⚠︎︎実際に存在しているVTuber様とは関係ありません。
⚠︎︎甲斐田推しが書いてるので推し贔屓が多いと思いますがお許しください。
⚠︎︎ただの妄想です。
ピンポンパンポーン
病院の放送で目が覚める。
今日は昨日より体調がいい気がする。
「晴くーん?体調どんな?」
「あ、せんせーおはよ」
「はいおはよう。今日は大丈夫そうだね。
天気いいけど外散歩する?まだ万全って言うところじゃないから車椅子だけど、、」
「やだ。」
「はいはい」
「ねぇ今日って院内学級ある?」
「今日はお休み。
あんまり無理しすぎるとぶっ倒れるからね」
「わかってまーす
僕の体のことなんか僕が1番理解してんだから」
「はいはい。さっさと朝ごはん食べて血圧と体温測るよー」
「ねーせんせーーーひま」
「私に言われても困るわよ。窓の外でも見てたら?」
「飽きた。」
「知ってる。少しでも気分転換になるかと思ってちょくちょく病室変えてるんだけどね」
「病室変わるのってそういうことだったんだ、、」
「じゃあなんで僕の担当は先生だけなの?」
「なーにこんなおばさんは嫌ってか?」
「そういうことじゃないけどーー?」
「んーまぁ晴くんがこうやって沢山話してくれるのって、小さい頃から一緒に居る私くらいだし、、」
「そゆこと。」
「たまには他の人ともちゃんと話しなさいよ」
「ずっと病院にいたら話す機会ないんだもーん」
「まぁそれもそうだねー。 」
「じゃ先生用事あるから」
「えー暇つぶし付き合ってよーー」
「先生はそんなに暇じゃないんですー。
今日から新しい人がくるの。晴くんとも歳近そうだったから話してみたら?」
「絶対やだ。」
少し外の空気が吸いたくなって窓を開ける
「うぅ、、さむっ」
ずっと入院していてリハビリ位でしか運動しない僕は寒さにも弱くなっていた。
「もうすぐ春かぁ〜、、
世間では新学期の季節ねぇ」
「ちょっと散歩するかぁぁ〜」
見慣れた殺風景な院内を散歩する。
「い”やだぁぁぁぁ!!」
「はいはいすぐ終わるからねぇ〜」
ここは大きな病院という事もあって子供から老人まで入院している。
適当にプラプラ歩いていたら小児科の方まで来てしまった。
「お兄ちゃん面白い〜!! 」
「にゃはは〜〜俺にかかればこんなん楽勝や!!」
なにあれ、僕と同じくらいの人が子供達と遊んでる
バカバカしい。
別に子供が嫌いってわけじゃない
昔の僕と姿を合わせてしまうから少し苦手なだけだ。
そんなことを考えると、その人と目が合った。
にこっ
っっ!?!?/ なになに!?イケメンに微笑まれたんですけど!?!
随分と顔のいいイケメンだな、、、
早く戻ろ
「ねぇ、お兄ちゃん、、」
「ふぇっ!?」
「んへへぇ〜変な声ぇ!」
え、え、?僕に話しかけてんの、??
ど、どういうこと?なんて話しかければ、
子供の世話なんてやったことないし、、
「え、えっとぉ、、 」
「ど、どうしたの?」
「あのね、さっきね、先生に呼ばれてね、
青いお部屋に来てって言われたの。」
青いお部屋、、、診察室の事か?
「でもね、ばしょがわかんなくなっちゃったの、、」
僕は分かるけどぉ、、どうしよう
案内した所で話す話題もないし、、もし場所が間違ってたらぁ、、、
「お兄ちゃん?」
あぁもうどうにでもなれ!!!
「ぼ、僕場所知ってるから一緒に行こうか!」
「ぱぁ!!いいのぉ!!」
「うん、、」
「ねぇ、お兄ちゃんはいつからここにいるの?」
「え、んーとね、、君よりもうちょっとちっちゃい時かな」
「へぇ、、じゃあべてらんさんなんだね!!」
これ僕会話続けられてる、、、??
緊張で道間違えそうなんだけど
「はい、着いたよ」
「お兄ちゃんありがとう!!!あ!せんせー!!」
「あら、甲斐田くん!案内してくれたのね
ありがとう!」
「い、いえ、、」
「でも季節の変わり目なんだしあんまり激しく動いちゃダメよ」
「はいぃ、、」
不破siten
「お兄ちゃん面白い〜!! 」
俺は今、ガキと遊んでいる。
「にゃはは〜俺にかかればこんなん楽勝や!!」
子供は好きだ
見てると元気を貰える。
訳あって病院に入院してて、あんまり動いちゃダメって言われたけど、、、
暇すぎるねん!!!!!
って訳で適当にブラブラしてたらここまで来て、近くにいたガキ達と遊んでるって訳。
なーんて考えてたらなんか目線を感じる
(なんや??、、、!?)
目線を感じる方向に目をやると、そこには顔のいい奴が立っていた。
長らく入院しているのだろう。
白い肌
色素の薄いパールグレーの髪
春の青空を閉じ込めたような瞳
中性的な顔とは裏腹に平均より高い身長
(、、、好きや)
恋愛的な意味じゃないが
にこっ
俺が微笑むとそいつは顔を真っ赤にした。
なんや可愛いやつやな。
歳は同じくらいか?
なんかガキに話しかけられてるような気がしたが俺の脳内はあいつのことでいっぱいだった。
「、、、さん!!」
「不破さん!!!!」
、、ん??
「げっ!!!見つかった!、」
「げっ!!じゃないですよ!探したんですからね、、」
「ほら部屋に戻りますよー」
「いややぁ〜暇なんやぁぁぁ」
「ワガママ言うんじゃありません!」
「ほら!ガキ達も俺と遊びたそうに見てるで!」
「子供たちも患者さんなんですから!」
「ちぇっ、、」
そんな会話をしているといつの間にか部屋に来ていた。
「午後からはお兄さんが着替えを持ってきてくれるらしいですよ」
「んぁぁ〜〜、、」
「ねーせんせーーー
肌が白くて、パールグレーの髪の毛で、青い目で俺と同じような歳の子っている?」
「青い目、、、、」
「多分、、甲斐田晴くんじゃないかな?」
「ちょうど隣の部屋だし、晴くんの担当も私だから。
話したきゃ言ってね、まぁあっちが許すかわかんないけど」
「甲斐田晴、、ねぇ」
俺は『甲斐田晴』と言うやつに興味を持った
コメント
8件
お話最高でした!続き待ってます!!!
お話めっちゃ好きです! 続き待ってます!!
恋愛系だ〜!🫶✨ めっちゃ好き、、!!