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仮面舞踏祭は二次会へと
林間学校の最重要責務!
リズとパティがトリガーの銃口を身構える、その場しのぎの解除。貨物列車が右往左往に揺れてレールの上から外れた!! ブラックスターが座椅子に寄りかかって武器姿の椿と対話を試みる。
「グレートミッション開始!! シャッターチャンスは今だぜ、マカ、ソウル!」
「もー、すぐ調子乗る!」
車内には標的の敵意の熱視線がじわりじわりと迫り来る、緊迫の瞬間! 俺以外の世界なんて滅べばいい!! 黒星忍術其の二ノ絵巻~まきびし天獄!! 食らいやがれッッ
「椿! くす玉モードっ」
学生生徒は全員車の外でトンネルの急カーブに揺られて風と化す、他意は無い!! 死神と魔鎌、どっちが偉い!? 愚問の逆境にもめげず歯を食いしばるマカが一瞬の隙を狙って獲物の首輪を駆る!
「スラッシュスター! タッグアタックだ、俺に合わせろ!!」
「嫌だ」
「小娘ごときに倒せるほど俺の目は節穴じゃねェ!!」
「もぅ……任せて!」
椿は頭を抱えて煙玉になりその場しのぎを開始したー支援物資は無事!? ソウルの魂が私に共鳴してゆく……波長を合わせろ! キッド達は融合してデス・キャノンを発射した……三、二、一。。
「これでトドメ!! マカ・アルバーン、行きます!!」
クールに決めろよ♪ ソウルが身を引いて男の背中を向ける、哀愁? そんな年頃か!! 俺達の勝ちだ、吸血鬼といい弱くない?? 専門学校のレベルが高過ぎなの!? 全員無事の大脱出劇→センター試験合格ライン必須、乙!!
「素晴らしい。イメージトレーニングの賜物ですね、課外授業終了」
教頭はノートPC越しにZOOMのアプリで話している。全てドッキリ?? これも一人前の“神様”への第一歩……皆が全員拍手をして迎え入れる、相手は勿論ー
「ヒーローは人気者で忙しい! 楽勝快勝俺最強ー!! ダーハッハッハ、これよりサインと撮影会に入る! 椿」
「調子に乗り過ぎ!」
「あのー……テステス」
アリスがマイクを握りアンプの音量を倍加した。これにて一件落着☆ 寮でパーティ、カラオケ三昧な!! お前等おk?? 親指を立てる一同!! 良いねえ青春!!
「運転手居ないんですけど、オートマ?? 生成AI??」
は? でジマ!? じゃあこの列車はどうなっちゃうの~! 敵の魔力……マカが一歩を踏み出す、鎌の扱いなら任せてっっ
「残留思念は感じない、危険だ! それ以上深追いするな。チャンスなら無限にある」
ソウルとキッドが片手を差し出す。友情の勝利ーとりま単位GETっしょ!! 教頭……?
「問題が生じたな。私の“氣”をやる、周りを確認した後、帰還したまえ! 家に帰るまでが旅行だよ……我が最愛の子達」
「……」
アリスが異変に気付く。黒猫に戻らない理由が見つからない……? リズとパティが宙を向いた直後の事件だった! 突如揺れ動く車内、そしてー
(あーテステス。この列車は1分後自爆しま~す♬ 終了乙)
は?? 吸血鬼の声、生きてたの!? テレパシーなんて呑気にしてる場合かっ、逃げ惑う生徒達とブラックスターが逆方向に進むーピンチは大チャンスだぜ! 必殺、剣星……熱視線ファイアー!!
「俺に勝てる訳無ェだろ、HEROはいつも胸の中に色褪せない記憶と愛すべし記録に眠る……アレ?」
「噛んじゃ台無し。TAKE 2」
キッドが場を呈するー武器職人がゲートを拓きスケボー姿で雨空を滑空した一人、先に先に! 誰も死なせない、なんてシリアスな感情一つ吐き捨てて夢の融合を果す!!
「魂の共鳴ーデス・ザ・キッド。俺と意識を紡げ!」
「大歓迎だ、俺は寂しがり屋だからな……他者の施しには人一番に反応してしまう性分さ! 笑えるか? ソウル・イーター」
マカが拍手をしてる……カウントダウン、5,4,3ー
ブラックスター小物疑惑★
秘密結社Mr.BRAINのナンバーズが集結した。四人のスペシャルズ……死武専の専門学校生を突け狙う吸血鬼含む残りの三人が亜空間の円卓のテーブルにて集うー
「先日前夜の強襲は失敗に終わった。エグリゴリの少女の魂は日に日に磨きが掛かる、プリベンターファイア」
敵意が増してゆく。貨物列車の仕事の任務は能力の見計らいと同様のサブ・ミッション……ブラックスターの潜在能力とソウル・イーターの一途なパートナーへの愛情が世界を救う、否?
