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久しぶりに、泣けた。
最高です… 自然と、utさんがknさんを抱えて長々と話しながら歩いて帰るっていうストーリーが思い浮かんでしまう程素晴らしい作品です… 喧嘩別れ、あの御二方らしいです。 語彙力…( °-° )
ごめんなさい😭 馬鹿みたいに誤字ってました😭😭 最後のお願いって言おうと思ってたら変換ミスしてました😭😭😭😭 ほんとにごめんなさい🙏 ut先生からの最後のお願いなのかなって思って泣けた🥹 (ほーーーーーーーんとにごめん😭)
注意事項
・この作品はwrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・検索避けに協力してください。
・喧嘩・タヒネタです。
・軍パロです。
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喧嘩をしてしまった。
仲が悪いという訳では無い。仲は幹部の中でも、1番良いほうだ。
では、何故喧嘩してしまったのだろう。
そんなの、仲が良いからに決まっている。
お互いの意見が、お互いにぶつかってしまい、言い合いになってしまった。
これは、昨日の出来事だった。
昼頃に、訓練所でバチバチと言い合っているところを、幹部全員で抑えていた。
もうそれはそれは大きな喧嘩だった。
小さな一言から、ここまで大きな喧嘩になってしまうなんて、本人も知らなかった。
最終的に、片方が泣いてしまいもう片方も言葉を発さなくなった。
言葉を、発さなくなってしまったのだ。
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何もかもにマイナス思考になりながら、防犯カメラの映像をぼーっと見ていた。
昼の12時すぎの時。
昨日は、この時間から彼奴と言い合いになったんだったっけ。
なんてことを考えながら、机に転がるペンを指でつつく。
はあと息を着くと、急にインカムが繋がった。
ut「はぁい…。」
そんな消えてしまいそうな返事とは異なり、大きくて焦っているようなrbの声が、耳を通った。
rb『knが捕まった!!場所はK国の基地内!!』
『動ける者は会議室へ!!!!』
どうやら、ut個人にではなく、幹部全体への連絡だったらしい。
彼奴…knが捕まったぁ?別にどうでもいい。
utは頬杖をついて、もう一度ペンをつついた。
どうせ、自分が行っても感謝すらされやしない。utはこれまたマイナス思考へ持っていった。
そうしていると、shpがやってきて腕を掴んだ。
shp「行きますよ。ut先生が行かなきゃ。」
ut「…なんでぼくが行かなあかんの?」
「knは、ぼくの事見たくないって言ってた。だから、ぼくが行かなくてもええの。」
shp「…はあ。いいから行きますよ。」
shpに引きずられて、会議室へ行く。
会議室には、utとshpを含め、6人しか居なかった。
tn、rb、sho、snだ。
他の皆は、大切な訓練や遠征、外交などに行っている。
utはグチグチ言いながら椅子に座った。
tn「knの連絡が途切れた。今すぐK国に向かおう。」
rb「恐らく、地下室に捕まっとるはずや。」
「タイムリミットは長くて2時間くらい。」
2時間?なんでそんなに短いのだろうか。
utが疑問に思っていると察したのか、snが話し出した。
sn「K国の薬を投与されている。その薬のせいで、knは今もパニック状態のはず。だから、早くしないと拷問で逝く。」
shp「行きます。もう、行きましょう。」
shpが立ち上がるに続き、皆も立ち上がった。
utは煙草を口に咥え、shpの乗るバイクの後ろに乗った。
shp「走らせますよ。」
ut「うん。」
風が煙草の火を消した。
あーあ。せっかくの煙草が。
utは地面に吐きつけた。
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shp「knさんッ!!!!しっかりしてくださいッ…!!」
kn「…ッ、…。」
目の前の出来事が理解できない。
knの瞳は虚空をふらふらとさまよっていて、腕がだらんと力なく垂れている。
shpは必死になって傷口の手当をしていた。
あれ。え?
