叔母さんは麗がぐずりそうになったら、
「はぁい、どうしましたか?」
ってすぐに話しかけてた。ただあやすんじゃなくて麗が何を言いたいのか聞こうとしてくれてたんだよ。
もちろん赤ちゃんだった麗が普通に話とかできるわけないんだけど、
『どうせ聞いても分からないんだから聞くだけ無駄』
みたいに考えてなかった。分からなくても聞くようにするのが大事だって。
大人相手だとまたちょっと考えなきゃらしいけど、小さな子供相手だと特にそれがあるかないかでぜんぜん違ってくるって。
まあ大人でも、
『この人は話を聞くつもりないな』
って感じたらまともに話そうって気になれなかったりするよね。子供は特にそうなんだってさ。今は私もそれが分かるよ。






