テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
この作品に政治的意図は一切ありません
百合要素あり
女体化注意
実際の国とは関係ありません
🇨🇳さんと🇯🇵さんのお話
キスある
現実の国交関係に忠実ですが、どちらを非難するとかそういうのではありません
cp要素あり
カントリーヒューマンズのタグをつけますが、キャラクターとしてお楽しみください
それでも読みたい方はお進みください
✤✤✤✤✤✤
純潔 心身にけがれがなく、清らかなこと。
日本の国花である桜の花言葉。 日本に相応しい、良い花だと思う。 薄い桃色の花をつけ、はらはらと散ってゆく花びらはまるで御伽話の世界に入り込んだような気分を誘い込む。初めて日本に訪れた時から、ずっと綺麗だった。
「…綺麗…だナ…」
最近、日本との関係が悪化しつつある。我自身は別に中華民国が独立しても良いと言っているが、国はあくまでも国の象徴であり、日本でいう象徴天皇制のようなものである。政治に介入することは不可能で、国として存在しているだけであった。だからといって我と日本自身の仲が悪いわけではない。むしろ、恋人関係にあるくらいだ。
「日本に来るのも、これで最後カ…」
我の国民は日本の水産物の輸入を禁止し、日本の企業を追い出した。自分たちで自ら首を絞めていることにすら気付かず、一方的な感情を日本人にぶつけている。
「なぜ気づかなイ。我々は共に協力すべきことニ」
国は国同士で国民など関係なく仲良くしたいのに、国民は過去に何時までも捉えられ続けている。人間という生き物は過去に縋り、過去にこだわり、過去を憎む。
『ぁ、こんにちは。中国さん』
「嗚呼、迷惑かけるネ…」
『あなたが悪いわけではありませんから、ね…?』
日本は優しかった。何十年も我の国民に嫌がらせを受けているにも関わらず。我にはいつも通りの笑顔を向けて、慈愛の瞳で見つめられる。
「我達、どうしてこうなるんだろうナ…」
『…人間の考えることなんて、分かりません』
国同士で仲良くすればいいはずなのだ。実際カントリーヒューマンズ達自体、喧嘩はないとはいえないものの、それなりに仲良く皆んなで国連本部の会社に勤め、楽しく過ごしている。なのに、人間は
《これは侮辱だッ!!!!》
《これは特別軍事作戦である。》
だなんて、言い訳にしか聞こえないことをペラペラとさも当たり前かのように並べる。 そして、我の国もとうとう輸入禁止まできた。
『会えなく…なっちゃいますね、』
「寂しいカ?」
『…会社の用事以外会えなくなりますからね』
基本、国は船を使った貿易での輸出入でしか国外に外出することはできず、いつもは国専用の屋敷にいるか、外で暇つぶしをしているかのどちらかだ。
『そういえば、この間手のひらに落ちてきた花びらがあまりにも綺麗だったので、しおりを作ったんです』
『ちょっとだけ待っててください!』
現に、しおりを作れるくらい国は暇なのである。実際、先月は美国の家に行き、常任理事国で呑み会を開いた。それに加え、確か三日前までロシアのモスクワに滞在し、雪合戦をしたくらいだ。
「…世界は物騒だナ…」
『本当ですよね、もう地球を滅ぼさせたほうがいいかもですね~』
物騒な発言と受け取れるはずのそれは、今までの人間についての見解の中で一番納得できるものだった。人間のせいで我らが仲良くできないのなら、元凶を潰せばいい。
『中国さん、これ。しおりです』
「…上手くできてるヨ」
目の前に控えめに差し出されたしおりを、なるべく優しい笑顔を向けることに意識を向けながら受け取った。あいにく、我は目付きが悪いのでな。
『これで、私のこと忘れないですね…』
「…そうだナ」
受けったのは桜の押し花が挟まれた手作りのしおりだった。日本らしい装飾の細かさがまた日本への好感度を高めていく。我がどれだけ日本国を好いたとしても、国民が好感を持たなければ話にならない。
「我達…こうやって独りになるんだナ…」
『…国は、国民に逆らえませんもの』
日本は少し寂しそうに紅色の瞳を揺らした。その顔に我は見覚えがあって、気まずくて、視線をすぐにそらした。我は数百年前にもこの光景をよく見ている。我はよく王朝が変わっていたから、日本によく迷惑をかけていた。自覚だってある。
『私達…これからどうなるんでしょうね…?』
「さぁナ…」
『離れたくないです…』
「…」
日本は本当に嫌がっているとき、目線を下に落とし、下唇を強く噛む癖があった。それは昔から変わっていないようで、今、進行形で日本は下唇を噛んでいる。もうすぐ血が出てしまうと思った我は日本の口に親指を入れて噛めないようにした。
『あぐ…ふみふぁふぇん…』
「ふっ…大丈夫ダ」
我に親指を入れられた日本は一瞬目を見開き、ぱちぱちと瞬きをした後、我に発音が怪しい日本語で謝罪した。思わず笑いが込み上げてくる。
『ねぇ…中国さん、最後ですから…してもいいですか?』
「…いつか会えるはずダ」
『でも…中国さんが居ないと生きていける気…しないです』
「…ワカッタ」
壊さぬよう、日本のほっそりとした体に優しく触れる。つつつ…と首筋に指を滑らせると日本はくすぐったそうに身をよじらせる。暖かい日だまりのような日本を置いていきたくない。その想いが強くなるたびに目の前にいる日本の腰を引き寄せ、抱きしめる。
『…くすぐったいです…中国さん』
「わかってるヨ」
『もう…中国さんったら…』
呆れるように笑う日本だが、我にはわかった。本当に我に呆れたわけではなく、照れ隠しであることを。だから、我はさらに強く抱き寄せ、日本の唇に触れるだけのキスをした。
『んっ…』
「日本…ずっと…愛してル」
『私も…です…!』
日本が言い終わる前に我の胸に顔をうずめさせる。日本は最初は戸惑ったものの、すぐに意図を察したようで、大人しくなった。暖かい。ぬくぬくした体温が直接、我に伝わってくるこの感覚が我はたまらなく好きだった。
「なぁ、日本…我達、絶対また会えるはずだからナ…」
『…』
沈黙を貫く日本。 きっと、もう、後戻りできないから。 日本も我もわかってる。 この世界はなんとも残酷なもので、人間が過去に縋るままじゃ変わらない。
「…」
我は気づかれぬよう、日本をさらに我に寄せて、日本がきている朱色の着物の鶸色の帯にそっと
白い牡丹の簪をさした。
今回は🇨🇳×🇯🇵でした🙃 どうでしたでしょうか?気に入っていただけたら嬉しい限りです☺️🫶 さて、今回は少しここでお知らせさせてください。実はこの話を書き終わったあと、自分のストーリーみて思ったんです。くっっっっそ下手くそやな、と。ですのでリメイク?のような形で次々回から進めていきたいなと思っております。もちろん、文字数えげつなくなるので、19話で🇬🇧×🇯🇵からスタートさせていただきます😖😖 他にもストックしてるストーリーあるんですけど、後回しにしときます🫡✨ ちなみに18話はソ日帝となっております😎😎
最後に、ここまで見てくださり、本当にありがとうございます😘💕
それでは、また次回
さよなら👋👋
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ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙好きいいい""いぃい"