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yさん
16
#グロテスク表現あり
#完全オリジナルストーリー
花灯里
124
慰麗梳(イリス)
121
そして僕らはまた次なる獲物を攫いに行く。
と、その前に何か忘れているような……そんな顔して僕をじっと見つめる。
「あ、そういえば……獲物を誘拐してくる前に君に私達の名前である事の証を刻み込んでなかったね」
「仲間の……証………?」
「組織を作って殺人を実行するんだ、お互いが共謀者同士である事の認識をしておく必要がある、仲間だと知らずに殺してしまうケースも少なくないからな」
すると、マリスは僕を座らせて僕の身体の一部に印を入れ込んだ。
「これで私達は正式に仲間同士、それじゃ改めて獲物を探しに行こう」
猟奇殺人鬼……殺しを生き甲斐にしている奴の集団なのに、なんだか不思議な感覚だ。
もうあの時のような行き場のない怒りや怨みも何もない、ただ殺しへの欲求だけが僕を掻き立て続ける。
その後、僕らは何時ものように変装をして影に身を潜めて殺す標的を探して攫う。
「……………ん……………」
今回の餌食が目を覚ました、また殺し甲斐がありそうな奴を数人連れてきた。そいつらは揃って目を覚ました途端キョロキョロと辺りを見渡して居る。
「な、何だよ、此処………」
「お、俺達をどうするつもりだ……」
目の前の餌食達は終始怯えている、まあ目を覚ましてみたら全身が拘束され、身動きが取れない状態にされているんだから、そうなるのが必然的だ。
僕らはそいつらに近づき、ナイフをゆっくりと首元に押し当て‥…、「お前達は今から俺達の手によって殺されるんだよ、人殺しこそが俺達の生き甲斐だ、お前達はその犠牲になる」
「いや……死にたくない……」
「貴方達は殺される……その為に攫ってきたんだから、ふふっ‥…まあ威勢が良いのも今のうちだけ……」
先ずは手前の奴から殺す。数人まとめて殺害していくようになってから、これまでにないくらいの血飛沫と悲鳴に心が満たされている、ああほんとに最高だ。
「此処で目を覚ましたら最期……あんたらに残された末路は死……ただそれだけ」
「い、いや………殺さないで……」
女は震えている。
「残念だったな、あんたらに生きて帰るという選択肢はない」
クルータルは冷酷な眼差しでそう告げた。
「僕らの快楽を満たす餌食になってもらう、即死にはさせないから安心しな」
とまるで猟奇殺人鬼の決め台詞のように言って僕らは殺人を実行し始める。何時もの流れ、先ずは暴れて抵抗しないように両手足、腹部……と身体中のあらゆる箇所を臓器さえも剥き出しになるくらいにぐちゃぐちゃに潰していく。
重く鈍い音を出して何度も何度も、強打する。
「ふふっ、ははは……」
「やめ……て……………いやあああああああああああああああああっー! 」
女は無様に悲鳴を上げる。
何度も何度も凶器を振り下ろし、逃げる事すら出来ない程にズタズタに全身破壊……。
グキグキ‥…グチャグチャ……生々しく人体を殺していく。両手足やあらゆる箇所を凶器をハンマーを使って圧死させ、そしてナイフで身体中を抉るように繰り返し殺傷を続ける。
「いやああああああああああああああああああっー!!」
「良い悲鳴だ、だが……これぐらいじゃ俺達の心は満たされない」
「ふふっ、良い顔………もっと苦しみを与えてあげる、簡単に死なれちゃつまらないもの……精々長持ちしてね」
「いやああああああああああああっー!!あああああああああああああああっー!」
女は延々と悲鳴を上げ続けるだけ、ああほんとに気持ちが良い。
女が傍で殺されていくのを横目に二人の男は青ざめた表情で見ていた。自分も殺されるんだと、殺されたくない、そう思ってるんだろう。
けど、残念だが僕らは猟奇殺人鬼。折角殺したくて捕らえてきたのに、逃すような真似をするないだろ?。
「良いわ、心が高鳴る……もっと楽しませて?」
「あっ………あっ………」
僕らは残虐的な殺しで女の身体を哀れで無惨な姿にしてやった。全身血まみれで覆われ大量出血……色んな箇所から血が湧き水のように溢れて出している。
「私………死にたく‥…な………‥い」
この女の命は持って残り数秒だろう。こいつが息絶えるのを前にクルータルは次に殺されるのはお前だ、そう言うように視線を残りの二人に向かって視線を向け、恐怖心を抱かせる。
「お前らの末路はこうなる」と。
「そろそろ貴女の命は終わりみたいね、それじゃあ……さようなら」
