インターンが一旦終わって
俺らはヴィラン連合に対抗するため
後衛部隊、市民を避難誘導していた
勝)あァ”っ?!
おばさん背負ってやるッ!!!
おばあちゃん)おや……ありがとねぇえ…
轟)爆豪、急ぐぞ
勝)めいれェ”ーーすんな”!!!!
勝)お”い半分野郎
轟)なんだ?
勝)、デクは
轟)緑谷か…?
緑谷ならあっちに…
勝)……
てめぇはここにいろ
轟)?ああ
いやな予感がした
結局
予感は的中しやがった。
デクを追いかけてたら
いつの間にか
死柄木と戦ってた
死柄木は何故か
デクを狙ってるらしい
嫌な予感
もしかしたら…ワンフォーオールを……?
だからデクはそれをわかって……
死柄木とデクの戦いには
誰も
誰も参戦しなかった
邪魔になるからだ
きっと
デクだって
俺たちを
巻き込みたくない
早く避難しやがれって
思ってんだろう
俺はずっと眺めてた
デクは何歩も先にいるのに
なにもしてない自分が嫌だった
ワンフォーオールの力が
デクの身体を壊し始めた
これはもう……削り合いだ
圧倒的にデクが不利だ
でも
身体が壊れてるのに
それでも
一生懸命なデク
みんな守ろうとしてるデク
そんなデクに
俺はまた
かっこいいなんて
思ってしまった
いつの間にか
身体が動いていた
俺はあいつを
デクを庇ってた
勝)ひとりで戦ってンじゃねェーよ…ッ
出)か……っ!!!
いまさら。だけど
ずっと
お前に
言いたいことが
あったんだ
許される許されないの問題じゃねぇ
ただ
ただただ俺は
お前に「ごめん」の一言を__。
目が覚めたら
頭ん中が
デクでいっぱいだった
勝)……ッデク
デクは
全身包帯ぐるぐる巻きで
意識不明の重体らしい
早く
早く言いたい
「ごめん」
「ごめん」の一言を
俺がデクの事好きなのはそうだ。
認める。俺はアイツが好きだ。
だけどそれ以前に
俺がしたことは
無かったことにはできねぇ
デクは
自分の感情を表に出さない
原因は
俺だ。
俺が
俺がアイツの涙を
散々踏みにじったから。
幼いころからずっと。
だからあいつは
自分を捨てでても
守ろうとする
自分気持ちは
しまってしまう。
いや、
自分の気持ちなんて
考えてねぇのかもしンねェ。
原因は俺だ。
だから
せめて
「ごめん」の一言だけでも
言わせてくれ。いずく。
俺が…
お前に無いもんを……ッ
でも
俺が
「ごめん」
なんていっても
もし
いずくに
……なんて言われたら
俺は……
『屋上からのワンチャンダイブ!!!』
もう、終わりだ
勝)ッぅ”ッ…!?
勝)ッ”ゥ”ェ……おえ”っ……ぇ”……(吐)
そうなったら
俺はどんな顔したらいいんだ
俺はどうしたらいいんだ
俺のこの気持ちを……
どうしたらいいんだ
勝)ッ”ぅ”うっ!!……っあ”…ぉえ”…(吐)
ガララ!!
看護師)勝己さん!?!?
勝)は……っは……っ…はぁ…っ……ポロポロ
勝)ッヒュッ……ポロポロ
看護師)______!!!!
看護師)__________!!!!
看護師)___!?_______!!!!
医者)________!!!___!!
なあ
いずく
俺
まだ
雑談
嘔吐かっちゃんさん良いいいいいい(変態
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