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注意書き⚠️
こちらはnmmn,BL,R18となっております。
未成年の方はご視聴するのをお控えください。
始めにをお読みください。読んだ方からどうぞ…
苦手な方はこの場で戻ってください。
shozm
【zmside】
俺は今何をしているのだろう。
いや、これは当然の報いなのかもしれない。
今まで行ってきた悪事が俺に跳ね返ってきた。
あの時、あんなことをしなければ……
【昔】
「あっち…」
セミが煩く握りつぶしたくなってくる。
雨が少し少なくなり暑さが目立つようになってきた7月。
高校生の俺は、教室の窓側の一番端っこ。神席にいた。
窓から涼しい風が入ってくるかわりに大音量で蝉の声が聞こえる。
虫はゴキブリ以外ならまぁさわれなくはないが、蝉はうるさいから嫌いだ。
半袖のシャツを着崩し、手で扇ぐ。
風なんて来ないが、少しの希望を持って必死に手で扇ぐ。
すると急に隣から勢いの良い風が来た。
横を見ると、俺の友達、rbrが下敷きで扇いでくれていた。
r「お前、暑そうやな…」
z「そりゃそうやろ!お前は暑くないんか!?」
r「まぁ、ここ冷房当たるしな」
そう言ってドヤ顔でこっちを見てくる。
そりゃ、窓から低頻度で涼しい風が吹いてくるより、いつも涼しい風が吹いてくる冷房の方が良いだろうな。
ここは神席だが、まったく冷房が当たらない。
意味わからん。
早く学校が終わって、部活も終わって、家に帰りたい。
涼しい我が家に帰りたい。
…家に帰ったところで誰もいないがな。
俺は小さい頃、両親が他界した。
親戚に引き取られたが、その親戚も交通事故で他界。
可哀想になった祖母が俺を引き取ってくれたが、癌で亡くなった。
俺を引き取った人達が全員息を引き取った。
俺は周りから疫病神として扱われた。
誰も俺を養ってくれない。引き取ってくれもしない。
だから今は祖母の家で一人で生きている。
小さい頃と言ってもその時俺は小学6年生ぐらいだった。
だから周りも1人でなんとか生きていけるだろうと判断したのだろうか?
無責任な野郎ばっかりな世界だ。
ただ、1人の分、メリットだってある。
放課後を楽しみに、残りの授業を頑張って超えた。
高校では陸上部に入った。
足は部活動のなかでは下でもないし上でもない中間だったが、ほかの人に比べれば速い方だった。
だるいメニューの時もあったが楽しい時もあった。
物理だと言ってペットボトルロケットをし、窓ガラスに当たり、怒られた。
その日は一緒に怒られた友達と一緒に帰った。
その日の帰りはとても楽しかった気がする。
家に帰ると、玄関に靴が置いてあった。
野球の靴だった。
玄関に鍵をかけ、玄関を上がる。
ちょうど階段を降りてくる男と目が合った。
s「あっ……お、お帰り……zm……」
ぎこちない言葉で俺から目をそらすのは、俺のクラスに居るshoだった。
ちょうど野球の服を着ている。部活帰りなのだろう。
z「……」
何も返さずshoの横を通り抜け2階に上がった。
s「…あっ…」
shoは俺に向かって何か言いたげにしていたが、そんなのは無視した。
2階に部屋は1つしかなく、その他は物置になっていたりトイレだったりする。
その一つの部屋に向かいドアを開ける。
そこには一つのベットに、きれいにしてある部屋があった。部屋の隅に誰かのリュックが置いてある。
多分shoなのだろう。
shoのリュックを持ち上げ、勝手にリュックの中身を見る。
教科書が乱雑に入れられていた。
一冊の教科書を手に取りパラパラと中身をめくる。
ページには大きくマジックで「バカ」と書かれていたり、「アホ」と書かれていた。
鉛筆で書かれた悪口もあったようだが消しゴムで消したあとがある。
ページがビリビリに破られていたり、テープでページを貼っているところもあった。
他の教科書もそうなっていた。
shoは母子家庭だった。だが、母親からの虐待を受けていた。
そのせいで小学校時代は苦労したのだとか。
shoは前に俺の家に来た。
母親からの虐待がエスカレートしていっているのだとか。
ご飯に塩酸を入れられた。
付き合っていた女の子と別れさせられた。
性的目的で家に来る大人が増えた。
それは何が何でも拒否したが今回はもう無理だったらしい。
事が済んだあと、唯一中学時代から友達だった俺の家に駆け込んできた。
泣きながらそんな事を俺に打ち明けてきた。
何故かその姿のshoに俺はとても満足していた。
shoは俺に
「母親をなんとかしてほしい」 と言った。
そして「家に来るあの大人たちのことも」と。
だから、俺はshoの親をこの手で消した。
初めて人の親に手を出した気分は何とも言えない気持ちだった。
他人の親だからなのだろうか。
その事をshoに伝えた。
shoは顔を真っ青にしながら俺の肩を強く掴み揺さぶる。
s「何してんねん!お前!」
z「shoのお望み通りにしたで!これで、shoは満足したやろ?」
shoは今にも泣きそうな顔でこちらを見ていた。
なんで泣きそうなのだろうか。
今にも死んでほしい相手が死んだというのに。
shoは「ここまでしなくてよかった。」なんて言ってきた。
今更遅いねん。
