「んっ、あっ、ぁぁあっ……!
ゎかっ…、ゎ”かい、…ぁっ、あ…っ」
浅く、でも気持ちいい処を的確に
ゆっくり責めたてられる。
こんなに優しく抱かれたのは久しぶりで、
自然と涙が溢れてくる。
僕の頬に涙が一筋落ちると、若井がそっと涙を指で拭う。
「なに…泣いてるの、」
自分でも何に対しての涙なのか分からない。
嬉しかったのか、安心したのか、或いはその両方か。
「ぁああっ……!!ゎかっ…わかぃ…!
なに、なにぃまの…?」
若井が意地悪く最奥まで突き入れる。
突然の出来事に着いていけず、情けない声を出してしまう。
「はは、締まり良くなった、気持ちいいの?」
先程のゆったりとした優しい腰つきとは打って変わって、
急に奥を突いて意地悪そうに微笑む若井。
その姿に酷く興奮した。
何だか我慢出来なくなって、
若井の首筋に手を滑らせながらそっと唇を塞ぐ。
軽く触れるだけのキスをして若井の唇を離れる。
「うん、…気持ちぃよ、」
若井を見詰めてそう答えると
彼の中で何かが切れたのか、がっしりと僕の腰を掴む。
「…もっと気持ちいいの、知りたくない?」
うん、全部教えて。
この錆びついた心に空いた穴を、埋めてくれるなら。
「元貴、痛くなかった?」
「ちゃんと優しくするつもりだったんだけど…。
ごめん、止まんなくなっちゃって…。」
若井は申し訳なさそうに頭を掻きながら、
僕の反応を待つように真っ直ぐ見詰めてくる。
「ううん…大丈夫…。
き、気持ちよかった…し…」
恥ずかしくて若井の目を見ることが出来ない。あからさまに若井から顔を逸らした。
若井に顎を持たれて視線を戻されると、若井は優しい表情で僕を見詰める。
「あのさ……また辛くなったら呼んでいいよ。
俺、元貴の支えになれたらって思ってるから…。」
率直に嬉しかった。
傍に誰かがいてくれる事って、こんなに暖かいんだな。
我慢出来なくて若井を勢いよく抱き締めた。
コメント
2件
神すぎる 、 😭
うへ!美味しぃ