コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
主の勝手なお話です。🔞あり 通報❌
何でも大丈夫な方だけどうぞ~
アクアライン
海ほたる
「…お正月だから…すごい車と人だな」
hi「そうだな…でもトイレはいって
おきたい」
「うん…マスクと帽子とメガネで
いけるかな…」
hi「しゃべらなければ大丈夫だ」
t「目眩ましもかけますが念のため
少人数で順番にまいりましょう」
all「は~い」
as「主様…その…ご気分は?」
「…あさぎり…大丈夫…ありがとう…」
hi「…空腹感も…ないのか?」
「ああ…」
hi「…本能のままに食べるのは獣と
一緒だからな…」
「お前ね…大概いじわるだな」
t「食欲は我慢できても性欲は我慢でき
ないくせに…」
「たろう!」
t「違うのか?ひであき」
hi「違わんな、でもそれはるうが
魅力的だから、仕方ない」
t「それはそうだな」
「早く先に行ってこい!」
・・・
「すごい人だな…」
sa「ルー?」
「………」
sa「なあ……ルー?隣に座ってもいいか?」
「ん…なに?」
sa「隣に座るからな」
ストン))
「……他にも席はあるだろ…」
sa「こっちむけよ」
「………」
sa「俺を見ろよ」
ギュッ))
「…誰も…いないのか…どうしたんだ…
なにか…ほしいものがあるのか?そんな
ご機嫌を取らなくても構わないぞ?
たろうに頼んでくれよ…ハハ…」
sa「俺がほしいのはお前だけだ、それに
機嫌なんて取っちゃねーよ」
「ハハハ…からかいやがって…私がよろこぶ
とでも…グス…思っているのか?じろうが
もう、帰ってくるだろ…さあ…」
ギュッ))
sa「ああ…すぐに帰ってくるだろうけど
…離さなねーよ…体調は?痛いところは
ないのか?」
「…ああ…ない…ありがとう、すまなかった
な…心配かけて…きっと抱かれて過ぎだろう
よ…ハハハ…一晩中煩かったよな…お前
を呼んだ時から…繋がれっぱなしだったん
だな…不快な思いをさせて…本当に申し訳
なかった…グス…」
sa「…あんな言い方して悪かった…」
-震えてる?…俺が嫌なのか?でもそれ
なら、振りほどくはずだよな
sa「…しろうに助けは呼ばなかったのか
よ?」
「…あいつはもう…想っている人がいるんだ
ハハ、呼ぶわけないだろ…迷惑にも程が
ある…恨み言か?本当に申し訳なかったな」
sa「…ルー…なあ…俺が…」
「あっ…あのさ?さぶろう?ほら…もうさ…
ひっ引っ越せば良いんじゃないのか?
だって…新しいパートナーができたん
だろ?」
sa「俺を見捨てるのかよ?」
「違うけど…グス…グス…もう…2人で
しゃべってくれないかと思ってた…」
sa「…どう…して?」
「だって…今朝…グス…あいつらと
幸せになれよ…なんて…グス…グス…」
sa「そりゃな、お前に手がついてしまった
んだから……」
「そんなことなんで言うのお…グス…グス…
先にお前らが…ひどいよ…ハハハ、なんで
ない!取り消す!さあ、離れろ!」
sa「ハハハ…るうも、かわいいな」
「え…そうか…ハハ…そうかな?……好き?」
sa「…じょうがつけたのが気に入ら
ねーけどな」
「あ…じゃあ、今まで通りで良いよ
…まあさとはあんなにしゃべってたのに…」
sa「そりゃな」
「大事なお嬢様だもんな…」
sa「ハハハ…るう?」
「…ん…なに?」
sa「チュッ♡…チュッ♡やきもちかよ?