z「sho。前の家に戻ったら嫌な大人たちが来てしまうやん。やから、俺の家に住んで。」
s「い、いやや…!お、お母さんを殺した相手と一緒に暮らすなんて無理やろ!!!!」
z「…憎かったんちゃうの?」
s「ち、違う…!憎かったは憎かった…!だけど…殺すほどではなかったんや…。警察に突き出すぐらいで良かった…」
z「せっかくやってあげたのに、お礼の言葉も無しかお前…」
s「…こんなことになるんやったら俺が…母親を突き出しとけば良かった…」
z「…俺に頼んだのが間違いやったってこと?」
s「…ッ!」
shoは何も言えずその場で泣き崩れた。
なんで泣いてるんだろう。
手助けしたはずなのになんで俺が責められてるんだろう。
……俺は両親をこの手にかけた。
父は気性が荒く何かと文句をつけては俺やお母さんをぶん殴っていた。
この家の大黒柱は父だったため、俺らは何も反論ができなかった。
…主に殴られるのは母親の方だった。
俺はこの間に学校に行っていたが専業主婦の母親は俺が帰ってくるたびに痛々しい痣が増えていった。
そんな母親の姿を見るのはとても苦痛だった。
俺には何もできなかった。
何もできなかったからこそ必死に方法を考えた。
その晩に両親が寝静まった後、キッチンから洗ったばっかりの包丁を手に取った。
そして父親の部屋のドアを開ける。
布団の周りには酒や、つまみ、書類などがばらまかれていた。
父親は寝ているようだった。
起こさないように近づき、仰向けになってる父親の上にまたがった。
またがった時の俺の体重でわかったのか父親は目を見開いた。
急いで殴りかかろうとしてくる父親の胸元を狙い、勢いよく何度も包丁を刺していった。
最初は大きな声を出していたが、刺すごとにつれてその声はだんだんか細くなっていき、最終的には何も聞こえなくなっていた。
その時ちょうどドアが開いた。
ドアの前に立っていたのは寝間着姿で慌てた様子の母親だった。
その時、母親がみたこの光景は想像を絶するものだっただろう。
我が子が返り血まみれになり包丁を握りしめ、差し傷だらけで血まみれの夫の上にまたがっているのだから。
俺は母親に言った。
z「みて!お母さん!…これでお母さんも満足でしょ?お父さんのこと嫌いだって、消えてほしいって言ってたもんね!」
俺は褒めてもらえると思っていた。
ただ返ってきた答えは求めていたものとは180°違った。
俺を責め立て、肩を強く掴み揺さぶる。
爪を深く立てぎりぎりと洋服から音がし、爪が肉に食い込んだ。
真剣な顔で見つめられたがその目はどこか、俺を怖がっているように見えた。
shoの時と同じ目をしていた。
父親は山に捨てた。
俺が後処理を全て行った。
母親は部屋でブツブツの何か言っていて怖かった。
父親の死体をバラバラにした。
骨は取り除き、砕けるところは砕いて海に流した。
肉は山に捨て、自然に腐るのを待つ。
その時の俺は特に何もない感情だった。
母親が喜んでくれればそれでいい。
満足してくれればそれで良かった。
父親を殺した1ヶ月後、母親が自室で首をぶら下げていた。
第一発見者は俺だった。
この事を警察に伝え、自宅で捜査が行われていた。
父親は行方不明になったとごまかし、その辺りぐらいから母親が変になり始めたと伝えた。
海に入れ、今はもう見えなくなってしまったから、実質行方不明だろう。
shoと目を合わせる。
z「なぁ…だめ?俺も一人寂しいねん。俺やったらお前のことたくさん愛してあげられるで?ちゃんとお前が満足できるようにしてあげるから。」
s「あ、あぁ………ぁ………」
z「大丈夫!俺お前の事満足させられる方法知っとるから!喜んでもらう方法も知っとるから!」
z「これからよろしくな!sho!」
それから俺は、父親にされたことをshoにしてみた。
これをすると相手が喜ぶと教えてくれた。
殴って、蹴って、叩いて、絞めて。時にはそういうこともした。
それをやっているうちに、shoの事を奴隷として見るようになっていった。
自分の私利私欲のために殴られヤられる、そんなshoの姿、絶望した顔に俺は満足していた。
俺は自分勝手だったと今でも思う。
shoがほかの人と話しているのを見た時、心の奥から嫉妬が湧き上がった。
shoには誰一人として近づけさせない。
そして、shoは俺に依存してほしい。
shoに愛されたい。誰かに愛されたい。
だから、shoにいじめるようクラスみんなにshoの噂を流した。
必死に否定し続けたshoの願いは虚しく、クラスから孤立するようになっていった。
shoの教科書や机にまで被害が及んでいるのはやりすぎかなと思ったが、家に帰るとshoは俺にすがってくるように皆の愚痴を言ってくる。
俺にどんどんshoは依存していった。
高校3年生になるとshoはリスカに手を出した。
それでもちゃんとshoは学校に行った。
俺のせいでshoの晴れ晴れとした高校生活を壊したのだ。
その事実にニヤケが止まらない。
人を操れる。人よりも上の立場になる。指示をするとすぐにやってくれる。サンドバックにもなってくれる。最高だ。
しかし、大学受験が控えていた。
勉強に勤しんでいたため、shoを構う機会はなくなっていった。
shoも俺と同じ大学に行きたかったため、一緒に勉強した。
何をするにしても全部一緒。
食事も風呂も寝る時も。
当たり前、これが日常だった事が
