんだけど。
まろの方を見ると、何も言わずニマニマとほくそ笑んでいる。
くそっ……//
「じゃあ俺は、下でええんかな?」
その言葉に頷き、正座して待っていると
柔らかい髪の感触と、重みが伝わってきた。
そして、まろと目が合う。
わ、なんか見下ろせる優越感。(
自然と腕がまろの頭へ伸び、撫でる。
まろは目を見開いて驚いたような表情をするが、すぐ心地よさそうに笑った。
やっぱ、こいつ顔面良いな…//
「いつもは俺が下だからなんか優越感……w」
そう俺が口にすると、まろの表情が数秒固まり、
撫でていた左手を握って、薬指あたりにキスしてきた。
「へっ…///」
「こうやって、ないこを赤く出来る方が優越感…♡」
そう、さっきみたいにほくそ笑む。
まろに手のひらの上でくるくる踊らされる。
俺は、上でも、まろを思ったように出来ないみたいです……。
「ないこたん。 まろさっきのムラついたんだけど」
「嘘じゃん……」