深夜テンション。書きたくなりました。何でかって?ある人がさっきお酒に酔ってたから。
注意
BL/曲パロ/Rなし/一次創作(?)誰の名前も出てきません。/短いです。/お好きなカプでお楽しみ下さい。
それではそれでは
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夜道、二人浴衣姿で歩く。酔いが回る時間。
途中で「歩けない」なんて嘘をついてみる。家まで送ってよ、って素直には言えないから君の言葉を待つ。本当は君に乱されて愛されたい。そんな夜を期待するけど、鈍感な君は応えてくれない。
不貞腐れてしゃがんだ俺につられて少し屈む君。袖を引っ張って口付けをしたら、どんな顔をするのだろう。
ずっと君といたいけど、そんな言葉は言えないから。今夜だけで良いから、側にいてよ。
暗くて、顔が見えなくても良い。誰かを君の好きなように想像しながらで良い。熱くなくて良い。本気じゃなくても良いの。今夜だけでも…俺を見ててくれれば、それで良いの。
少し浴衣を着崩して頬を赤くしながら、上目遣いで妖しい笑みを浮かべても、「何してるの」と直される。君の奥に見えた月は明るく輝いていて。その光が君の中に宿れば良いのに。
俺は時折隣を歩く君に肩を当てるだけ。君のことが好き、なんて言えないから。せめて今夜だけでも満たしてほしくて少し触れる。ごめん、なんて言わないでよ。わざとだって気づいてよ。
小説のような綺麗な恋じゃない。でも、口付けだけなら、できるかな。さっき話した小説みたいにやってみようよ、なんて酔ったふりをしながら言ったら、許してもらえるかな。
今日だけで良いから、君に満たしてほしいの。
コメント
3件
お!初のノベル…? なんか雰囲気めっちゃ好きです! 夜の大人な時間帯の話的な(???) なんか「寄り酔い」の歌詞に似てる…? 気になったんで歌みた聞いてきちゃいました() 歌詞が所々被せてある感じがする…! 違ったらすみません…() え、めっちゃいい〜! この時間帯に見るのがまたいいですね(( 私は勝手に青桃で妄想しました() 投稿お疲れ様です!