だんだんそれがうざったらしく感じ始めてきた。
しかしそんな事を気にする暇はない。
shoと同じ大学に入らないようにレベルの高い大学に受験をした。
無事、俺は結構頭のよい大学に合格することができた。
一方shoは、俺の大学のところは落ち、滑り止めの大学に入学できたみたいだ。
shoは家から通える距離だったが、俺は家からじゃ遠いところだったから一人暮らしを考えていた。
その事をshoに話す。
z「なぁ…sho。」
s「なーに?zmさん?」
z「……俺この家からじゃ通えへん距離に大学があるのよね?だから…俺、この家出て大学の近くにあるアパートに住むことになったわ。」
s「は?」
初めて聞くshoの声色だった。
その声は俺は恐怖に陥れた。動けない。足が震える。
shoは俺の腕をギュッと強く掴んだ。
s「なぁ…なんでなん?俺zmがいないと生きていけへん!zm言ってたやろ?『俺やったら愛せる』って『お前の事満足させられる』って」
z「…たくさん…愛してやったやろ…?」
s「あれは………嫌嫌やってたん?俺、zmのためにいっぱい痛いことも嫌なことも気持ちいいことも我慢してきたのに?」
z「い、嫌嫌ちゃうよ…。ただ…」
s「無責任やなzmは。自分が満足できたらええのか?」
z「……ッ!俺は……お、お前の事が…ウザく感じてきたんだよ…!」
s「…え?」
z「…いつも引っ付いてきてうざったらしいねん!大学受験も俺と同じところに合わせようとするところも… キモく感じてきたんや……」
s「………………」
z「やから…!……………ごめんな…」
バタン
俺は玄関に用意してあった荷物を手に取る。
机の上にshoの好物のお菓子と置き手紙を残して俺は、古くなった家を出た。
俺は今、懐かしい母校にいた。
続々と人が集まっていく。懐かしい顔がたくさんある。
その中から俺を呼ぶ声が聞こえた。
r「zm−−−−−!!!」
z「…?ってなんや、チビやないか」
r「誰がチビやおい!あんさん、聞いたで?相当いい大学に受かったらしいな?」
z「そうやねん!!rbrはどこの大学や?」
r「俺は此処から結構離れたところの大学や。………いやぁ…お前も大人びたな。」
「ははっ!お前に言われたないわw!」
z
そんな他愛のない会話を続けて行く。
「zm−!」
r「お?〇〇やん!懐かしいなぁ!」
「あっrbrじゃーん!いつも通りの背で安心したわ」
r「安心すんな!」
z「wwww」
同級生と久しぶりにする会話はとても楽しかった。
いろんな人達の中に、1人、背の高い男性がいた。
女の子みたいな髪型をしているが男らしく、ガッチリとした身体だった。
おまけに顔面が良かった。
俺はそいつを何処かで見たことがある、ような気がする。
まぁ同じクラスだから顔見知りがいるのは間違いないんやけど。
気になった俺はrbrに聞いてみた。
z「なぁ?rbr。あんな奴、俺のクラスにいたっけ?」
r「ん?あぁ…あれshoやなかったっけ?」
z「sh,sho?誰やそいつ…」
r「お前、クラスメイトの名前は覚えとけや!まぁ…あいつはいじめられてた子やけど…」
z「えっ?」
r「一応、卒業後にその事実に嘘があって違うってわかったからイジメはもうなくなって皆と打ち解けていったんやけど…」
z「…ほーん」
r「お前ほんまに知らんのか…。まぁ忙しそうやったもんな」
z「せやねぇ…。結構引っ越しすぐに色々会ってバタバタやったからなぁ〜」
うーん。何処かで見たことはあるんや。
なんか俺はそいつに良くないことをした様な気がする。
ただ本当に何も思い出せない。
大学の記憶が濃ゆくて高校時代の記憶が薄れつつある。
結構な人数が集まったところで、学級委員のrbrが声を上げた。
r「じゃあ…これる人は全員来たか?」
t「………よし!早速予約してたお店に行くぞ!」
[おぉーー!]
全員が声を上げ久しぶりに高校時代に戻ったみたいだった。
俺は友達と一緒にrbrが予約してくれていたお店に行った。
店内に入ると、大きなホールにいくつか丸い机があり、その中央にはバイキング形式の食べ物が並んでいた。
あいつはここを貸し切ったらしい。
金持ちはこれだから最高だぜ。
皆が片手にお酒を持ち、中央に集まった。
rbrはその中央に立ち、大きな声で
r「お前ら!同窓会、楽しむぞーーーー!!」
《かんぱーーーい!!!!》
カキーーンとグラス同士がぶつかる音が聞こえた。
皆が同じタイミングでお酒を口に運んだ。
みんながお酒を飲み、ご飯を食べ、何人かはガチ酔いし帰った。
とりあえず俺は全員に挨拶をしようと、それぞれのテーブルにいる人たちに声をかけた。
z「久しぶりやな!」
「あっzmくんじゃーん!おひさー!元気してた?」
「おう!お前らのほうこそ元気そうでよかったわ…!」
z「どう?楽しんでる?」
「おう!あっzmじゃん!なぁ知ってる?〇〇と〇〇、付き合ったらしいぞ」
z「えっ!ガチか…。確かに、あそこの2人はお似合いだよな」
「いつか付き合うと思ってたんだよな〜」
そんなこんなで短い会話をしながらいろんなテーブルにいる人たちに声をかけていく。
そしてこの部屋の一番端っこにあるテーブルにいた1人の男性に声をかける。
後ろ姿だけだったが、身長が高く女の子みたいな髪型。
たしか……shoと言ったか?
