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りとか 旧りとと転生したよ!
23
『もう…知らない』
地雷さんは|ω・`o)ノ”
キャラ崩壊注意
今回バチくそ長いです
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朝からなにもする気が起きない
暇ちゃんと顔を合わせても、挨拶だけ
話しかけたい。
けど、話しかけたくない。
構って欲しい
けど、自分から言いたくない
……めんどくさいな、俺
🍵『….おはよ』
いつもより小さく言った
🍍「…..おう」
またそれだけ
俺は俯いた。
⋆. ݁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ݁.⋆
夜。
暇ちゃんがリビングからいなくなった。
部屋に戻ったらしい
俺はソファに座ったまま、じっとしていた。
……..今なら
今なら、少しくらい、話せるかな
いや、でも
また、冷たくされたら?
また「うるせぇ」とか「忙しい」とか言われたら?
….
🍵『……..やだなぁ』
声が震えた。
もう、三日もまともに話してない
たった三日。
その三日が俺にとっては長すぎた。
いつも隣にいた人が急に遠くなった気がして
いつも聞いていた声が俺に向けられなくなって
…..寂しい
🍵『暇ちゃん…』
呼んでみた
誰もいないリビングに小さな声が落ちた
返事はない
当たり前。
暇ちゃんはここにいない
それなのに…
それなのに涙が出てきた
🍵『…….っ、やだぁ…』
慌てて涙を拭う。
泣くな。
泣くなよ。
こんなの…見られたら絶対からかわれる
…….だから、泣きたくない
でも。そう思っても。
🍵『暇ちゃん….寂しいよ…』
ポロポロと涙が落ちてきた
我慢してたものが一度溢れて止まらなかった
本当はずっと
ずっと
ずっと。
寂しかったんだ。
朝も、夜も
暇ちゃんと話したかった
くだらないことで笑って、
隣に座って、
頭を撫でて欲しかった。
……それだけなのに
🍵『俺、なんかした…?』
涙と声がぐちゃぐちゃになる。
🍵『….嫌いになっちゃったの?』
そんなこと、直接言えるわけない
….怖いから。
もし、本当にそうだったら
考えただけで胸が痛くなる。
俺は両手で顔を覆った
🍵『暇ちゃんのばか…』
そのとき。
🍍「…..すち?」
背後から声がした。
…….。
え。
顔を上げる。
廊下に暇ちゃんが立ってた
🍍「…..なにしてんの。お前」
…….最悪
見られた。
泣いてるところ。見られた。
🍵『……な、何でもない!』
慌てて涙を拭く
🍵『…..ちょっとゴミ入っただけ!』
🍍「………..は?」
🍵『そう!ゴミ!だから、こっち来ないで!』
自分でも無理があるのはわかってる。
でも、こんな顔、見られたくない
暇ちゃんは黙って俺を見ていた。
それから、ゆっくり近づいてきた
🍍「…….おい」
🍵『………なに!』
🍍「……..泣いてんじゃん」
🍵『泣いてないっ!』
声が裏返った
……もう、やだ。
なんでこんな時に限って…
暇ちゃんは俺の前にしゃがんだ。
🍍「……..すち」
🍵『…….っ、何』
🍍「…….俺、なんかした?」
その言葉を聞いて、余計に涙が出た。
何かしたのは俺じゃなくて
…….いや、違う
俺も、なにも言わなかった。
寂しいって、構ってって
言えなかった。
だって…そんなの
恥ずかしいじゃん。
🍵『……っ、暇ちゃんが….』
🍍「………ん?」
🍵「……暇ちゃんが、全然話してくれないから……!」
言ってしまった。
もう、止まらなかった。
🍵「……俺、ずっと話しかけたかったのに……! ゲームも、一緒にしたかったのに……!」
涙が頬を伝う。
🍵「……でも、暇ちゃん、いつも冷たくて……俺、嫌われたのかと思って……っ」
暇ちゃんの表情が変わった。
🍍「……すち」
🍵「……もう、知らない……!」
俺は顔を背けた。
🍵「……暇ちゃんなんか、大っ嫌い……!」
……嘘。
大嫌いなんかじゃない。
大好きだから、苦しかった。
🍵「……っ、だから……もう、俺から話しかけないって……決めたのに……」
声が震える。
🍵「……なのに、全然平気じゃなかった……っ」
とうとう、顔を隠して泣いてしまった。
……最悪。
かっこ悪い。
こんなことで泣くなんて。
🍵「……っ、見ないで……」
そう言った瞬間、頭に手が置かれた。
……え?
🍍「……悪かった」
暇ちゃんの声だった。
いつもより、ずっと小さい声。
🍵「……は?」
思わず顔を上げる。
🍵「……何が……?」
🍍「……無視してたこと」
暇ちゃんは視線を逸らした。
🍍「……お前が話しかけてきても、ちゃんと返事しなかった。……悪かった」
……。
🍵「……でも、何で……?」
俺は涙を拭いながら聞いた。
🍵「……俺、何かした?」
暇ちゃんは少し黙った。
それから、ため息をついた。
🍍「……門限のこと、まだ怒ってた」
……。
あ。
🍵「……でも、もう帰ってきて謝ったじゃん……」
🍍「……わかってる」
🍵「……じゃあ、何で……」
🍍「……心配したんだよ」
……え?
