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「 はぁ 、 っ … はぁ … 」
「 赫 、 大丈夫 ! ? 」
「 何とか 、 な 。 」
「 ごめん ね 、 俺 の せい で 」
「 お前 は 悪く ねえ よ 。 」
俺 は 桃 を 突き 飛ばし 、 ぎり ゞ の ところ で 車 を 避けた 。 これ じゃ 、 折角 の 楽しい デート が 台無し だ 。
でも この 後 、 桃 が 言う 言葉 は 決まってる 。
『 アイス でも 買って もう 帰ろ っか ? 』
何で 分かる か って ? … 秘密 。
「 そう だ な 、 もう 疲れた し … 」
『また 明日 な 。 』
「 うん … ? 家 着いた ら 連絡 して ね ! 」
桃 に 別れ を 告げ 、 俺 は 自宅 へ と 向かう 。
景色 が 変わらなくて つまらない 。
… 桃 が 居る から 耐えられる 。 今日 みたい な こと が 二度 と 起こらない よう に 、 毎日 ゞ 桃 に 会う 。
さっさ と 同棲 でも 始めたら 良い って ? 俺 も できれば そう したい 。 てか したくない 訳 ない 。
… でも しない 。 無駄 だ から 。
家 に 着く と 、 とりあえず 桃 に 連絡 を する 。 その 後 は いつも の よう に 飯 を 食い 、 風呂 に 入って 寝る 前 に 日記 を つける 。
… 何 の 日記 か って ? 勿論 桃 の 観察 日記 だ 。 他人 に 見せる 訳 ない けど な 。
一通り 書き終える と 目覚まし時計 を つけ 、 布団 に 入る 。
毎日 考える こと は 1つ しか ない 。
『 また 明日 』
それ は 、 一種 の お呪い だ と 、 俺 は 思う 。