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えッ…?2000?1話で?えッ?

見た時、マジで驚きましたw

恥ずかしい話、1話で2000いった事なくて!

なんかもう、感動しましたねw

本当にありがとうございます!

コメントでも応援の言葉や感想をたくさんの人が書いてくれて本当に嬉しいです!

今回が最終回です!

納得いかなかったらごめんなさい💦

⚠️太宰さんのキャラ崩壊がやばいです

⚠️地雷さんは見ない事をお勧めします

⚠️妄想が激しいです

では、本編へどうぞ!
















































太宰「ス~ッス~ッ」

敦「まだ寝てますね」

与謝野「相当、疲れたんだろう」

国木田「改めて考えると太宰が寝ているところは初めて見るな」

敦「確かに…」

太宰「….んッ」

敦「!….大丈夫ですか?太宰さん」

太宰「….此処は?」

国木田「探偵社だ」

太宰『いままで何してたっけ…?』

与謝野「体に異常はないかい?」

太宰「はい。大丈夫です」

太宰『……..!』

織田作《お前は永遠に闇の中を彷徨う》

太宰《織田作、私はどうすればいい?》

織田作《人を救う側になれ》

織田作《俺はお前の友達だからな》

太宰《分かった、そうしよう》

太宰「あッ、織田作…!」

与謝野『混乱し出したねぇ』

太宰「織田作、織田作、織田作ッ…!」

国木田「太宰、落ち着け」

太宰「私のせいで織田作が…!私のせいでッ!【僕】のせいでッ!」

与謝野「ッ太宰!目を覚ませ!」

太宰「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だッ助けて…ポロッ」

敦「太宰さん!」

太宰「はぁッはぁッ」

乱歩「太宰、此処は昔じゃない。大丈夫だ、みんな居る。だから落ち着け」

太宰「ふぅ”〜ッふぅ”〜ッ」

国木田「太宰ッ!」

太宰『自分のせいで織田作は死んだッ!あの時、織田作が何をしようとしてたか分かっていた筈なのにッ!【僕】のせいで…!』

太宰「ヒュッヒュッ」

国木田「ちゃんと呼吸をしろッ」

与謝野「太宰、私と息を合わすんだ」

太宰「ヒュッヒュ〜ッヒュ〜ッ」

乱歩「太宰ッしっかりしろ!」

太宰『怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いッ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいッ助けて助けて助けて助けて助けてッ!』