これ、もしかして…やばいんじゃない?
kn「…ッ、。」
ut「…kn、。」
コンクリートの硬い地面に膝をつき、そっとknの手を取ってみた。
もう生気の感じられない、冷たい手。
違う。こうしたかったんじゃない。
だから言ったんだ。
“それなら自分を犠牲にする”って。
ut「knは、ほんま危機感ないもんなあ。」
kn「いやいや。それはutもやん!!」
ケラケラと笑いながら、手を叩く。
kn「んでも、もし俺が捕まったら、そんときは頼むわ!!」
ut「…マジで笑えんよ。」
kn「はっはっは!!大丈夫やで!!勿論、utが捕まったら俺が助けるしな!!」
グッチョブ!!と、knはutの肩を叩く。
utは顔を歪めるが、嬉しそうな顔つきだ。
ut「でも、俺はこの国を守るためなら自分くらい犠牲に出来るから、ええよ!!」
…この一言が、knの何かに触れたらしい。
knは上がっていた口角を下げて、utを見つめた。
kn「…何言うてん。自分を捨てたらあかんやろ。」
ut「ええ〜?別にええやん。迷惑かけへんし?」
kn「…ふざけんな!!」
knはutの腕を掴んで、声を上げた。
kn「…勝手に自分捨てるなんて真似やめろ。お前は、俺がいくらでも助けたるから。」
ut「うん。じゃあ、犠牲にしてボロボロになった僕を助けてな。」
kn「違う!!1度ボロボロになったら、元通りになるんは難しいねんぞ!!」
ut「別に、元通りを求めてる訳ちゃうし。」
kn「嫌だ!!絶対に許さない!!」
「俺が、どれだけお前を…!!」
ut「なんで他人に決められなあかんの?1番は自分自身やん。」
kn「た、他人って…!!お、俺はお前の…!!」
ut「相棒…やろ。でもな、僕は僕の人生を歩みたい。」
kn「…、俺はただ、!!」
ut「…。」
kn「…!!…、ぁッ、。」
口を開こうとするが、言葉が出ず、knはutの身体を突き飛ばした。
それから、頭をくしゃりと掻き、俯く。
utも同様だ。
kn「もういい。好きにしろ!!ただし、それで勝手に死んでも、壊れても、俺は元通りには出来ひんぞ!!」
ut「…。」
kn「黙ってないでなんか言えや…ほら!!」
「相棒は、言葉だけなんやな!!俺はこんなにも、お前を大切にしてるのに!!お前は、そんな自分自身も、俺のことも…簡単に捨ててしまうんやな!!」
ut「ちが…」
kn「もういい!!お前のことなんか知らない!!もう、その面も二度と見たくないわ!!!!」
何が悪かった?発言?それとも、行動?
いや、自分の全てがいけなかったんだ。
握っても握り返されない手を見つめる。
knの目を見ると、もうその目に光は無くぽつりとその場に落ちているようだった。
隣にいるshpは崩れていて、傷口の手当も忘れて顔を抑えていた。
心音が聞こえなくなる。
居なくなってしまった。
もう、二度と此奴の声を聞くことはできない。
冷たい手をなんとか温めようと、両手で包み込む。
無意味な事は知ってる。
でも、それでも、気持ちは伝わるはずだ。
お願いだ。
天国へ行ってくれ。
お前の分、自分が背負うから。
背負って地獄にでも行くから。
だから、せめてお前は天国へ。
utはknの開いたまま閉じない瞼をそっと、閉じてやった。
傷だらけの頬を優しく撫でて、shpの背中を摩る。
インカムを繋げば、皆がすぐに返信をした。
utの掠れた声は、静かにknの死を伝えた。
終わりでございます。
相 / 棒 / 組に手を出したのは、初すぎて色々と変な部分があるかもですね😞
喧嘩して、仲直りを出来ないまま、一生のお別れ ←これをどうしても書きたかったんです。
それで、どのペアにしようか悩んでいて、1番仲良し(喧嘩もする)ペア…。
あ、これだ!!ってなったのがこれです(
この作品では、
utは、knを守るためなら自分を簡単に犠牲に出来るようなタイプの人間
knは、自分とut、両方を同じく守っていたいと考えているタイプの人間
2人とも、同じくらいお互いを大切にしているけれど、自分を大切にしてるかしてないかで、すれ違いが生まれていますね👍🏻
だからこそ、理解が出来ずに喧嘩になってしまいます。
結局、knは亡くなってしまいます。
utは天国に行けるように願ってます。
その代わりに、自分がknのした罪などを背負い地獄に行く。そう考えて、願っています。
これもまた、utだからの考え方です。
もし、亡くなってしまったのが逆だった場合。
knは、天国でまた会えますように と願うだろうと勝手に考えております。
いやいや、主の話が長くなってしまった。
まあなんて言うんでしょうね
友達という存在の素晴らしさ&儚さ(?)を書きたかったんですよ多分。
あと、でら関係ない話なんですけど、また吐いてばっかです気持ち悪すぎるっぴもうかれこれ2時間吐き気があって、さっき喉奥を押して吐いてきたんですけども気持ち悪いですわ😭