かわいいな♡」
「グス…また…ハハハ……兄妹
だもんな…そうだ…アル…忘れ物って?」
sa「…あのボードゲームだよ」
「え?あっちに置いて…そっか…夏に
行って、そのままなのか…ハハハ…
捨てたのかと思ってた…全然誘ってくれ
ないし…」
sa「……俺も忙しかったし…今お前は…
もう、りょうた達に夢中だしな」
「それは!……お前らが…私を…相手に
しないから…ハハ…彼らがいない日だって
あるだろ…う…」
sa「…お前を呼び出すのは、タイミングが
難しいからな」
「やっぱ…り…も…う、私と会いたくない
の?」
sa「そんないやらしい上目遣いしや
がって…襲うぞ…」
「…私を…また…抱いてくれるって…こと?」
sa「……ハハハ…その気もないくせに…」
「どうしたんだ?…お前がだろ…そうか
ハハ、私を性欲処理に使わないでくれ…
もう離して…そうやってちょっと優しく
すれば、また、身体をひらくと思ってる
んだろう?」
sa「そんなわけね―だろ!こっちむけよ!」
「…やだ…ああ…パートナーと喧嘩でも?
私に対しての嫌みか…ハハ…そうだよな
あいつにもすまないことを…さんざん
振り回して…挙句の果てに切りつける
などと…本当にお前らにも…でも、もう良い
だろ?早く仲直りをしろよ…こんなこと
パートナーさんがかわいそうだ…もう
話…かけるな…しろうの様にもっと
相応しいパートナーがいるんだろう」
sa「ルー…お願いだ…こっちをむいて?
俺とちゃんと話をしてくれよ…」
「……アル…もう…私は…お前らのものでは
ないんだ…私はお前達を諦めたんだから…
もう…良いだろ…離して…からかわないで
グス…止めろ…」
sa「離さねーよ」
「…離して…ひであきに誤解されたら
困るから…」
sa「俺より、あいつが大事なのかよ?」
「アハハハハ、笑わせる…お前らが先に
私の手を離したくせに…離せ!近づか
ないでくれ!」
sa「…なあ?俺を嫌いになったのか?」
「……」
sa「俺をみろよ!」
「…あの…あの!」
sa「ん?」
-やっと俺をみてくれた…なんて綺麗…
ずっと俺のものだと思ってたのに…
愛してる…愛してる…どうして俺は
手を離したんだ…俺の想人…
「…アルにも…う…グス…他の…パートナーが
出来たんだろ?…う…くっ…だから…グス…
私に…冷たく…してるんだろ?」
sa「…出来たと言ったら?」
「ハハ…ほらな…ぁ……」
ガクン))
sa「るう!」
ギュッ))
「…………」
sa「ピチピチ…るう?るう!」
「…………」
sa「貧血…なわけねえな…るう?るう!」
「…………」
sa「また、まあさになっちまうのかよ…
るう!るう!そんなにショックなのか?
俺のこと、まだ想ってくれてるのか?
……チュッ♡」
「…………」
sa「るう?このまま3人で、むこうの世界
に帰ろうか?それか…3人で新しい場所を
作るか…3人だけなら、やきもちも妬か
ねーだろ?ルー…目え覚ませよ…お願いだ
俺を独りにしないで…愛してる…」
「……あ…アル…アル!うわ~ん、アル…
アル?…やだ…やだ…やだぁ…」
sa「な…にが?」
「愛しいお前に他のパートナーができる
などありえない!どうして?なんで?誰?
人間の女なのか?どこで知り合ったんだ?
どうやって?スマホのチェックだって!
え…最近してなかったから?ナンパ?それ
とも手紙?告白されたのか?いつもマン
ションの前で待ってるこ?いつからなの?
いつからなの?彼女が出来たのに、私に
キスをしたり…抱き締めたり…2人で私を
笑っていたのか?バカなやつだと…そうか
だから…お前は止めにもこなかったもんな
私が何度も呼んでいたのに!私の想いは
無駄なものなんだな…盛りのついたネコか…
ハハハ、正にだな…しろうの様に…結局
…お前も…お前も…私を選ばない…1番じゃ
ない…ハハハ…そうだよな…ただ…能力に…
惹かれてるだけだもんな…アハハハ…あんな
に交わってたのに!スッ、スタイルが悪い
から?気持ち良くないのか?無理してたの?
上にいた時から…ずっと、ずっと、ずっと
前から!皆の前では…風紀が乱れる
からって…内緒にしてたけど…いつも一緒に
いたのに…」
sa「…創造主が好きだったんだろ?」
「それでも構わないって!お前が言った
んだろ!」
sa「…そうだな…お前は喧嘩する度に
当てつけるように…私はあいつが好きだ
って、宣言してたもんな」
「お前が!不安にさせるから!ホントは
お前は私が好きじゃないんだ!愛してない
んだろ?今さら、声などかけてきて…ずっと
目も合わさず、たいして口もきいてくれな
かったじゃなないか!惜しくなったのか?