太宰「…もう一人は嫌だッ、ボソッ」

敦「!….太宰さん、貴方は一人じゃありません。みんなが居ます、僕は貴方に救われた。次は僕が貴方を救う番です」

太宰「ふぅ〜、ふぅ〜」

与謝野『やっと落ち着いてきた』

太宰「バタッ」

敦「太宰さん!」

与謝野「大丈夫だよ、疲れて寝ただけだ」

国木田『何もできなかった…。太宰、俺は【相棒】失格だろうか』

乱歩「暫くの間は太宰から目を離すな」

敦「分かりました」


_夢

太宰《..,此処は何処?》

◯◯《太宰》

太宰《!…織田作ッ》

織田作《こっちに来るな》

太宰《えっ…》

織田作《お前は俺にした事を覚えていないのか?》

太宰《君にした事…?》

織田作《お前は俺が何をしようとしているのか分かっていながら止めなかった》

太宰《あッ…》

織田作《何故、止めてくれなかったんだ。お前なら分かっていた筈だろう》

太宰《織田作ッごめッ》

織田作《お前のせいで孤児も俺も死んだんだ。お前が予測していればみんな生きてた》

太宰《ッ》

織田作《お前のせいでみんなが不幸になる》

太宰《ポロッ》

織田作《二度と俺の前に現れるな》

太宰《待ってよッ織田作ッ》

織田作《俺を織田作と呼ぶな》

太宰《ッ!ポロッ》

織田作《俺はお前の友達なんかじゃない》

太宰《待ってよ…ポロッ》

太宰《一人は嫌だ…ポロッ》

太宰《一人は怖い…ポロッ》

太宰《織田作…織田作ッ》


太宰「はッはッはッ」

時計の針は夜の十時を指していた。

太宰「死にたいッ死にたいッ【僕】のせいで織田作は死んだッ苦しいッ一人は嫌だッ早く織田作の処へ行きたいッ」

太宰は暗闇にも関わらず探偵社を出て全力で走っていった。

敦「太宰さん起きてますか、って…!」

見た時にはもう太宰の姿は無かった。

敦「大変ですッ太宰さんが!」

国木田「何だと!?」

与謝野「まずいねぇ」

乱歩「急げッ太宰は海にある筈だッ!」


太宰「はぁッはぁッはぁッ」

全力で走った。肺が痛くても息が苦しくてもどんなにつらくても走り続けた。暫くすると、月によって輝いている海が見えた。

太宰「織田作ごめんね。【僕】のせいで…。いまから其方に行くから、待っててね」

水面に向かって一歩ずつ歩いていく。

浸水した。

どんどん深くなっていく。

水が膝下まで浸かった。

水がお腹まで浸かった。

水が首まで浸かった。

太宰「織田作、生きる意味を与えてくれてありがとう。ごめんね」

太宰は体を水に委ねた。

◯◯「_さん!」

遠くの方で声が聞こえる。でも、そんな事はどうでも良かった。一刻も早く織田作の処へ行きたかった。それ以外どうでも良かった。


織田作《太宰》

太宰《織田作ッあぁ成功したのだね》

織田作《目を覚ますんだ》

太宰《何でッ?【僕】は織田作に会いたくて此処に来たんだッそれなのに何で否定するの?》

織田作《お前には大切な仲間が居るだろう》

太宰《仲間?》

織田作《忘れたのか?》

太宰《…!》

敦《太宰さん》

与謝野《太宰》

国木田《太宰ッ》

乱歩《早く戻ってきなよ》

織田作《いまのお前には俺よりも大切なものがあるんじゃないか?》

太宰《勿論みんなも大切だ、でもッ》

織田作《太宰》

太宰《…》

織田作《…俺がお前を追い詰めてしまっていたのだな》

太宰《そんな事ッ》

織田作《太宰、よく聞け。俺が死んだのはお前のせいじゃない。だから自分を責めるな》

太宰《でも、【僕】が予測していればッ》

織田作《あの事件には裏があったのだろう?流石のお前でも裏があったら予測など不可能だ》

太宰《….》

織田作《それにあれは俺がしたくてした事だ。お前は何も悪くない》

太宰《夢の中で織田作に言われた。【お前のせいでみんなが不幸になる】って。….【僕】はみんなと居たらいけないんだ。みんなを不幸にする》

織田作《いままでお前が探偵社で過ごしてきてみんなは不幸になったのか?みんなお前のせいで死んだかのか?》

太宰《…分からない》

織田作《じゃあ教えてやる。誰もお前のせいで不幸になんてなっていない。逆にみんなお前と居て楽しいと思っている》

太宰《本当…?》

織田作《あぁ、本当だ。俺が保証する》

太宰《……》

織田作《俺はお前の事を誰よりも分かっている。だって俺はお前の【友達】だからな笑》

太宰《!….信じるよ》

織田作《ありがとう》

太宰《ねぇ織田作…【僕】はこれからどうすればいい?》

織田作《今のお前には【仲間】がいるだろう?その仲間を大切にしろ》

太宰《!….織田作、【私】は絶対に君を忘れられない。これからもずっと》

