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翠桃
本編伏せ字×
地雷さん🔙
対よろ
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それから、らんは少しだけすちを意識するようになった。
今までは気にしたこともなかった。
でも。
桃「今、すちどこにいる.ᐣ.ᐣ」
そう思ってしまう。
教室を見る。
廊下を見る。
すると。
だいたい、すちはいる。
目が合う。
笑う。
桃「……また見てた.ᐣ.ᐣ」
そんなことを思うようになった。
ある日の昼休み。
らんが友達と話していると、視線を感じた。
教室の端。
すちがこちらを見ていた。
らんと目が合う。
すちは笑った。
いつもの笑顔。
だから、らんも笑い返した。
けれど。
すちの視線が、らんの隣にいるいるまへ移った瞬間。
ぞくっとした。
桃「……え.ᐣ.ᐣ」
ほんの一瞬。
すちの目が怖かった。
怒っている。
というより。
嫌っている。
そんな目だった。
でも。
次に見たときには、もう普通のすちに戻っていた。
桃「……今の、何.ᐣ.ᐣ」
らんは自分の腕をさすった。
怖い。
そう思った自分が嫌だった。
桃「すちが怖い.ᐣ.ᐣ」
そんなわけない。
小さい頃から一緒。
何度も助けてもらった。
悩みを聞いてもらった。
自分が一番信頼している相手。
だから。
桃「俺が疲れてるだけ」
そう決めつけた。
放課後。
すちが待っていた。
翠「帰ろ」
桃「うん」
二人で歩く。
しばらく沈黙。
翠「最近、楽しそうだね」
すちが言った。
桃「え.ᐣ.ᐣ」
翠「学校」
桃「ああ。友達増えたから.ᐟ .ᐟ」
翠「そっか」
桃「うん」
翠「……よかったね」
優しい声だった。
普通の言葉だった。
なのに。
らんは胸の奥がざわざわした。
桃「……ありがと」
そう返したものの。
頭の中では別のことを考えていた。
――すちは、本当に喜んでるのかな。
そんな疑問が浮かんだ。
そして。
一度浮かんだ疑問は、なかなか消えてくれなかった。
ただいま
疲れた
コメント
1件
第5話、読み終えました……「じわじわくる」ってこういうことだなって思いました。らんがすちを意識し始めて、目が合うたびに笑顔なのに、一瞬だけ見えた「こわい目」がすごく刺さりました。特に「すちは本当に喜んでるのかな」って思うところ、もう胸がざわつきました。すちの優しさの裏にあるもの、気になって仕方ないです……重い心理描写を丁寧に紡げるの、本当に尊敬します。続き、気になります。
#sxxn
しゃιϯ 𓂃🫧
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