テラーノベル
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ツアーライブも無事終わり、忙しく日常へ戻って行く。
アルバム収録にYouTube撮影と予定は止めどなくある。
メンバーも各々忙しくしているようだ。
5日後の午後二時頃。
バライティ番組への出演が入っている。番線だ。
あれ。京本も居るのか。あぁ、同じ局の違うドラマか
……ここ最近忙しくてまともに話せていない。さらに
LINEなどという手段をしてまで連絡を取れるほど
親しいとも思えていない。のだ…
やはり、酒の力だったのだろうか。
あれだけ飲んでいたのにも関わらず、
生憎俺は覚えていた。覚えてしまっていた。
携帯片手に項垂れる。低く唸りながら頭を無造作に掻く。
…。
自分の唇にそっと触れる。
確かに、俺は…京本と、、
再度項垂れる。視界に自分の毛先がチラつく。
あの綺麗な指先は俺の頭を、、
あぁもうなんだこれ。なんなんだよ。
結局なにもどうならないまま当日になった。
前々日も一緒だったがメンバー全員の中の1人。
今回2人だけで出演となると話が違う。
とは言っても仕事は仕事。流石にやり切る。
何とか収録も終わり、楽屋へ戻される。
ちなみに楽屋入りは俺の方がドラマの撮影があり
ギリギリまで楽屋入りしずに済んだ…わけだが。
収録終わりの楽屋での二人きりは避けられない…
「… … … 」
沈黙が続く楽屋内。なんだ、これ。ほんとに。
そんな沈黙を破ったのは京本の方だった。
🩷「あ、ねぇ、次のYouTube撮影いつだっけ?」
🖤「……七日後、だったと思う。」
🩷「あっそっか。ありがと」
🖤「…ん」
え。何事もなさそうだけど。
何?え、いやスケジュール管理は大切だけどさ。
あの…もっと、こう。あるだろ。
夢だった?あれ。あーもう…なにこれ。モヤモヤする。
🩷「何見てんの」
気が付いたら真後ろから声がしてた
ガタッッ
🖤「っ〜〜〜!……びっくりしたぁッ…!」
うなじに吐息を感じた。思わず手で押えてしまう
🩷「え、笑 そんなに?笑 ごめんごめん笑」
🖤「………な、なんでそんな近いの…」
🩷「え。普通じゃない?」
この男。何食わぬ顔で「普通」だと言ってきた?
つい先程まで楽屋でだんまりだった男が?
🖤「……あのさぁ。」
あかり
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玲奈
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コメント
1件
うわ、続きがすごく気になる…! 前回の出来事をちゃんと覚えてる主人公の「なんで平気なんだよ…!」っていう内心の焦りがめちゃくちゃ伝わってきました。普段は余裕ある側の人がここまで動揺してるの面白いです。しかも京本さん、何事もなかったかのように自然に距離詰めてくるのズルすぎる。この「楽屋二人きり」の空気感、すごくリアルでドキドキしました。次が待ち遠しいです!