俺はそいつに声をかける
z「おまえ1人やけど、あっち行かんの?」
s「ん?あっ…」
z「……?どうしたん?ここだと寂しいやろ?はよこっちこいや」
s「………なぁ?俺のこと…覚えとる?」
z「えっ?あぁ〜…うん!覚えとる覚えとる…」
s「ほんまに?」
z「おん!俺のクラスにいたshoってやつやろ?」
z「…え?sho?」
俺の中で嫌な記憶が浮かび上がってくる。
俺の家にいたあいつのことを。
フラッシュバックしてくる記憶のなかには俺が封印していた記憶がいっぱい出てきた。
面影がある。
shoの存在をすっかり頭から消していた。
見たくもない記憶だったから。
z「…………」
s「………俺の事、忘れてたん?」
憎しみもこもった、その声が耳元で間近で聞こえた。
浮気がバレた時のような心臓の鼓動がする。
ドッドッドッドッ
心臓の鼓動音が速くなっていく。
多分今は持久走を走り終わった後のような心拍数だろう。
z「…………ッ」
s「なぁ、答えてやzm。」
聞き慣れたその声に吐き気がこみ上げてくる。
酒の入っていてふわふわした頭が急にシャキッとした。
過呼吸になりそうなぐらい息を吸っては吐いてを繰り返した。
ジリジリと俺の方に近づいてくる。
久しぶりに見るshoの姿。
あの頃のshoの面影がある。
女の子みたいな顔立ち。しかし綺麗に整っていて、美しい。
大学でモテたんだろうなと言う雰囲気が伝わってくる。
ただ、俺の目から見るshoは、ほかの人から見たshoと違うだろう。
怖い。
笑顔だが心の中は般若のように見えた。
shoが俺の髪の毛を触る。
z「ひッ」
s「……なんでそんな怯えた顔するん?俺、zmのニコニコした顔の方が好きやで」
z「い、や…やめ…て…。触らんといて…や…」
s「なんでなん?」
shoが俺の横の髪の毛をグッと掴む。
s「俺がやめてって言った時は殴ってきたくせに、自分がやられる時だけはそうやって言うん?」
z「ご、ごめんな…さい…」
s「ごめんなさいって言えば許されると思ってるん?頭弱いな〜zmさん。俺が謝ったってzmは許してくれへんかったやろ?」
今更、自分がshoやった行いを後悔し始めた。
s「……俺な、zmが家を出ていった後気づいてん。
俺、zmに依存してたみたいやわ。」
shoは笑顔で俺にそう言った。
ただ、俺の目にはドロドロとした笑顔にしか見えなかった。
s「俺、zmが居なきゃ駄目やったみたいやわ。zmが言った後も依存体質が抜けへんかった。色んな女や男に依存しようとした。
でも、駄目みたいやわ。」
淡々と話すshoに恐怖を覚える。
s「俺、zmにしか依存できへん。zmじゃなきゃ駄目やった。」
shoが俺の耳元に近づく。
s「……なぁ、責任取ってや。俺をここまでぐちゃぐちゃにした罰やで」
そうだ。俺が100%悪い。
shoは1ミリも悪くない。
……嫌や。こんな責任を背負いたくない…。
身勝手すぎる自分に飽き飽きする。
心の中ではそう分かっていても実行するのはとても難しい。
shoの目がどんどんハートになっていくように見えたのは気の所為か。
z「……ご、ごめんなさい…。ほ、ほんまに……」
s「俺が欲しいのは謝罪ちゃう。
…………こうやって見ると泣きそうになってるzmもええなぁ…」
shoはボソッと気持ちの悪いことを口にこぼした。
s「zmが残してくれた俺の好きなお菓子あるやろ?あれ、家宝やと思ってずっと残してあんねん!」
ほんまにいらん情報。
聞いてへんわそんな事。
z「…え?あれ…三年ぐらい経ってる…」
s「だってzmの指紋がのこってる唯一のものやもん!」
z「キッショお前…」
s「懐かしいなぁ…もっと罵ってや♡」
ここまでshoを壊してしまったのは他でもない。
shoは俺に依存してしまった。
俺がshoに俺のことを依存させようとしたから。
あぁ、俺はどうすれば良いのだろう。
責任を取るということはどういうことなのだろう。
何をしたら俺の罪は償われる?
s「……嬉しい?zm。俺とまた会えて嬉しい?」
全然。全く嬉しくない。
ただ、ここの選択を間違うと大変な目に遭うことはわかる。
z「…わ、わからへん…」
s「……zmは何時も曖昧やな。その癖、直らへんの?」
曖昧?
そんな事ない。
わざと曖昧にしてる。
傷つけないように。相手のこころに傷をつけないように。
ちゃんときっぱりとした意志を持ってる。
ただそれを濁しているだけ。
s「俺はちゃんとzmの気持ちが知りたい。なぁ、ちゃんと自分の答え持ってるんやろ?教えてや。」
shoには全てお見通しのようだ。
z「……ッ!ぜ、全然、嬉しく…ない…。二度と会いたくない、…」
shoは自分の手を俺の首に持ってきた。
グッと俺の首を絞めつけてくる。
z「あがッ…! かはッ や、め…て」
その瞬間パッと手が離された。
誰もその現場を見ていなかった。
ここが角のテーブルだったことに後悔した。
z「……な、んで…ッ…ちゃんと、答え、たやん…」
s「んー?zmの真似やで?俺がちゃんと答えてもzmはこうやって締めてきたやろ?」
z「……ッ!」
s「なぁ…?俺のこと好き?zm。」
z「き、嫌い…」
s「…………なんで?」
その声は冷たかった。
手足が震えそうだ。
z「い、言ったやん!出ていくときに…お前がしつこいか、ら…」
s「しつこくさせたのはzmさんやで?」
s「…俺なぁ、zmに復讐しようと思ってん。こんな無責任な飼い主、放っておけんやん?ちゃんと躾けせなあかんやん?」
z「、な、なにが言いたいねん…」
s「やっぱり恩返しって必要やと思うねん。俺、zmに恩返ししたくて、なぁ?お前の犬がお前に教育したろおもて。」
z「お、俺は…お前を育てた覚えないし、教育した覚えもない…!躾けた覚えもない!」
s「都合が悪くなったら『覚えがない』とか…
もうちょっとマシな言い訳できへんの?俺よりも頭良い学校にわざわざ行ったんやからさzmさん。」
その言葉は俺に深く刺さった。
事実だったから。
s「………俺な、zmに依存してたってのも本当やし、zmに恩返ししてあげようっていうのも本当や。実際、zmは俺を守ってくれたしな。
………でもな、zmに復讐したいっていう気持ちもあんねん」
z「……復讐…?」
s「誰のせいで俺が皆からいじめられたと思ってるん?」
z「!」
誰からそんな事を聞いた?
俺から?そんなわけない。
なんでshoがいじめの主犯格を知ってる?
なんで俺だとわかったん?
完璧やったはず。
冷や汗が止まらない。
s「……なんでわかるのかって顔しとるなぁ」
z「……な、んで知っとんの…?」
s「ん~秘密!…………誰やと思う?」
z「…………rbr……?」
s「お前rbrの事そう思ってたんかよ」
z「………rbrなん…?」
s「…どうやろうね」
s「………ほら!zmさん!ここは同窓会やで!楽しく行こうや!」
shoの急な豹変ぶりに驚きを覚えた。
これは今までshoが思ってきた言葉だったのか?