じょうが現れたから?勝手なことを言うな!
なにが、なにが目的なんだ!私が消えれば
いいのか?それなら……」
sa「待て、待て!違うよ!悪かったよ
俺が悪かった…すまない…」
「じゃあ、何がほしいんだ?
髪か?腕?目玉?何を渡せばお前が手に
入るんだ?うわああああああああ!
もうその女とは、交わ…ハハハ…どこに
いるんだ?許さない!許さない!消すから!
消してやるからな?私以外を選ぶなんて!
お前を離さないから!離さないんだから!
私のものなんだからあ!ハハハ…私に言って
しまったのが運のつき…
お前のパートナーは、私だけだろ?言え!
私だけを愛してると!んん…」
sa「チュッ♡…チュッ♡…ルー♡…落ち着け!
いないよ!いない…いるわけねーだろ!」
-うれしい!うれしい!最高だ!
「ほんと?ほんとに?ウソなら、2人で
消えるからな?」
sa「ああ…ほんとだって!チュッ♡」
「じゃあ、じゃあ?証拠は?証拠!」
sa「…俺らの赤ん坊がほしい…」
「ホントか?望んでくれるのか?うれしい!
うれしい!」
sa「もちろん、望むさ!そうだな、ずっと
我慢してきたからな…でもここじゃ
できないから…家に帰るか?…よし!」
「うん、抱っこ!抱っこして帰る♡その
前にチュウ!チュウして♡んん~」
sa「ああ…チュッ♡…チュッ♡…るう♡」
「ベリアル?」
sa「ん?」
「私のこと…好き?」
sa「もちろん、好きだよ♡」
「フフ、私だけ?私だけ好き?」
sa「うん、お前だけが好きだよ♡
愛してる♡…チュッ♡…ルー?何て言うん
だっけ?俺のこと?」
-やっぱりあちらへ帰ってしまおう…
バアルにも声をかけよう…じゃなきゃ
フェアじゃねえ…散々、助けてもらって
るんだからな…
「ん?アル♡愛してる♡ずっと愛してる♡」
sa「…りょうた達も愛しているんだろ?」
「ああ…でなければ…成り立たないからな
やっぱり…ダメなのか?」
sa「…嫌だけど…仕方ない…お前を離す
わけにはいかないからな……俺が…悪かった
んだが…あいつらを受け入れるんだろ?」
「それは…今さら、都合良く、離すこと
などできないからな…」
sa「そうだな…それなら、今まで通り
しろう以外には…しらばっくれるしかな
いな…」
「うん…」
sa「りょうた達にも、おいおい話す
時がくるよな」
「そうだな…アル?」
sa「ん?」
「ちょっともダメ?」
sa「なにが?」
「交わるの…いや?」
sa「…ここじゃダメだろ?」
「だっだって…アルの気が変わるかも…
怖い…やだもん…」
sa「チュッ♡…チュッ♡…変わるはずね―だろ!」
「…だって…グス…」
sa「…ずっと愛してるよ…ただ俺がやきもち
で、冷たくしてただけだ…ごめん…辛い思い
させてたよな…」
「う…うわ~ん…グス…グス…」
sa「…ルー?」
「…ん」
sa「もう1つ…そうだな…右の目玉を交換
しよう?俺達は契約ができないからな…」
「ええ?良いのか?だって…どこにいても
わかってしまうんだぞ?」
sa「俺は構わない」
「私だって…構わないけど…」
sa「りょうた達?」
「ああ…私達が何をしているかも…」
sa「まあな、でも、家で心配している
よりかは、ましだ!お前がいつどこで
何をしているか、知っておきたいんだよ
ルーだってそうだろ?」
「ああ…そんな…赤ん坊と目玉なんて
これ以上望むものはない…グス…」
sa「チュッ♡…ポコッ…ん…交換…してくれ
ますか…俺のと…」
「よろこんで♡…ポコッ………よし…ハハ
オッドアイだな…さすがにな…誤魔化すか…」
sa「だな…盛大なにおわせになっちまう」
「「アハハハハ」」
sa「愛してる♡愛してる♡永遠に!」
「うん♡私も!愛してる♡永遠に!」
sa「フウ♡るう♡やっぱり、お前のクチュ
クチュしてるところに、突っ込んでも
いいか?」
「アウ♡ん…きてぇ♡」
sa「おっと…時間切れだ…今度、時間を
ちゃんと止める練習もしねーとな…チュッ♡
愛してる♡」
バッ))
「うそお…」
sa「ルーのやらしいにおいも消して…空気も
