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#BL
暇人
54
はい、書き初め!(?)
まぁ、やっぱね。始めはね。
師弟コンビでしょうよ!!!!!(大好物)
てなわけで、行くぜ!\(^o^)/
【注意!】
・キャラ崩壊してるかもです
・口調迷子です
・解釈違いかもです
・フォントの大きさめっちゃいじってるので見にくいかもです
・誤字・脱字・誤用に注意です。見つけたらご報告お願いします
・これを読むことによっての被害について、ヌッシは一切責任を負いません
・もうなんでもいい。なんでもこい。受け止めてあげるから(?)の人だけお読みください
「へえ、降水確率0%でも雨が降ることは、理論上あり得るんだ。」
QuizKnockのオフィス、昼下がりのリフレッシュスペース。
ソファに深く腰掛けた河村拓哉が、スマホの画面から目を離さずに呟いた。
その向かい側で、ふやけたカップ麺の湯気を眺めていた須貝駿貴が
「お、なんだなんだ? 科学の敗北か?」
と身を乗り出す。
「いや、定義の話。気象庁の定義だとね、降水確率って『1mm以上の雨か雪が降る確率』なんだよ。つまり、直径が0.5mmに満たないような、霧雨とかごく微量な雨がどれだけザーザー降っても、統計上は『降水なし』に分類されるわけ。だから『降水確率0%の雨』は、気象予測のミスじゃなくて、単なる四捨五入と定義の隙間なんだよね。」
「なるほどなー! 1mm未満は切り捨て御免ってわけか。じゃあ、降水確率100%でも、バケツをひっくり返したような大雨になるとは限らない、と。」
「そう。あれは『雨が降るか降らないか』の確率であって、雨量(強さ)とは関係ないからね。確率100%でも、霧雨が1mmだけ降って終わりってこともあるんだ。」
二人のそんな雑談を、少し離れたデスクで聞き流しながら、山本祥彰はPCのキーボードを叩いていた。
動画の構成案を作成中だったが、どうにも手元が落ち着かない。
(降水確率0%の雨、か……)
山本はチラリと、オフィスの奥にあるガラス張りのミーティングルームに目をやった。
そこでは、CEOである伊沢拓司が、外部の企業とのオンライン会議に臨んでいる。
画面に向かって理路整然とプレゼンを行う伊沢の横顔は、いつもの動画で見せる「はしゃぐクイズ王」のそれではなく、完全に一人の優秀なビジネスパーソン、あるいは学者のそれだった。
山本は自分の胸のあたりをそっと押さえた。
そこに生じている微かな痛痒さは、まさに「降水確率0%の雨」のようだった。
客観的なデータ(男同士、職場の先輩後輩、ただのクイズ仲間)を見れば、そこに特別な感情が生まれる確率は「0%」である”はず”だった。
それなのに、山本の心には、定義の隙間をすり抜けた微量な感情が、しっとりと降り注いでいる。
「……はぁ」
小さな、本当に小さなため息が山本の口から漏れた。
「ん? 山本、疲れてる?」
鋭い河村が、すぐに山本の変化に気づいて声をかける。
「あ、いや! 大丈夫です、ちょっとタイピングしすぎて目が霞んだだけです」
「無理しないでよ。人間の集中力の周期は『ウルトラディアンリズム』って言って、約90分が限界だから。90分作業したら15分休むのが、脳科学的に一番効率いいんだからね」
「ありがとうございます。ちょっと自販機行ってきます」
山本は逃げるように席を立ち、オフィスの廊下へと出た。
自動販売機の前で冷たいココアを買い、温かい缶を両手で包み込む。
「ウルトラディアンリズム、か……」
呟いた山本の背後から、パタパタとスリッパの音が響いた。
振り返ると、そこには伊沢がいた。
ネクタイを少し緩め、大きなため息をつきながら自動販売機の横にもたれかかる。
「あー、疲れた! 今日の会議、めちゃくちゃ頭使ったわ……」
「お疲れ様です、伊沢さん。はい、これ」
山本が新しく買ったばかりの温かいココアを差し出すと、伊沢は一瞬驚いたような顔をしてから、嬉しそうに目を細めた。
「え、いいの? ありがとう、ちょうど甘いもん欲しかったんだよ」
伊沢は缶を受け取ると、ふぅと息を吐いて一口飲む。
その隣で、山本も自分のココアに口をつけた。
「……山本」
「はい?」
「お前、最近さ。俺と話すとき、ちょっと緊張してない?」
不意を突かれた質問に、山本の肩がピクリと跳ねた。
「えっ、そ、そんなことないですよ」
「嘘つけ。お前、本当に分かりやすいんだからな。動画の収録のときは普通なのに、二人きりになると急に敬語が固くなったり、そわそわしたり」
伊沢はココアの缶を両手で包んだまま、悪戯っぽく笑う。
だけど、その瞳はとても優しくて、山本の胸の奥をじんわりと温かくさせた。
