「うん。万が一の場合さ、先に往く……敵だよ!!」
「嫌な思い出なんて百害あって一理無しだ。命に感謝しろ、只のデスゲーム」
父さんは厳しかった。言えない、ミギーと奴等の事実……次は俺が死ぬ番か!?
新しい学校。パラサイト=寄生生物のケダモノ(獣)は潜む、人間社会の片隅にー文章が世界の中心なら化け物は縄張りを越えて餌を食らいに来る!!
「……」
「結婚式には仲人をーあの二人なら間違い無くイける、問題は“そういう系”、シンパシーと背徳の共犯だ。犠牲の上で成り立つ仮初めの生活って頃合いさ」
田宮良子は街に居た、組織の一員の所以足る使者の尻拭いに長ける物の怪。
文章と啓司は同じ血族、成長した同窓会の様な嘗ての日々に地の星座が約束する友情のワンシーン~奏で。
「仲間だって!? 助かった者の後輩達か……、脳まで奪われない味方?」
右手が疼く小春日和、違う友達。スマホでは騒然中ー他意の全く無い隣街のバトル・ロワイアル!
「泉新一君、だよね? 寄生獣大丈夫?」
授業中に耳元を貸せば小さな男子が眼鏡を治し尋ねた。 ミギーの反応は無い、被害者の会ってか……一瞬で俺は感じた。
「高校でその話はするなよ。皆パニックだぞ、論文でも書くか? バイト代のお駄賃くれ」
「面白いね、生き残りのOBって訳。田宮良子って先生知ってる? 情報交換さ」
「えッッ?」
渡された一枚のメモにはLINEのID、化け物同士の傷の舐め合い……あ、ミギーが起きた。
「ココ、テストに出るよ。帰宅部は楽で良いねー卓球は楽しいよ。どう? 今度体育館で一緒に」
気が少し或る、信用するな。左手が勝手に指指したー
「田宮良子と櫻井景和は相容れない違う住人さ。僕が怖い??? 戦争ごっこのストレスフリーなマイナスイオンは如何?」
櫻井景和。インテリ系の草食男子と見た、ミギーの意思だった……硬く結ばれる握手と友達作りの一幕!
「シンパシーの第二世界は文章ファミリーのモノだよね? 啓司君も神と水をくれる、人類皆兄弟だよ」
チャイムが鳴る。寄生生物の一人だ、ミギーの声が耳元にこだました……
「居場所は左手。大チャンスだ、速攻LINEを送れー戦友はHERO’Sの要」
「……」
困惑する新一と静観中の景和ー田宮良子は危険な存在。パラサイトハンター現る!!
「並行世界の別ルート~if(イマジン)の隣人、か。本は面白い! 借りろ」
図書室での莉奈との淡い想い出が脳髄を刺激する……。サミシイー
「血族! ゲートを拓け、飯を創れ。」
啓司が文章の居ないシンパシーを言う。ファミリーは二度と孵って来ない。一般市民が困惑する舞台劇、神は一生モノ♥️
修学旅行の密夜、生物の儀式が契るー。
「そういう系」
文章の最期のコトバのLINE……。O+A=ABのベッドの中のワンシーン
ホテルの部屋で新一と景和が温泉の男湯へ赴く。ミギーが何か謂いたげだった……。思春期のもののふは敏感肌!!
「何て考えるか教えてあげよっか? 左に曲がれば~?」
新一がタオルと着替えを片手に浴衣をはためかす、莉奈が此処に居れば……それは諦めよう。
「女子なんて五月蝿ェ。覗きなんて犯罪でお縄」
「文章なら……???」
「新世界なら夢の中さ。おかずに使うか? 最近は御無沙汰だな、男子達」
田宮良子が料亭にて旅のしおりを捲ったー闇の胎動!!
「説教だ。生命を有難いと想え、ホムンクルス共」
ハンター勃発
「文章……XXXは絶望なの。サイコー。」
寄生獣達が反応した! 温泉街の湯気が立つ若人の祭……。泉新一が来る、もうすぐ就寝時間、パラサイトの気を感じた!!
明日はバスガイドの御褒美。。二泊三日の一大イベントも大詰め……。次の瞬間ー
「ウワアァーッッッ」
肉の切れる音。返り血を浴びて女教師が暴走する、ウタゲ。
「バトル・ファイト開始」
真夜中の攻防が熱を帯びて交り合う怠惰の共鳴。。
莉奈が果てた
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