「……まあいい。多少の我慢も人生の付き物、我々の目的は俄然として変わるはずも無い」
ガイアが片指を鳴らす。アンプのスピーカーからベートーヴェンの【運命】のBGMが流れ始めた、狩りを続ける!
「子供など取るに足らない存在。我がウィンド(最高な依存先)に総べて任せて遊べ。最も、邪魔者の排除を怠るな」
吸血鬼=プリベンターウォーターが生きていた。無限の生命、不死の個体……重複する魂の熱波が場の空気を律する!
「時が解決してくれる……前代未聞の新時代。彼らが救世主(メシア)に成りうるのか、それとも」
「私も同感だ。キッド三人衆と黒猫アリスは選ばれし英雄、他意は無い」
意見は合致したー四人の使者が頷き納得する。これが世情の正史、手札は揃いつつある……DOUBLE×JOKERは当然! 四人が声を揃えたー
「異論はあるかね。諸君」
「現状維持の経過観察の保護処分の猶予、熟すのを待つか。暇を持て余す……ポーカー、大富豪、ブラックジャックでも始めるかね」
亜空間に満ち満ちてる嘲笑とロマネスクのムードが淡い香水と長閑な情景を鑑みる、成人しては大人の階段を登りゆく級友達から目が離せない。
「状況開始」
闇のカーテンレールが向かい風に揺られ翼をはためかす、命運は託された。革新の核心!Mr.BRAINは解散した。プリベンターは四人→火、地、風、水の四種類のエレメントが死武専を狙い撃つ、快活の瞬間……黒猫のアリスは的の外。教師も先生も人の上に立つ聖者も総て無視、異議ナシ! 夜闇のカーテンレールは円卓のテーブルの上に置かれた数枚の切り札ー最早迷いなど虚無。マカ・アルバーン=ソウル・イーターのペア(1)ブラックスター=中務椿(2)デス・ザ・キッド=リズ・トンプソン&パティ・トンプソンの三人組(3)。これら全員が標的~ターゲット! 孰れも年端の行かぬ十代の未成年の“若気の至り”。落ち着け。その場しのぎを止めろ。ファイアーは吸血鬼の不死の個体、種の起源の【人体の謎】を突き詰めたばかりの吉報を知るー明日は明日の風が吹く……専門学校「死武専」VS秘密結社Mr.BRAIN。四人の使者は旅立った、亜空間のパラレル・ワールドの新事実。人間→脳、魂、両親譲りのDNA・血液・骨肉etc……その他のエレメント。青春の学び舎が粗相を起こす前に、密に密に。しかし……
「ウォーターに背負わせすぎでは? 昨夜の少女への災いも無駄に終わる」
「良いんだ。四年後の歳月……社論も正しき認識」
「貨物列車の支援物資は其方の管轄では? ウィンド」
「彼らの友情に乾杯。我々にも意地が在る」
纏らないねェ♡ アリスのテレパシーが筒抜けの情報を察する、気まぐれな風が吹いたか? 黒猫め!
(あんた達、爽やかでも可愛くも無い! 不合格~(*´ω`*))
敵意を察知して魔法のタクトの棒を振りかざす彼女に迷いは無い、ミスブレショッボ~い。ソウルに送っちゃえ☆ 専門学校での学び舎が集会の誘いをスマホ成らぬ脳内の叫喚となり帽子を脱ぐ少年の銀髪にまで届く……
「あ? マカ、何か用か??」
隣で必死に講師の授業をノートに書き写す彼女は首を横に振る、周りは静か。
「アリス、こちとらマジ系だぞ。苦学生倫理的な思考回路で同じ穴のムジナ大海を知らず……早くDJ・プロダンサーの動画見たい」
「五月蠅い」
マカ・チョップ! 国語辞典の厚みが重力と相重なり脳天を突く、可愛く無い女……美人は三日で飽きる。アリスとの逃亡劇がしつこすぎる天敵を呼ぶ。。
(寂しくて自分の我が儘し放題か。自分勝手な魔女な事、人の気持ちも考えられない奴が俺と喋って幸せぶるなよ不幸人)
アリスは他愛も無い話を寮のロビーの出入り口にて大家さんと話している。
(私のどこが不幸なの? テレパシーって最高でしょ?)