「……だって、伊沢さんが最近、変なタイミングで優しくするからですよ」
山本は少し拗ねたように、自販機のディスプレイに視線を落とした。
「変なタイミング?」
「動画チェックのとき、僕の肩にずっと手を置いてたり。差し入れのお菓子、僕の好きなやつだけ多めに残してくれたり。……そういうの、なんか、意識しちゃうじゃないですか」
一気にまくしたてた山本は、自分で言っていて恥ずかしくなり、ココアの缶で顔を隠した。
耳たぶまで真っ赤になっているのが、自分でもよく分かる。
伊沢は少し目を見開いたあと、声を立てて笑った。
「あはは! なんだ、気づいてたのか」
「笑わないでください! 真剣に悩んでたんですから」
「ごめんごめん」
伊沢は笑うのをやめると、一歩、山本に近づいた。
そして、空いている方の手で、山本の頭をぽんぽんと優しく撫でる。
「悩ませるつもりはなかったんだけどさ。でも、意識してくれてるなら嬉しいわ。俺、山本のそういう素直じゃないところも含めて、すごく可愛いと思ってるから」
「っ、な……!」
「付き合って、とか、そういう難しいことは置いておいてさ。まずは、こうやって二人で一息つく時間を、もう少し増やしていきたいなーって。ダメ?」
上から覗き込んでくる伊沢の顔は、いつもの頼れるCEOではなく、ただ大好きな人を目の前にして少し照れている、一人の男の顔だった。
山本は、頭に置かれた伊沢の手のひらの温かさを感じながら、ぎゅっとココアの缶を握りしめる。
「……ダメ、じゃないです」
消え入りそうな声で答えると、伊沢は本当に嬉しそうに、少年のように破顔した。
「よし、じゃあ今日の残りの作業も頑張れるわ。戻ったら、一緒に美味しいお茶でも淹れるな」
「はい。楽しみにしてます」
二人は並んで、温かい缶を持ったまま、ゆっくりとオフィスのドアへと歩き出した。
外から差し込む夕日が、二人の影を仲良く一つに重ねていた。
オフィスのドアを開けると、賑やかな声や、キーボードを叩く規則的な音が、いつもの日常として二人を迎えた。
山本は自分のデスクに戻り、冷めかけたココアを一口すする。
喉を通り抜ける優しい甘さが、まだ少しだけ速い自分の心拍数をそっと落ち着かせてくれた。
ふと、先ほど河村が言っていた気象庁の定義が頭をよぎる。
降水確率0%の雨。
それは予測のミスではなく、1ミリに満たない、あまりにも小さくて微量な雨がもたらす現象だ。
データの上では「雨は降っていない」ことにされてしまう、四捨五入の隙間に落ちた静かな雨。
(僕たちの関係も、きっと同じだ)
客観的に見れば、ただのCEOと社員、ただの先輩と後輩。
周りから見たら、二人の間に特別な感情が生まれる確率なんて、きっと**「0%」**と表示されるのだろう。
だけど、データや定義がどれだけそれを否定したとしても。
今、山本の胸の奥には、伊沢の手のひらが残していった確かな温もりと、言葉にできないほど優しくて淡い感情が、しっとりと、だけど途切れることなく降り注いでいる。
山本は、オフィスの奥で再び真面目な顔に戻って資料を開いている伊沢の後ろ姿を、今度は視線を逸らさずにそっと見つめた。
降水確率0%の予報の中で、傘も持たずに、二人だけの小さくて温かい雨に濡れていく。
そんな予測不能な日常も、悪くないかもしれないと、山本はココアの缶を握りしめながら、誰にも気づかれないように小さく微笑んだ。
参考文献
https://tenki.jp/suppl/tenkijp_labo/2024/06/07/32468.html
https://www.kateikyoushi-az.co.jp/ultradian-study-tips/
はい疲れた!!!!!!!!
もうさ、これでも文字数削ったほうなんだよ?頑張ったんだよ?削るの(´・ω・`)
で?なに???
3300文字???
…これ多いのか少ないのか分からん\(^o^)/
てか、このフォントの大きさとか変えれるのが楽しすぎて乱用してる
見にくくてすまねぇ。ヌッシが楽しんでるんだ(・∀・)
さて、初の投稿がこれでいいのか。
正直言おう、分からん(⌒▽⌒)
なので吹っ切れましたもう好きなやつ書きまくります
もう頭の中ひっくり返してここにぶちまけますヽ(`▽´)/
てなわけで、ばいちゃ!
あ、リクエストはほんとにください
コメント
7件
うわあ、第2話も素敵でした…!「降水確率0%の雨」という気象の定義から、山本くんの胸に降る微かな感情を重ねる構成が、もう繊細で甘酸っぱくて。伊沢さんが「意識してくれてるなら嬉しい」って言うところ、あの距離感の縮め方がたまりませんでした…。フォントサイズの変化も、心情の浮き沈みが視覚で伝わってきて面白かったです。二人だけの小さな雨、これからも見守りたいです🌷