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森と太宰は暫く話をした。
暗殺の仕方だとか、その後だとか。
そして、太宰がポートマフィアの構成員と成った日には特攻派か交渉派か、どちらが太宰に向いているか、も。
「太宰くんは顔が整っているし、これだけ賢いからねぇ…交渉に向いてる…でも…反射神経が類を見ない程優れているからね…鍛えさえすればね、うん…」
「ねぇ、交渉ってさ、騙せばいいって事?」
「大雑把に云うとそういう事になるね。
まぁでも…身体を売ることもあるよ」
森の言葉に太宰は口を尖らせて云った
「頑張れば身体なんて売らなくて済むでしょ?」
森は首を横に振った。
「頑固なのが居てね。身体を売るっていう前払いがないと情報という商品をくれないのも居るよ。それに、交渉派は鍛えないからね、監禁されてハニートラップの為にとことん敏感にした身体を弄られちゃうんだもの。大変だよ。」
太宰はむぅ…と考えるとぱぁっと笑みを浮かべてこう云った。
「なら鍛えればいいんじゃない?普段は特攻派で、ハニートラップ仕掛けない程度に交渉…とか!」
「まぁとりあえず事が終わってから考えようか。」
「そうだね、首領を殺さなきゃ意味が無いや。」