あがってください。
お父さん脚…
大丈夫だよ。
お義母さんと歩が出てきた。
いらっしゃいませ笑っ
ん?こんにちわ笑っ
志摩社長の姉弟?…
違いますよ。
私の母です。
…お父さんですか?…初めましてお目にかかります。
恐縮します…
母さん…
違うよ。息子…
え?だって同じ顔して、
すみません。父の運転手してるもので口癖です…
ずいぶん広いマンションだな…
ママ?…
お父さん、
孫の歩です。
え?
拓己さんの子供よ。前の奥さんが亡くなったから…
志摩さん…育ててきたのか?、
もういづみに任せてるので。俺より母親に付きます…
こんにちわ。お爺ちゃんになるの?
ママの親よ。
兄さん?…
隆祐兄さん、ママの兄よ。
叔父さんになるんだね。
宜しくお願いします…
お辞儀をした。
偉いな。いづみの教育…
してないわよ。
子供は親を観て育つでしょ笑っ
お義母さん、すみません。
良いのよ、
お茶ですが。
珈琲でも入れますか?…
私やります。
いづみさん座ってなさい。
冷蔵庫にあるわよね。
はい笑っ
千穂?。
主人が
突っついてる。
快斗?…気楽にしたらいい
山崎?…
…ハァ。お義父さん山崎快斗です…
千穂を宜しく頼むよ…笑っ
気取る事ない。隆祐と同じだったな。
病院に居たとき、
いつも隆に声かけて観に来てたな。
父の先生に世話になったな。
元気かな…
先生を辞めましたっていうか理事長してます。兄が病院を管理してるから、
え?…快斗?…
親父が先生してた。
兄も40後半になる…
先生になるつもりが血が苦手で、
法学部受けたけど。
二男と先生してる。黙っててすみません…
千穂?…
それでも会社の専務してるから良いのよ。
その頃隆祐さんの顔を観て叔父さんに問いかけた。
何でこんなになったのか…
自分のせいだとかで火傷させた…
給料払わないって職員に脅かされた…放火のせいで私が工面しないと、事務所潰れるから…
息子が
お父さん~迎えに来たから帰ろって。
炎があがって。
熱いよ!…
父さん~
気を失った隆祐を抱えて病院に行った時自分も火傷した。
子供の命が先だと思いつつ。
嫁も子供が生まれる間近、
病院を移すからって
大きな病院に行きました。
携帯が壊れたまま、
読めと娘と離ればなれになった。
その頃
函館から。旭川まで通った、
行き来したらガソリン代にかかるから。
泊まり込みで掃除係り、
臨時の子会社につき、
隆祐の病院に行き来した。
私も倒れて、病院生活した。
ガラス小細工に就職しながら病院代と、
そのガラス小細工を買いに来たお客様に
君に来てもらいたいって。
連絡まま成らず。
寝ずに、
三年たち。隆祐が目を覚ました。
父さん~
学校に通え、
一旦札幌に戻ったら。
子供と嫁も他界したって
兄から聞き、
いづみが
施設に入れたが、妹を連れて出ていった。
その後、警察に行方不明の三島いづみの幼い顔写真、
身長、体重。不明なまま、
千穂と私が抱き合って泣いた。
未成年者でアパート暮らししたって聞いた。
移ったのかいませんでした…
会社を立て直した、銀行からお金を借りて。
息子も二種免許取り。
お互いに探した。
バスの運転手。
タクシーのトライバー。
私は気が気でなくなった。
興信所にも、
三島いづみを探してくれれば報酬は弾むって
息子が
油絵を書き始めた、
親子の絵を描いて、
くだらない話しになりましたね。
お義母さんが
あなた達が一生懸命探したら、
今は幸せな暮らししてた事、
私たちの世代もそうでしたよ。
拓己が最初に結婚するって出てきました、
歳上女房だって聞かされたが。
いづみさんがその人の兄のお手伝いをしてたっていうから。どんな女性なんだと思いました。
お義母さんやめてください…
ピンポンー♪
はーい