わからない。
ただ考えたとて俺の気が重くなるだけだ。
今は楽しくパッ〜っとしたほうが気持ちが楽になるはずだ。
z「……せ、せやな…」
s「…なぁ!zm、俺これ食べたい!」
z「…え?あっ…うん…食べる?」
s「zmもっと飲めるやろ?グラス、中ないで」
z「えっ…あぁほんとやな…おかわりしてくる…」
shoは無邪気な子供のように俺に話しかけてきた。
さっきのshoはどこに行ったのか。
俺はアルコールのドリンクバーのところに行った。
日本酒が目にとまる。
日本酒を注ぎ、ついでにちょっとしたご飯をとってきた
……のは良いのだが席、どこに座ろうか…。
できる限りshoのところは座りたくない。
せや、rbr…
なんでか知らんがshoがその席にいた。
しょうがないのでほかの席に入れさせてもらった。
z「なぁ〜ここ入ってええ?」
「あ!zmじゃん!それ何杯目?」
z「一応酒は4杯目」
「zm、日本酒飲めんの〜?イッキしようや」
z「日本酒イッキやばない…!?」
「いけるいける〜!吐いたらこいつがなんとかしてくれるから!」
「え?」
z「それはコイツがかわいそうやろ〜w吐いたら自分で片付けるわ」
「ほら!イッキ!イッキ!」
「それ居酒屋でやるやつ…」
「早く飲めよな〜w」
こいつら、酒の飲み過ぎで頭回ってへんぞ。
飲みたくないが周りの期待の目がすごい。
z 「しゃーなしやぞ…」
俺は勢いよく日本酒を飲み干した。
ラグをおいて酒がぐるっと体内を回っていく感覚に陥った
頭がふわふわする。
幸せや。
俺はどんどんアルコールを摂取していった。
酒を浴びるほど飲んだ。
明日は二日酔い確定やな。
でもまぁ…今は幸せやからいっか。
r「これで同窓会はお開きやね〜」
「rbr〜二次会どうする?やる?」
r「いやぁさすがに二次会はええかなぁ。結構限界な人多そうやしな!かく言う俺もやけど〜wじゃあ締めは〇〇がやってや」
「なんで俺なんだよw じゃ!3年4組、解散で!!」
続々と人が帰っていく。
みんな足取りがフラフラしていてとても危なっかしい。
かく言う俺も飲み過ぎで結構厳しい。
まともに歩けない。
r「zm、お前大丈夫かw」
z「あっrbr〜!ありがとな〜開いてくれて〜」
r「いやいやええよw逆に集まってくれてありがとうな」
z「rbrお前そんなに酔ってないやん…!」
r「いや、w俺バチクソ酔ってるよ?もう一歩踏み出したら前に倒れそうw」
z「倒れてみろや〜!どうせ耐えるやろお前〜」
r「…なぁ?あれshoか?」
z「んん?sho?呼んでみたらええやん〜w」
r「町中で叫ぶんやばw」
z「shoーーー!!!」
r「えぇぇ!?お前…やっば…!?」
z「こんな夜遅くに出歩く人なんて居らんやろw」
俺が呼んだからなのかshoがこっちに向かって走ってきた。
結構まともに走れている様子を見るに、そんな飲んでなさそうにみえる。
s「……あ!rbrと……zmやん!!どうした〜?」
r「お前結構シラフやな!全然飲まへんかったん〜?」
s「俺酒苦手でさ〜w飯食ってたわw」
r「そうなん!?…ちょzm!お前こっちに体重乗っけんな!w酔っ払いやぞこっちはぁ!w」
z「俺やって酔っ払いやわww」
r「ちょっsho、こいつなんとかできへん?もうそろそろ終電逃しそうやわw」
s「…………ええよw」
r「じゃ!お前らも元気でな……!!また!なんかあったら連絡くれよ」
俺はバッとshoに剥がされ、その隙にrbrは駅の方面に向かって歩いて行った。
この場に残ったのは俺とshoだけになった。
……俺もrbrに続いて帰ればよかった。
ベロンベロンの状態でまともに脳が動かない。
足がもうガクガクしていた
過去のことなんか全て忘れて俺はshoにもたれかかる。
z「まだ飲めるわ!これ!sho俺等だけで二次会や!酒!」
s「えっ…まだ飲むん…?」
z「だってsho全然酔っ払ってないやん〜!」
s「……俺ん家行く?酒、あるで」
z「shoお前家持ってたん〜!?じゃあshoの家で飲む〜!」
s「…………」
z「sho〜…?家分からへ〜ん案内してくれ!」
s「………あぁ…わかったわ」
shoは大学生の1年生終盤の方に引っ越しをしたらしい。
今は駅から近めのマンションに住んでいた。
shoに手伝ってもらい無事、sho家につけた。
通りすがる人たちにはすごい見られたけど今の俺には関係なかった。
shoの家の扉を開けて中にズカズカと入る。
酒は回っていてもちゃんと礼儀は守った方だと思う。
中は少し狭く、まぁ一人暮らしするなら妥当だよなって感じの部屋だった。
俺は入ってすぐにあるベッドにダイブする。
ボフッと柔らかい音が響く。
ただ、今は酒が飲みたい。まだ寝るのは早い。
俺は持っていた荷物を部屋の隅に置き、ジャンパーを荷物のそばに乱暴において洗面台に向かった。
洗面台は玄関から入ってすぐ隣の部屋だった。
扉を開けると、中にはまだ荷物や上着を着たshoが手を洗っていた。
shoは帰ってすぐ洗面台に行ったのだろう。
一瞬、心臓が跳ね上がりそうなほどびっくりした。
z「びっ…くりしたぁ…。」
s「あぁごめん、使う?ここ」