循環させねーと…」
「なっ」
ガチャ))
バタン))
「あっひであき、皆…お帰り…結局一緒か
じろう…土産か?」
sa「お帰りなさいませ」
-残念…赤ん坊!楽しみだな…
仲直りできて良かったけど…りょうた達
…後悔してもはじまらねー…くそっ
hi「ただいま戻りました、さぶろうさん
どうぞ、行ってらしてください」
-ん?さぶろうさん…ご機嫌だな、何を
ニヤニヤしているんだ…るうと何か
あったのか?でも…5分も経ってないし…
においだってこもってない…
sa「ありがとうございます」
ガチャ))
バタン))
j「ええ…鯛せんべいとか…あやつらに…
まあさ様も1枚くらい大丈夫なものです」
「ありがとう」
j「またその様な…どういたしまして
今日は水平線も見れずに残念でしたね」
「だな…また今度だ、夏は案外大丈夫
だけどな」
j「…主様…」
「うん?」
j「キスしても…」
「ダメだ!ダメに決まってる!」
j「…2人でこんなに見つめ合うことなんて
なかったもので…諦めません…幸い
さぶろうはいない…」
si-じろう…相変わらずなめてんな…
さぶろうは、隠すの下手くそだから…
それ以上、近寄ったらさば折りだな
いや…どうだろう、たきざわがいる
のに…いいか、バレたらバレたで…それ
に主様は、まだ、俺が想ってるなんて
考えもしないだろうし…
hi「ハハ、じろうさん…俺のこと
なめてんだ?」
j「ハハ…試しますか?騎士団でも
ないくせに」
t「じろう…やめておけ」
j「ベール!恋慕か?」
t「…違うな…ああ、お前を憐れんでは
いるが…騎士団でなくても…主様は
ひであきを愛していらっしゃる
八つ当たりはやめろ」
j「…お前はパートナーがいるじゃないか!
さくや様だって!たきざわ君だって!
ゆうぎりだってそうだろう!」
t「ラウールの手を離したのはお前だろう」
j「くっ…」
t「あの綺麗な白い羽が…受け入れら
れんのか?」
j「…ああ、ラウールから「やっぱり主様を
お慕いしています」と言われた時は…
申し訳ないが心底ホッとした」
「アス…」
as「アスタロト様!私がおりますで
しょう?…ずっと側におりますよ?」
j「…高い能力に惹かれているだけの
くせに」
as「相変わらず、だだっ子だこと…
あなた様もそうなくせに!」
t「私にそんな口を聞くな!」
as「ハイハイ、もうお止めください…
これ以上、主様を煩わせるようなら
あさぎりは、もうあなた様と交わり
ませんよ?」
j「え!いや、いや、いや…そんな
すまなかった!あさぎり、怒ったのか?」
as「…………」
j「そんな…あさぎり…お前にそっぽを
むかれたら私は消えるしかない……」
as「じゃあどうするのですか?」
j「皆様、誠に申し訳ございません」
「「「承知いたしました」」」
ガチャ))
バタン))
sa「ただいま…もど…ハハハ、失礼!」
j「あさぎり…」
as「皆様がおりますでしょう?」
j「でもキスくらい…」
as「まったく…じゃあ後ろのお席で…
大きいお声は控えてくださいね?」
j「わかった!早く!」
as「たきざわ君?」
hi「…あ…はい?」
as「…当の本人がアレなので、どうぞ
お気になさらずに、仲良くしてください
ませね?」
hi「え?でも…」
j「あさぎり!はやくう~」
as「…ね?良いんですよ、今まで通りで
今、まいりますよ!フフ」
「…ちょっと…いや…だいぶ…追い付か
ない」
yu「フフ、じゃあ、主様、私達も失礼
いたしますね?たろう?私達も!」
t「…ゆうぎり…」
yu「ええ~だって我慢しなくて
よいのでしょ?こっち!」
t「わかった…我が君…やはり同族にしか
理解できないこともございます…
ひであき…無理するな、私達のことは
気にするなよ」
hi「…そうなの?…」
「…気にするなって…」
sa「よくやれんな…主様?私達が運転
しますから大丈夫ですよ?」
「ああ…うん…さぶろう、ありがと」
sa「…私は、あなた様がご存知の通り
です」
si「主様?しろうもご存じの通りです!
