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若井 side…
「やっと昼の時間だぁー」
授業で硬くなった身体を解すように背伸びをしていると、
「あ、いたいた」
(この声ってたしか…)
聞き覚えのある声がした方向を見ると、案の定、大森先輩が俺の方へ歩み寄って来ていた。
「…っ……!」
目が合うが、胸ら辺が苦しくなり、俺はすぐに目を逸らす。
「ねぇ…なんで目逸らすの」
机の上に目線を置いていると、大森先輩が俺の机の上に腕と顔を置き、顔を覗いてきた。
また目が合う。
「…別に、」
顔が赤くなっているのを隠すようにそう冷たく返す。
「ふーん…じゃあ、一緒にお昼食べよ」
「…え、?」
俺は大森先輩が言っていることが理解できなかった。
(は、?まだ会って1日目だぞ…?しかも先輩だし…)
「…何……若井は嫌なの、?」
大森先輩は可愛らしく頬を膨らませ、少し拗ねたような顔をした。
「いや、別にそんなことは_」
「ならいいじゃん、」
大森先輩は俺の言葉を遮るようにそう言い、俺の手首を強く掴んで、連れて行こうとした。
「ちょっ…先輩ッ…!ぃ…痛いです…っ!」
「あっごめっ…」
俺が抵抗すると、それが相当ショックだったのか、目に涙を溜めて、俯いていた。
「…はぁ…先輩、行きますよ」
「…え、?」
大森先輩は俯いていた顔を上げ、俺のことを上目遣いをするように見上げた。
「行くって、どこに…?」
「お昼…一緒に食べるんでしょ、…///」
「えっ!ほんとにいいの!」
大森先輩の顔に笑顔がぱっと咲く。
「いいから言ってるのに…//」
自分が今、どんな表情をしているのか分からない。
でも、これだけはわかる。絶対、顔赤くなってる。
「…んふふ、若井顔赤いよ?笑 」
「もしかして照れてる?笑」
「てっ、照れてないっ…!//」
いたずらっぽく笑う先輩にそう、つい強がってしまう。
「そうには見えないけど?笑」
またそうやって馬鹿にするように笑う。
大森先輩は昔からずっとこうだ。
(…?昔から、?大森先輩とは今日出会ったばっかりなのに…)
「若井、なにぼーっとしてんの、早く食べに行こ!」
大森先輩はそう言い、俺の肩に軽く拳が当たる。
無邪気な笑顔を向けてくる。
そんな大森先輩のする行動、全てが好きだ。
(え、?好き…?あれ、いつの間にこんな感情抱いてたんだろ…)
「わかーい?行くよ、?」
心配の色が混じった瞳で俺のことを見つめてくる。
「ぁ、はい!」
(考えすぎだよな、笑)
(とりあえず今は楽しもう)
続…
遅くなってすみません💦
無事、学年末テストが終了しました…!
投稿していない間も、皆さんからのいいねが沢山届いて、嬉しい限りでした!
これからもよろしくお願いします!!!