z「うん〜 あ、せやsho、お酒用意して〜」
s「……はいよ」
shoは洗面台からどけ、冷蔵庫に向かった。
俺は水を出し泡をつけ手を洗った。
正直な話、もう足が限界だ。
体力的にとかではなく、酔いで足元がフラフラする。
洗面台にもたれかかるように手を洗い、洗面所を出る。
するとshoがソファーにすわりお酒とおつまみを置いていた。
俺はshoの座っているソファーの空いてる所に飛び込むように座った。
shoはびっくりした様子で俺の方を見た。
そんな姿がなんでか知らないが面白く笑ってしまう。
笑い上戸と言うやつだ。
z「wwwwwwなんやshoその顔ww」
s「……笑いすぎやって〜俺そんなに変?」
z「んん~?変ちゃうよww気にすんなって!!」
そんな事を言いながら俺はshoが注いでくれた酒に手を出す。
ゴクッと酒を飲みほす。
水で割ってくれたのだろう、が濃ゆい。
度数が高い。
頭がポワンポワンとした感覚に陥る。
将来の不安も全部かき消されていく。
何十分か経過した。
俺は何杯もの酒を飲み、笑い、眠たくなってきた。
一方shoはまだ少ししか飲んでいない。
それどころかオレンジジュースを飲み始めた。
z「おいsho!お前全然飲んでへんやないか!」
s「zmさん〜それアルハラやで…」
z「wwww」
s「すぐ笑うし…」
z「なぁーー!sho聞いて!俺のバ先の先輩くっそうざいねん!」
s「あー…せやなぁ」
z「俺がな!この前レジ打ち遅かった時に舌打ちしやがったんや!」
俺は気づいたらshoにバイト先の先輩の愚痴を言っていた。
shoに言ってもなんも変わらんのに
そして、俺の膀胱かトイレに行きたいと叫んでいた。
沢山飲んだので膀胱がヤバいのは確かだった。
z「…あ、sho〜俺トイレ行ってくる〜」
s「…! 吐きそうなん!?大丈夫?」
z「ただのトイレや…!」
俺はshoに行くことを伝えてトイレに向かった。
トイレから出て、洗面所で手を洗う。
まって
俺、家の鍵閉めたっけ
そこで俺は気づいた。
トイレに行ったから少し脳がリフレッシュして頭が回るようになった。
俺、どうやって帰ろう。
よくよく考えてみなくてもわかるがここはsho家だ。
自分の家に帰るためには電車を使ったほうが速い。
ただ、終電はとっくにとうになくなっていた。
こうやってどんどん考えてるうちに脳が冷めてきた。
……………
え?俺sho と今二人っきりなん?
え?それやばない?
考えなくてもわかることだった。
あの二人で話した時の記憶が蘇る。
冷たくて怖い目。
引っ張られてヒリヒリした頭皮。
見たことのないshoを見た。
そして自宅の問題。
家に荒らしが入ってくるかも知れない
いや、もう既に荒らされてるかも知れない
俺の家にはバイトで頑張って貯めたお金を貯金していた貯金箱があるはず。
相当な額が入っていたはずだ。
あとは俺のペットのような物でもあるルンバ。
これはまずい
早急に帰らねばならない。
…………今のあいつだったら話は通じるのだろうか。
あの依存気質野郎を飲みに誘ってしまった俺がアホだった。
いや…あれは全部酒のせいだ…。
とりあえず俺はshoに帰ることを伝えることにした。
洗面所の扉を空け、ソファに寄りかかってるshoに声をかける。
z「あ…、sho…?ちょっとええ?」
s「んー?どうしたん」
z「俺、そろそろ帰るわ。早めに帰ったほうがタクシーも捕まりやすいやろうし」
s「え」
z「あと家の鍵閉めたか覚えとらんからさ。心配やから帰るわ」
s「…………まって」
shoは俺の服の袖を掴んだ。
ギュッと強くつかんでいた。
その時から嫌な予感はしていた。
s「…………また俺を置いていくん?」
z「またって…俺はお前を置いてったつもりなんかないし…」
s 「なぁ、一緒に住もうや。この家に。」
z「…………は?…気でも狂ったんかお前…」
s「狂わせたんはzmやろ?」
z「………ッ でも!俺のこと憎んでる奴とは一緒に住みたくないわ…
気ぃ悪くなりそうやし…」
s「確かにお前のことは憎んでる。ただ、また俺の所に帰ってきてほしいっていう気持ちもあるんや」
s「なぁ、ダメ?どうせzmも一人寂しいやろ?家に帰った所でzmには家族も両親も恋人…は、最近別れたんやっけ?」
ゾワッと身の毛のよだつ事を言われた。
z「な、なんで…それ、知っとんの…」
s「zmさん警備ユルユルなんやもーん、そりゃあお家、入られるよね?」
z「そもそもなんでおれん家知っとんの…」
s「zmさんのことだったらいくらでも知ってるよ」
もうストーカーの域やん。
z「な、んで…」
s「質問多いな… 俺はzmのことが好きだから。いや、zmに好きにさせられたんやっけ?」
くっそ…事実だから何も言えねぇ…
z「…か、帰らせて… …ほら!またお前ん家行くからさ?お願いや」
相手をあまり刺激しないように柔らかめな言い方でこの場を切り抜けようとした。
まぁそんな事やっても無理なのは分かっていた。
s「…俺はお前がいないとダメなんや…なぁ?おれの元から離れんといて… グスッ」
おい、おいおいおいおい
なんか泣いてない?
