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なにわの姫

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なにわの姫

202 - 188.お買い物事件

♥

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2025年04月21日

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「行ってきまーす」

誰も居ないリビングにそう声をかけて家を出る。


電車に揺られて着いた渋谷!

「1人渋谷、久しぶりだぁ、、」

いつ以来だろ。。最低でも1年、、くらい?

「どこから行こっかな〜」



「ウィンドーショッピングも楽しいよね〜」

「あっ、これりゅちぇ好きそう。」

「これみっちー似合うだろうな〜、、」

「帰りに買って帰ろーっと。」


「えーっと、そうだ、服だよ服!」

👗

「ん〜、これとか、、?いや、何か違う、?」

「これデザイン好きだけど、、丈大丈夫かな、」

「試着してみよ」


「お〜!え、可愛い。決まり!!」

「このニットも可愛い、、」

「この組み合わせ絶対かわいい。」

「うん、これにしよ。」



「…結局冒険出来なかったな、、謙杜どうやって違うジャンル試してるんだろ。」


🥤

「んん〜♡やっぱり冬はココアに限る。。」

「ん〜?」

向かいの席に座ってた小さい子がジーッとこっちを見てたから手を振ってみる。

するとニコーって満面の笑み。癒される。。

「可愛い、w」

👩「えっ!あ、すみません、!」

「いえいえ!癒されました〜」

「何歳ですか?」

👩「まだ半年です」

「そうなんですね!可愛い〜、」

👩「あの、、○○さんですよね、?」

「あ、はい!」

👩「いつも観てます」

「ありがとうございます!」

👩「あの、この子抱っこしてやってくれませんか?」

「いいんですか?」

👩「はい、是非。」

「じゃあ失礼します、」

👶「う〜」

「可愛い〜、♡」



「はぁ〜、心も体も満たされた。w」

「あ、皆んなのお土産買って帰らないと」



🛍




🚃

?「あの!○○ちゃんですよね!」

「はい!」

?「いつも応援してます!!」

「ありがとう〜」

「学校終わり?」

?「はい!」

「高校生かぁ〜、青春だねぇ、」


うん?何か気付いたら車両の乗客皆さんにバレてる。え、どうするべき?

最寄りで降りない方が良さそうだな、、

次で降りよう。

居心地が悪くて、次の駅で降りた。



📞𓂃𓈒

「あ、よかった、出た」

和「どした〜?」

「はっすん、確か表参道でロケだったよね?」

和「あ〜、もう次移動してる途中なんよな」

「あ、そうなんだ、、」

和「どしたん?何か欲しいものあった?」

「んーん、今表参道の駅地下なんだよね」

和「え?何で?」

「まぁ色々あって。w」

「もう移動してるならいいや。どうにかして帰る」

和「どうにかって?」

「んーまぁせっかくだし観光して帰ろっかな〜」

和「うん、そうし〜。気を付けてな」

「はーい、ありがと」



…ん?何かずっと付けられてる、?

