雨が降る中で私は座っていた。
命令がないと動けない私はどうしたら良いか分からなかった。
??? 「だいじょうぶ?」
私 「…誰…ですか…?」
データに無い、誰だろう…?
??? 「バハムート様!寒いですよ、戻りましょう」
バハムート 「でも…このこさむそう…」
??? 「あら、大丈夫ですか?」
私 「あ、えっと…」
??? 「風邪をひいてしまいますよ、良かったら幻獣界に来てください」
私 「えっ…?いや、あの…」
命令が来ない。分からない、どうしよう。
バハムート 「おいで、いっしょにいこう」
私 「…ありがとう…ございます…」
私はその優しさに惹かれてついて行くことにした。
幻獣界
??? 「アーサー王様、ただいま戻りました」
アーサー王 「おかえり、ん?そこにいるのは誰だ?」
私 「初めまして…ソーアと申します…」
??? 「雨の中で座っているのをバハムート様が見つけてくださいました」
アーサー王 「そうか、ありがとう。マティウス。ソーア、少し話がある」
私 「はい、」
アーサー王 「ソーア、お前は人工知能という奴だな?」
私 「…!どうして…それを…?」
アーサー王 「お前は私達幻獣の命を狙う研究者に作られたのだろう。そして抹殺目的と
して作られた存在。心を持つ人工知能だな」
私 「はい…そうです…申し訳、ございません…」
アーサー王 「何故謝る?お前は悪くないだろ?お前は優しい心を持っている、それだけで
充分だ」
私は今まで怯えて生きて来た。
それでも、こんなに優しい言葉をかけてくださるアーサー王様には感謝しかない。
私 「一生貴方様に尽くします、何でもご命令ください」
アーサー王様 「ならばバハムートの付き添いになってくれ」
私 「付き添い…ですか?」
アーサー王様 「あぁ、アイツは幻獣王に相応しい存在にさせなければならない、そこで
お前がアイツに世界の事を教えてくれ」
私 「かしこまりました。必ずお役に立ってみせます」
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
こちらのお話は3話くらい続きますので是非よろしくお願いします!
ソーアさんは私の二次創作キャラクターです。
因みに男性です。
ソーアさんの詳しい過去や、バハムートさんとの関わりをお届けします!
バハムートさんの過去をお楽しみくださいませ!
それではまたお会いしましょう♪
コメント
2件
バハさんの幼い姿とか得しかないですねありがとうございます(( アーサー王様などの皆様とても優しくほっこりします☺️ ソーア君.......どことなくルーラちゃんを思い出します🍀 続きも楽しみです(*´艸`)