暇ちゃんが俺を見た。
🍍「……お前が帰ってこなかったとき、何かあったんじゃねぇかって思った。……連絡もなかったし」
🍵「……」
🍍「……帰ってきたら安心したのに、何か腹立って……そのまま、意地になった」
……。
何それ。
何だよ、それ。
俺はずっと、嫌われたんだと思ってたのに。
🍵「……ばか……」
ぽつりと呟く。
🍵「……暇ちゃんの、ばかぁ……」
🍍「……ああ。悪かったって」
🍵「……俺、ずっと寂しかった……」
🍍「……うん」
🍵「……暇ちゃんと、話したかった……」
🍍「……うん」
🍵「……構ってほしかった……っ」
言い終わると、また涙が溢れた。
暇ちゃんは何も言わずに、俺を抱き寄せた。
🍵「……っ、え……」
🍍「……泣くなよ」
🍵「……無理……」
🍍「……そっか」
いつもなら、絶対にからかってくるのに。
今日は、頭を撫でてくれる。
背中を、ゆっくりさすってくれる。
……ずるい。
そんなことされたら。
もっと、甘えたくなるじゃん。
🍵「……暇ちゃん」
🍍「……何だよ」
🍵「……もう、無視しない?」
🍍「……しねぇよ」
🍵「……ほんと?」
🍍「……ああ」
俺は暇ちゃんの服をぎゅっとつかんだ。
🍵「……約束だからねぇ……」
🍍「……わかった」
🍵「……破ったら、許さないから……」
泣きながら、精いっぱい睨んでみせる。
暇ちゃんは、少し笑った。
🍍「……はいはい」
🍵「……笑わないで!」
🍍「笑ってねぇよ」
🍵「……絶対笑ったぁ……」
……。
いつものやり取り。
たったそれだけなのに、嬉しくて、また涙が出そうになった。
🍍「……すち」
🍵「……なにぃ……」
🍍「……こっち来い」
暇ちゃんが腕を広げた。
……。
……え。
🍵「……な、何で……」
🍍「……まだ寂しいんだろ」
🍵「……っ、寂しくないし!」
反射的に言い返した。
……言い返したのに。
俺の手は、もう暇ちゃんの服をつかんでいた。
🍵「……でも……」
声が小さくなる。
🍵「……ちょっとだけなら……」
🍍「……はいはい」
暇ちゃんが俺を抱き寄せた。
俺は顔を埋めた。
……あったかい。
三日間、ずっと欲しかったもの。
暇ちゃんの声。
暇ちゃんの隣。
暇ちゃんの、優しい手。
🍵「……暇ちゃん」
🍍「……何だよ」
🍵「……明日は、いっぱい構ってね」
🍍「……調子乗んな」
🍵「……えー!」
🍍「……気が向いたらな」
……もう。
ほんと、素直じゃない。
でも。
🍵「……絶対だからねぇ」
俺がそう言うと、暇ちゃんは俺の頭をもう一度撫でた。
🍍「……わかったよ」
……。
……ずるい。
そんな優しい声で言われたら、離れたくなくなるじゃん。
🍵「……今日、一緒にいてもいい?」
小さく聞く。
暇ちゃんは少しだけ黙ってから、俺の頭をぽんぽんと撫でた。
🍍「……好きにしろ」
🍵「……ふふっ」
嬉しくて、思わず笑ってしまった。
……別に。
寂しかったなんて、認めたくない。
泣いちゃったことも、忘れてほしい。
でも。
暇ちゃんの服をつかむ手だけは、どうしても離せなかった。
……だって。
もう三日も我慢したんだから。
今日くらい、いいよね。
🍵「……暇ちゃん」
🍍「……何だよ」
🍵「……大好き」
……。
言ってから、顔が熱くなった。
🍵「……っ、今のなし! 忘れて!」
暇ちゃんが一瞬固まって、それから俺の頭をぐしゃぐしゃに撫でた。
🍍「……うるせぇ。聞こえたわ」
🍵「……もぉぉ! 暇ちゃんのばか!」
……でも。
その夜は、久しぶりに安心して眠れた。
明日はきっと、いつもみたいに話せる。
……たぶん。
いや。
絶対、話しかけてやる。
……俺からじゃなくて、暇ちゃんからでもいいけど。
……できれば。
暇ちゃんから、来てほしいなぁ。
俺が暇ちゃんに甘えてたのは昔の話。
今は…また今度の話ね…
〜『もう…知らない』終〜
コメント
3件
いや〜良かった!
元通りになれてマジでよかったわ〜
第6話、読み終えました……。 すちの「もう知らない」ってタイトルと、最後の甘えた声のギャップにやられました。三日間の無視、すちが一人で泣いてるところ、めちゃくちゃ胸が苦しかったです。「嫌われたのかと思った」って言葉、すごく刺さりました。でも、暇ちゃんも心配で意地になってたんだなって分かって、2人のすれ違いが切なかったです。抱きしめて「悪かった」って言ったシーン、あったかくて涙出そうになりました。最後に「大好き」って言って慌てるところ、もう可愛くて……。明日はちゃんと話せますように。