(その所為で世界を滅ばせても俺を優先するなら全て投げ出して音声だけに成れアホ女)
下らん。まともな教育も受けずに育った甘ちゃんが、信頼関係の無い証拠ー
(今度話しかけてきたら掻っ切ってやる。現実でだぞ!)
(ふ~ん)
それ以下確定=中毒症状!? ワイヤレスイヤホンを付けてエミネムの歌聞いた方がよっぽどグッドホルモンだ、全く以て無駄無理無謀……あんたの恋は実らない、永遠に。早く諦めろブス!!
(女ごときが俺の世界に入ってくんな!!!)
(アハハ。ムキになって可愛い♡)
「幻聴」
授業は平凡で退屈でままならない……3時限目終了ー! 次はドッジボールの校庭でのスポーツ講座。俺のターンだ、準備運動のラジオ体操なら寮の毎日のいつもの光景、風は美しき美麗なままで良い。生徒達は無心でジャージに着替えて階段を降りた。グラウンドは埃被った体育倉庫を誰も居ない恍惚としたXXXXアピールを承認シタ。
「鬼さんこちら! ソウル」
「生きてる人間の方がよっぽど醜悪。穢い欲望のストーキングが精神を削りゆく」
「ん~~、その詩も不合格! 次」
ボールは友達? これがセカイの艶やかな面構え。死武専泣く!! ったく、一人の為に。みんなの為に?
「ワンフォーオール。オールフォーワン、OK?」
「しつこい、警察のお縄だ~ハルマゲドン開始ッ男子弱」
ドッジボールがSTARTした。ブラックスターとキッドが調子に乗っている、女子は爪のマニキュアを気にして軽やかだった。顧問の先生は隙だらけ!
「講師マリオ、偶には生徒の言うこと聞け!」
マリオは黒髪を研いで新米教師らしからぬ言動を突く。
「それくらい分かれ。写真集買え、童貞グループLINEスタンプ推すぞ」
嵐吹く授業は怠惰で退屈もいいとこだった……これ以上無い最愛だ、田舎の母ちゃん父ちゃん。若々しい白い素肌で可愛げの有る将来有望な女子先公の塊。。椿とマカが赤白帽でダブルドリブルを噛ます!
「コラーッ勝手なことするな!! 夢より現実‐REAL見ろ、レッドカードッっ」
専門学校はバカ騒ぎ! 乙女の大乱闘が0と100の間を彷徨う、離別の模範劇! マリオが初心者マークの先生面でホイッスルを鳴らす。砂塵のカケラ……ブラックスターが豪速球をブチ噛ます!! 目立ちたがり屋なんて一人で十分ー
「ファイアーボール!! 全員お陀仏だぜ」
ソウルが魂の共鳴を果す! 焼け焦げた両手でクールに受け止める、マリオが何やら叫んでいた……
「俺にきのこくれ! コイン集めりゃ良いんだろ、セカイなんて単純で一途なんだ!!」
爆笑の嵐。可愛い顔してハードな事言う、そういう系か!? アメリカの自由の女神の裸婦像に負けろ日本!! ナンバーワンはこの俺、地球は公転・自転を繰り返す、月のクレーターはでこぼこして……
「うるせえ! 興味無ーぞ男衆散れ」
「アハハ。無視無視!!」
「やめなよ。もー」
「花啓く心ってか!? 夢見すぎ批判しすぎ焦り過ぎ、水くれ~~~」
楽しくわいのわいの、授業は続く。マカとソウルが外野に回った。あー楽だ。このまま、もうどうでも良いや♡ 極楽浄土に召される~~
「負けてもどっちでもイイ! コレをなんとかしろッッ」
マリオの奴相変わらず童顔に似合わず強気っっオレ等と大して年齢変わんねェ癖に(*´ω`) 椿が彼を洗脳(マインド・コントロール)する……いつもの事ジャン♬
「もぅ。無茶ばかりして、怪我して痛い目見るゾ」
「俺の太陽には誰も勝てない、神候補のゼンジドウ・マシン!! 笑う門には福来るーお前もイイ感じに成れ」
ピー!!! ホイッスルで試合終了の合図ッッとりま寝よ!!!! ソウルが帽子を外して着替え出す、ジャージ姿から私服に早着替え☆ キッド達三人衆も同様、駄弁ってガッコ生活終わり。
「いーのかなぁ。この気持ち良さ知っちゃった」
皆が三々五々帰ってゆく。秘密結社Mr.BRAINの四人組の願望、夢想は果たしてー!? プリベンター達急接近!! イヤーワームは二年後止まるゾイ♪
文化(文明)10000%要予約、とりまセーブ&ロード&キープ♡