shoの瞳は潤んでいて涙がこぼれてきそうだった。
さっきまであんな感じだったのに急な豹変ぶりに驚きを隠せなかった。
………こーれ まずいやつですね
ほんま泣かれると困るんやけど
sho「グスッ …お願いzm…」
zm「〜〜〜〜〜〜〜ッ」
こいつ、俺の性格をちゃんと理解してんな
泣かれたら断れなくなるって大体の人間そうやろ
俺は泣き落としにめっぽう弱い。
shoは子犬のようにこちらを見てきている。
しかも泣き顔で。
こんなの助けてくれと言ってるようなもんじゃないか。
ただ、今回のは流石に断らせていただく。
1日だけ泊まってとかじゃないからな、俺のところから離れないでだからな。
そんなの無理に決まってるやろ。
zm「……ごめんッ!!」
俺はshoから逃げるように玄関に走る。
ドアノブに手をかけ開く…はずだった。
ガチャガチャと音を立てたまま、一向にドアが開く感じもない。
まさかと思い後ろを振り向く。
s「ははっwどうせこうなると思って先にドアに細工したんだよ。あっぶなまじで」
笑いながらこちらに忍び寄ってくるshoの姿が見えた。
いやこいつ嘘泣きかよ
気づくとshoは俺のすぐ目の前まで来ていた。
s「なぁ?zmさん、また俺と住みたい?」
z「………絶対にもう嫌や…」
s「じゃあもうええか。………荒業だけど」
そういうとshoは俺にキスをしてきた。
は? え?
ん?
一瞬の出来事に固まってしまう。
脳の処理が追いついたと同時に自分が何をされたのかが分かり、顔が赤くなる。
s「ははw初々しい反応見せるねzmさん、いつも俺にやってたことじゃん」
z「いつもやってへんわ…!//」
s「…………何やるか、もうわかるよね?いつもzmがやってたルーティンだよね?今日、俺がそれを真似してあげる」
z「……終わった…」
俺は無理やりベットに連れてこられ、押し倒される。
なんでか知らないが慣れた手つきで服を脱がされる。
……前は俺が脱がしてた側なのに。
プライドがへし折れそうだ。
z「………sho、その手に持ってるの、……なに?」
s「あーこれ?zmって確かこのプレイ好きだったよねって思ってさ。俺とヤる時、よくこれやってたよな〜って思って。」
shoは俺の後ろに回り込み、俺の目が見えなくなるように布かなんかを付けた。
z「ちょちょちょ待ってや!俺これされる側やったことないねん!する側が好きって話y…
喋っている途中、急にshoからキスをされてびっくりする。
s「うるさいなぁー?ええやん、いつもする側やったんやから。される方の気持ち、味わったほうがええんちゃう?」
z「こ、これ怖… 何も見えへん…」
s「そりゃそうやろ、目隠してんだから」
これじゃホラーゲームやってる時の気分だ。
s「んじゃ、早速何しよっかな〜。まぁまずはどこが効くかやな…」
ちょっと怖い独り言が聞こえた気がするが気の所為だろうか。
フゥー
急に吐息が耳にかかってきた。
ビクッと俺の身体は反応し、俺自身もびっくりした。
z「びっくりしたshoかよ……」
s「あれー?zmさん耳弱いんですかー?」
z「びっくりしただけだわ!」
s「ふーん…素直じゃないねぇ」
z「……チッ」
s「おぉこわいこわーいw」
こいつほんとうっぜぇな…!
いや、ここであいつの挑発に乗ったらダメだ。
思い通りにされてしまう。
それは癪なのでグッと苛つく気持ちを抑えた。
そうこう考えていると、急にshoがスゥーっと撫でるように脇腹を触ってきた。
z「んッ…」
s「あれあれあれ〜?どうしたんですかzmさーんw」
z「なん、でも…んッないわッ!」
s「そっか〜w」
こいつ…!
明らかに人を煽る声色しやがって…!
グッと握りこぶしを作り、殴ろうとした。
z「ひッ」
s「カプッ…パッ」
z「な…!なにやってん…!」
s「ははっwめっちゃ綺麗に跡ついたなぁ〜」
z「あ、跡…?」
s「うん、だって俺zmにキスマつけたんやもん」
!?
z「…はッ?」
s「ちょうど、このあたり〜」スゥー
z「〜ッ、触んなッ…!」
s「でも、zmも俺にキスマつけてたやろ?」
z「そ、そうやけど…!」
s「あーでもzmって服で隠せる所にキスマ付けてたよな。
ま、俺にそんな優しさ持ち合わせてへんから、バチバチに見え
てるけど」
z「はぁ!?お前…!俺明日大学あるし、バイトも入っとんねん!」
s「ごめんって〜!許して?」
z「ごめんで許されないわ!明日どんな顔して大学の友人に会えばええんや…!
しかも飲食店で働いてんだぞ、客に見られたらd…ん!?」
チュ
z「〜ッ!?///」
s「うるっさいなぁ…わかったって。跡残さなきゃええんやろ?」
z「ちょちょちょっと待って?跡残さなきゃ何してもいいみたいな雰囲気だけど、違うからな?」
s「いいやん別に。やられたことやり返してるだけだよ」
いや俺そんな事やって………るかも知れないけど…!
s「大丈夫!安心してや?本当にやられたことしかやらんから」
z「…安心できる要素ないんやけど…」
俺まじこいつに何やった?どういうのやったっけ?
まぁ、行為自体はやったけどどんなプレイしたっけ?
