美しい橙色の夕日が海に沈む頃、
僕らは今、ふらふらと外に出た。
なんとなく暇だったので、散歩をしに来たのだ。
しばらくぶらぶらと歩いていた時、
電柱近くに段ボールの姿と共に
かよわい鳴き声が聞こえてきた。
よくみると段ボールには黒いマジックペンで
『拾ってください』
と書かれていた。
「捨て猫かあ。今時こんな酷いことする人がいるんやなあ。」
子猫がにゃあにゃあと鳴きながら段ボールの外に出ようとしている。
おんりーは、しゃがんでその子を抱き上げて、僕の方を向き、
「酷いよね。こんなに可愛いのに、、、」
子猫と自分の頬を擦り合わせて、上目遣いで僕を見上げる。
「うん。可愛いね。」
おんりーの頭を撫でながら言ってみると、
ブワッと言う音がするんじゃないか。と疑うくらい、本当にブワッと顔を赤く染めた。
ああ、やっぱり可愛い。
「い、いや俺のことじゃなくてぇ、、、///」
「わかってるよ、でも、僕はおんりーも可愛いと思ったから。」
おんりーが抱いていた子猫を持ち上げる。
「この子、飼う?」
と聞くと、おんりーは嬉しそうな顔をして
頷いた。
おんりーと子猫。
また可愛い一面が知れそうだな。
そんなことを考えながら見た、
夕日はいつもより赤く輝いていた。
リクエスト欲しいです、
もはやほのぼのじゃなくていいので、、、
え?そんなのほのぼの集めじゃないって?
、、、君のような感のいいガキはきr((
コメント
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最高すぎます主様!