織田作《別に忘れろとは言わない。ただ、お前には【幸せ】になってほしいんだ》

太宰《…【私】は幸せになっても良いの?》

織田作《当たり前だ。それに俺はお前と出会って毎日が変わった。本当に楽しかった。【幸せ】だった》

太宰《ッ!ポロッ》

織田作《俺の事はもう気にするな。幸せになれ。分かったな?》

太宰《….分かった》

織田作《もう戻れ。仲間が心配しているぞ》

太宰《うん、そうするよ。…….織田作》

織田作《?》

太宰《ありがとうッ》

織田作《!…幸せになれ》


◯◯「_さ」

◯◯「だ_さん」

◯◯「太宰さんッ!」

太宰「はッはッはッ」

敦「太宰さん!」

与謝野「良かった…」

国木田「ふぅッ」

太宰「みんな、何で此処に?」

敦「太宰さんが居なくなってみんなで探してたんですよ!」

与謝野「乱歩さんの助言があって良かったよ」

国木田「危機一髪だったな…」

敦「…太宰さん貴方は僕の恩人です。あの時貴方が僕を助けてくれなければ今頃、此処には居なかったと思います。本当にありがとうございます」

太宰「敦くん…」

与謝野「お前の過去とかはあまり知らない。だからお前の事を理解してあげられるのは時間が掛かると思う。でも、何かあったらいつでも話してくれて良いよ」

太宰「与謝野先生…」

国木田「太宰、俺はお前に聞きたい事がある」

太宰「何だい?」

国木田「俺はお前の【相棒】失格か?」

太宰「そんな訳ないだろうッ!?」

国木田「じゃあ何故、頼ってくれないんだ!どうして一人で抱え込む!?お前の悪い癖だ!…少しぐらい頼ってくれ」

太宰「国木田くん…」

織田作《幸せになれ》

太宰「ッ….私って馬鹿だなぁ笑ボソッ」

太宰「….ごめんね、迷惑かけて」

敦「迷惑なんかじゃッ」

太宰「おかげで目が覚めたよ」

敦「!」

太宰「…さっき夢の中で織田作に言われたんだ。【幸せになれ】って」

与謝野「太宰、お前にとって【幸せ】とは何だ?」

太宰「私にとっての幸せは_」

織田作《お前には【仲間】がいるだろう》

太宰「…何気ない日常を過ごす事、かな笑」

みんな「!」

その時、笑った顔はいつもよりも穏やかで偽っているようには到底見えなかった。

敦「太宰さん、探偵社に帰りましょう」

太宰「うん、そうだね」

国木田「乱歩さんが待ってるぞ」

太宰「乱歩さんにも謝らないとねぇ」

与謝野「お酒奢ってくれたら許してやるよ」

太宰「分かりました笑」

敦「僕は飲めません〜泣」

太宰「敦くんには別の物を買ってあげるよ」

敦「本当ですかッ!?」

太宰「あぁ笑」


織田作「…幸せになれよ、太宰」

太宰「ッ!」

振り返っても彼の姿は無かった。

敦「どうしたんですか?太宰さん」

太宰「いや何でもないよ」

太宰「…ありがとう、織田作ボソッ」

風が吹いていた。太宰の髪が風によって靡かれる。その風に乗って織田作の声が聞こえたように感じた。

最後に海を見つめて心の中で感謝をしながらみんなの元へ行く。みんなで巫山戯ながら、笑いながら探偵社へ向かった。

その時の空は星が数え切れないくらいあって雲一つなく綺麗だった。

…この空は一生忘れる事はないだろう














































どうでしたか?

これにて「苦しかった過去」は完結です!

ここまで見てくださりありがとうございます!

ストーリーって言っても少し短いですね💦

新しいストーリーを考えている途中です!

リクエストがあれば受け付けてます!遠慮なく言ってください!

頑張ったので❤️とコメントを沢山くれると嬉しいです!

では、新ストーリーで会いましょう!

バイバイ!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

28

ユーザー

神と仏と女神と天才と1000を掛けたってこんな神作は生まれませんよ???

ユーザー

文才過ぎません??? 一気見してマジで涙腺崩壊しましたよ… ラストの空の星のやつってわんのさんこいちでやった心理テストのやつですか!!!!!其れだったら最高すぎる

ユーザー

神作!天才すぎる🎓✨素敵すぎる!目から水が止まらない😭感動しました! 良かったよ〜😭太宰さんが幸せになれて!織田作なんて良い人なんだ〜 フォローとお気に入りするしかないって〜主さんお疲れ様です!

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