今丁度目隠しプレイされてるけども。
s「じゃ、復讐開始〜」
z「あッ♡やぁッ♡あ゛♡しんじゃッ♡う♡」
s「頑張って〜zmさーん。こんぐらいでバテられたら、ねぇ?」
目の前が真っ暗で何も見えない。
パチュンパチュンと水音と肉体と肉体同士がぶつかり合う音が部屋に響く。
そのかわり音と感覚だけがはっきりと伝わってきてしまう。
そして何より…
z「お゛♡あッ♡やらッ♡イッちゃッ♡」
ピタ
z「ま♡、たッ♡も、やらッ♡」
s「もうそろそろイきたい?」
z「わかッ♡てッ、るやろ…!♡」
s「ははッ♡まぁ、残念だけど辞めるつもりはないよ」
z「ッはぁ、?♡ふざけ…
ゴッチュン♡!
z「ひぅ!♡あ、♡え?♡」
s「あ、やべ、結腸いっちゃった。ま、頑張れ〜」
グポグポンゴチュンゴチュンと奥まで掘られていく。
z「やら、♡お゛ぉぉぉぉぉ♡ッはッ♡イクッ♡から♡止めッ♡」
ピタ
z「あッ♡え♡…?」
s「zmが止めてって言ったから」ニヤニヤ
絶対嫌がらせで止めたよなこいつ。
いやだってもう顔がニヤついてんだもん。
s「え?なに?まさか、zmさんであろうお方が…ねぇ?」ニヤニヤ
z「ほんまッ…!お前タチ悪いわ……」
s「いいの?zmが言わなきゃ動かないよ?俺」
z「……ッ!」
s「ははッめっちゃその顔そそる♡」
z「…キッショ」
s「そんな顔で言われてもね〜」
するとshoはゆるゆると腰を振り、俺の浅いところを弱くつく。
浅い…!もっとふk………
俺は今何を考えた?
こんな奴に求めてしまっていた?
おかしい。てか、そもそもこいつにねだりたくない。
パチュン パチュン パチュン
z「〜〜♡」
s「物足りなさそうやねzmさん」
z「だ♡誰のせいやと…!」
s「でもさ、さっきの、気持ちよくなかった?結腸きたときの。
ヤるより、やられる方のが気持ちいいでしょ?」
それはそうやろ。快楽の感じ方が違うんやもん。
……もう一回あの気持ちいいのが…
s「大丈夫。zmがやったこと繰り返すだけ。だいたいわかるでしょ?どれほどの快感が襲ってくるのか」
もういいか。なんかあったら明日の俺に任せればいいか。
z「………………して……」
s「聞こえへんな〜もう一回!」
z「や、やから…!お、奥までついてめ、めちゃくちゃにしてや…//」
shoはニコッと愉悦な笑みを浮かべた。
s「お望みどーり」
顔がやけるようにあつい。
眩しい。
俺は眠たい目をこすりながらゆっくりと体を起こす。
カーテンが空いておりその日差しによって顔が熱かったのだ。
いい匂いがする。
俺はベッドから降り、昨日shoと飲んだテーブルに着こうとした。
!!!
腰が猛烈に痛い。
起きた時も若干痛みは感じていたが、立ち上がるとなるときつくなってくる。
しょうがないのでもう一回ベットに寝転んだ。
寝転んだ衝撃が腰に来ないようにゆっくりと。
仰向けになり天井を見上げた。
そういえば、昨日shoと飲んだ後の記憶がない。
思い出そうとするが、酒の飲み過ぎによる二日酔いが効いて、なかなか思い出せない。
なんで腰が痛いんだろう。何か関係があるのだろうか。
あ、喉、渇いた。
お茶でも水でもなんでもいいから飲み物が欲しい。
ここはsho家だからshoがいるはず。
そう思っていると、顔をタオルで拭いながら洗面所から出てきたshoがいた。
多分、顔を洗っていたのだろう。
俺はshoに飲み物が欲しいと伝えようとした。
z「の、のみ…も、の」
え?なんか声?え?おかしない?
こんな掠れてたっけ?
s「ん?あ!おはよzm」
z「え?あぁ、お、おは…よ、?ちょ先に…み、みずほしい…」
かすれたような声で挨拶を返し、shoに水を求めた。
s「ん、ちょっと待ってて」
カチャカチャとコップ同士がぶつかり合う音がし、水道から水が出ている。
水道から出る水は、砂漠で遭難した時に見つけたオアシスのようだった。
shoは水が入ったコップを持ってきてくれた。
s「はい」
z「あざす…」
ゴクゴクと音を鳴らし、コップ一杯分を一気飲みした。
これで少しは喉が潤うだろう。
まぁ…腰の痛みは治らないままだが。
飲み干したコップを近くのテーブルに置き一息つく。
shoは俺が寝っ転がっているベッドに腰を掛けて座って、スマホを見ていた。
少し昨日の出来事を思い出してみることにする。
チャラ
??
なんだ今の音
足を少し動かすと、ベッドの下から鎖?のようなチャラっとした音がした。
その瞬間自分の足首に違和感を感じた。
足掛けのような物が俺の足首に巻き付いていた。
鎖でベッドの下まで繋がれていた。
え?なんで?なんでこんなんが俺の足についてんの?
冷や汗が止まらない。何のために。誰がつけたのか…
いやつけたのは絶対shoだな。
するとスマホに目を向けていたshoが鎖の音に気づいたのか、こちらに顔を向けてきた。
z「な、なぁ。これなに?」
s「…あー気づいちゃった感じw?」
z「と、取って…」
s「じゃあ一緒にいて」
z「は?なんで?無理に決まってるやん」
s「えー?でも昨日の夜のzmはいっしょにいてくれるって言ってたのになぁ?」
弾かれたかのように記憶が蘇ってきた。
そうだ、俺はこいつに昨日…
s「思い出した?」
z「で、でも俺、そんなこと言った覚えが…」
s「覚えてないだけで言ってたよ。音声、聞く?」
そこにはスマホのボイスメモの画面が開かれていた。
その一番上に他より長い録音があった。
嫌な予感がする。
z「い、いいわ…」
s「わかった。で?どうする?」
「ま、どうせ足枷は外れないしね」
z「え?一緒に住めば外してくれるんやなかった…?」
s「別に一緒に住無なら取るとか言ってないし。」
「一緒にいて(足枷は外さないけど)ってやつやから」
絶望感が頭を支配する。
もう俺はこの檻から出れないことを悟った。
あぁ…こんなことになるなら。
あの時あんなことしなければ…
終わり。
ここまで見てくださりありがとうございました!🙇
長過ぎました。
ゆっくりと目をお休めなさってください。
文章がおかしかったら言ってもらえると助かります。
※全て二次創作です。
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