推しが幸せなら幸せなのです!」
-ウソだけど…俺もあなたの側に戻り
たいですって素直に言えたら…どんなに
楽か…ハハ…いいな…さぶろう…
「え…そっか…うん」
sa「なあ、しろう?私が先に運転する
から落語を流しても良いだろう?」
si「ええ~ここはたきざわ君のDVD
だろう?」
sa「じゃあ順番な?」
si「おう」
si-さぶろう?
sa-うん?お前…どうした?
si-主様と仲直りした?
sa-おう!ありがとな
si-じゃあ、チュウした?
sa-したよ!赤ん坊も願うんだ!
si-え?最高じゃん!やったね!
俺も一緒に守るからね?
sa-おう!ありがとう!頼むな!
それとな…
si-なんだよ?
sa-右の目玉を交換した
si-えええ!ホント?
sa-うん
si-無敵じゃん!スゴいな…おい!
いやあ…主様と…そんな昔の方法…上でも
そう聞かなかったよ…最上級の愛情表現
じゃん…どんなに愛し合ってたって…目玉
の交換なんて…お互いのことが全て
わかっちゃうもんね…スゴい…うれしいね?
sa-うん!うれしい!ハハハ、出発する
からな!
si-…うん…お願いします
sa-しろう?
si-…いや…俺のことも主様に筒抜け
だよね?
sa-そうだよ
si-わざと?
sa-わざと!俺だけ、幸せになれねえ
からな!
si-ハハ、バーカ…そっか…赤ちゃん…
俺はいない…ハハ…
sa-お前がその気なら、これからでも
間に合うだろう?
si-ハハ…間に合うかな…
sa-間に合うよ!お前の気持ち一つ
だぞ!
si-かなぁ…
「…えっと…なんだっけ…」
hi「なんだっけな…よしよし…」
「うん…」
hi「…好き」
「……」
hi「いいだろ?」
「……ダメだ」
hi「るう♡チュッ♡」
・・・
別荘前の駐車場
si「到着いたしました」
all-si「ありがとうございます!」
hi「ほおお…」
-3階建て…別荘と言うより小さいホテル
…旅館?のような建物だな…
「…変わらないな…」
t「左様ですね…」
j「あのと…」
「アス!なにも言うな!…後悔しても
さくやは帰ってこない…」
j「……はい」
-アスにはあんなこと言ったけど…後悔
しかできないよ…さくやを守るには
どうしたら良かったんだろう…ずっと
考えていたけど…逃げるあいつと
戦ったところで…
…チップが埋められていればな…
でもこんなことがあったから、たろうが
考えたんだし…もう遅いんだよな
私もりょうた達みたいに、自分が
守ろうって気持ちがなかったしな…
hi「るう…」
「うん?」
hi「再生された魂は…母体を選べるん
だよな?」
「そうだ…」
hi「…記憶はないけどさくやさんだった
魂が降りてくる可能性だってあるだろ?」
「…ああ」
hi-そりゃこんな状況じゃ、ピンと
こないか…結婚とか妊娠とか、まだ先
だけど…俺は騎士団に入ってないから
序列関係ないのか?プロポーズ…
りょうたはどうなんだろう…永遠の誓い
までしてるんだから、してるのも同然
なのかな…でも…あいつらはまだ10代
これからだもんな…それに比べて俺は
20代後半…念のために精子凍結を
するって、さぶろうさんが言ってたけど
……るう自体が望むか…そもそも妊娠する
のかどうかもわからないし、それにあんな
人数いるし、非現実的だよな…
たろう達だって純粋な人間ではない…でも
大富豪だし、現にこのチップだって…
どうにかなるかもしれない…いや、待て、
俺、完全にかあさまって立場、忘れてんな…
どうするよ…今さらか…堕ちてるんだから…
続く