マリスはそう言って冷酷な眼差しを向けて最期の止めを刺した。
「あっ…………………………、………………………………………」
こうして女の方の息の根は止まった。
「ふふっ、まだ私達の至福の時は終わりじゃない……さて、次は貴方の番ね」
「や、やめろ………!お願いだ、死にたくない……死にたくない……!!」
「馬鹿な奴らだ、俺達に捕まったが最期……あんたらに生存の選択肢はないんだよ、潔く諦めろ」
怯える奴らを前にクルータルは冷酷な言葉を突きつける。
彼はマリスや僕以上に残虐非道な猟奇殺人鬼だ、それに感情すらも一切表に出さない……それがより冷酷な猟奇殺人鬼特有の雰囲気を漂わせている。
「死にたくない……やめろ……! 」
「まだ諦めないの?ふふっ、貴方達二人も彼奴みたいに死ぬの。無駄な抵抗さえしなければ良いの」
死にたくない、殺さないでくれ。そんな声に僕らは耳を傾ける事なく無慈悲に目の前の奴を殺していく。
「ああああああああああああああああああああああああっー!!」
「もっと無様な悲鳴を聞かせろ、あまり退屈させないでくれよ?あんたらは所詮俺達に殺されるだけの奴だ、逃げようなんて馬鹿な真似はするなよ?」
「私達の心が満足するくらい、精々足掻いてなさい」
「いや……いや……」
僕らは凶器を振り下ろし、両手足や肋骨、あらゆる箇所や器官組織を壊し、損傷させた。男は止まない阿鼻叫喚で悲鳴を上げる。
その後も両手足、両手首、胸骨、頭部、色んな身体の部位を何度も何度も重点的に、執拗に狙う。
「ああああああああああああああああああああああああっーー!!」
「まだ死なないでね?死ぬのは私達を十分に楽しませてからね」
「所詮お前らは俺達の餌食の存在だ、捕まってしまった相手が猟奇殺人鬼だった己の運の悪さを恨め」
クルータルはまた冷酷な言葉を突きつける。それに何だか、マリスにも似たような面影を感じる、彼女が彼に対して相当の信頼を寄せているからこその遺伝なのだろう。
「ああああああああああああああああああああああああああっー!!」
僕らは何度も何度も皮膚さえも裂いてグチャグチャに滅多刺し、殺傷能力が極めて高いナイフで刺していく度に、血飛沫が飛び散り真っ赤になっていく。
殺しても殺しても、次々と湧いてくるとめど無い殺意。
殺しこそが僕らにとって唯一の快楽。
この部屋一帯に響き渡る悲鳴、僕らはこいつの身体を切りつけ続け……ズタズタに繰り返し刺し、そうしていくうちに人体は破壊され、噴水のように血飛沫が飛び出してきた。
「ああああああああああああああああああああああああああああっー!!!!」
「お前らみたいな奴が最も殺すのに相応しい、タフなお陰で退屈せずに済む」
殺意はずっと止まらない……真っ赤な大量無の血飛沫と、哀れな程にまるでゾンビのように血だらけで人体損壊した男、景色は生々しい真っ赤な色と、経年劣化で乾き……赤黒くなった血で染まっている。
グチャグチャ……グサグサッ。
僕らは執拗にこいつの身体の細部まであらゆる身体のパーツ、骨や脳、臓器器官さえも全て殺して真っ赤な空間は更に拡大する。
「ああああああああああああああああああああああっー!」
皮膚までも破れるくらいに更にこいつの身体を崩壊……そんな最中隣で拘束されている最後の獲物は青ざめた顔をしている。
次に殺されてしまうのは自分だ……とそう悟り震えてるんだろう。
「あっ………‥あっ………………」
もうすぐで今殺している奴の命は終わる、あと少しでお前の番だ。そう告げるように視線を向けて少し口角を上げ、まだ悦楽は終わっていない……そう思うだけで笑みを浮かべずにはいられない。
「あっ…………あっ……………うあ…………………………」
「貴方の命も、もう終わる時ね……ふふっ……じゃあもう用はないから、死んでなさい」
そうマリスは言って止めを刺した。
「……………………………………………」
これで二人目の奴は死んだ。残るのはあ一人、まだ暫くは楽しめそうだ。
コメント
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読ませていただきました……。第6話、凄惨な描写が続きますね。殺人を「快楽」として語る視点の冷たさが一層際立っていて、読んでいるこちら側も息が詰まるようでした。中でも、仲間に刻まれる「証」のシーンが不気味で印象に残りました。♡♡♡に生きる彼らなりのルールや結束の歪さがじわじわと効いてくる感じがします。次はこの先、主人公の内面にどんな変化が起きるのか、少し気になりました……。