「気のせい、、じゃない、よね、?」

建物の反射で電車に居た人が付けてきてるのが見えた。

しかもひとりじゃない。これ、やばいかも

「とりあえず人通り多いとこ、、いや、身バレしたら厄介、かな、、」

「でも人通り少ないの怖いし、」

もうその人たちに気付いてからは恐怖心しかなくて軽くパニック。

「もしもし、?」

『もしもし〜?』

謙「なになに、○○〜?」

『ん』

『○○スピーカーしてええ?』

「ん、」

謙「○○服買えた〜?」

「それどころじゃなくて、」

絞り出した声は震えてて。2人も異変に気付いてくれる。

『どした。』

「あの、っ、電車、人、」

謙「電車?」

「電車で、身バレ、して、急いで降りたんだけど、付けられてる、かも、」

『今どこ?』

「今、、表参道駅出てすぐ、」

謙「車出せそうな人聞いてくるわ」

『ありがと』

『○○、よく聞いて。』

「うん、」

『これからスタッフの誰かが車で迎えに行ってくれるはずやから、それまで電話繋いどいて。』

「うん、」

『怖いな。』

『まだ付けてきとる?』

「たぶん、」

『でもあんま動いて欲しくないねんな、、○○表参道あんま分からんやろ?』

「うん、」

謙「行けるらしいけど10分は掛かる。」

『聞こえた?』

「うん、」

『耐えられる、?』

「大丈夫、」

謙「誰か近く居らんのかな、」

「はっすんもう移動してるって言われた、」

『んーー、、じゃあみっちーとかは?』

謙「みっちーは確か、、東京タワーやからもっと遠い。」

『ええ、、』

「あっ、2人、待って。」

よく知った横顔が見えて駆け寄る。

謙「?」

「飛貴飛貴!!」

もう藁にもすがる思いで飛貴の腕を掴む。

飛「わっびっくりした、、○○じゃん!」

「助けて」

そう言うと、ニコニコ笑顔だった顔が一気に変わる。

飛「どした?」

「付けられてる、」

飛「え、マジで?」

「たぶん、」

『浮所か』

「あ、2人ともごめん、飛貴居た」

謙「じゃあ一緒におってもらって」

「うん」

『じゃあ切るで?』

「うん。」

『事務所で待ってるから』


ギューッ

手をギューって握ってくれる。それが凄く安心して。

飛「どこのどいつ」

「あそこら辺の人たち、」

飛「複数!?やば、」

「あれ、、何で飛貴いるの?」

飛「普通に観光。」

「1人?」

飛「や。違うけど。」

「皆んなは?」

飛「色んな店で並んでる。」

?「○○どうしたの〜?」

「あ、たいしょー、、」

飛「俺の虜だから」

大「は?」

「匿ってもらってるの」

「あと10分くらいしたら事務所の車来ると思うから、それまでいい?」

大「いいけど。。」

大「匿ってるってどういうこと?」

「電車で身バレして、、急いで電車降りたんだけど、電車に乗ってた人たちが何人かずっとついてきてる、」

大「え、怖、」

飛「大丈夫。俺らが守るよ〜」

「うん、」

怖いけど、2人が居てくれてよかった。

飛「ガチ可愛い」

大「心の声漏れてるから。w」

大「荷物持つよ?」

「いいの?じゃあ半分お願いします!」

那「○○どうしたの?」

「那須、、」

那「なに、セクハラでもされた?」

大「今ね避難中。」

那「避難?どゆこと?」

直「わ〜!○○だ〜」

「チビきたー」

直「ひど!○○よりチビじゃないし!!」

飛「てか龍我遅くない?」

龍「お待たせ〜、あれ○○じゃん」

「りゅーが久しぶり」

龍「ちっちゃくて見えなかったわ」

「もう龍我きらい」

龍「ごめんw 周りが大きかったんよね?」

「そうだよ!」

「ていうか皆んな何買ってきたの?」

大「あ、何かもらう気だ」

「だめ?」

那「はいあざと。分かってるじゃんね?」

「??」

飛「俺の分の何かあげるわ」

「やった!飛貴好き」

飛「え待って聞いた?」

直「聞いた聞いた。w」

龍「ていうか、その荷物なに?」

大「あぁ、これ?○○の。」

「あ〜、渋谷でショッピングしてたの」

直「沢山買ったねぇ、」

「3分の2くらいはメンバーのだけどね」

大「優し。」

飛「俺には〜??」

「無いかな。」

那「これ美味」

大「もう食べてた。w」

那「ん、○○もこれ食べてみ」

パクッ

「ん〜!美味しい、、」

ピロン

「ん、迎え来たみたい。」

龍「あ、あの車?」

「うん!」

「ごめんね、お邪魔しました!」

飛「気をつけなね」

「ありがと!」

大「あ、○○荷物!」

「危な、w ありがと!」



🚗

「新田さん、すみません、お迎えありがとうございます」

新「いえいえ。大変でしたね、」

「でもそれだけ私のこと知って下さってるってことですもんね〜。。嬉しいけど、、複雑、」

新「家でよかったですか?」

「あ、いや、事務所で。2人が待っててくれてるから」




謙「○○!!」

「謙杜、恭平。ごめんね心配掛けて。」

『ほんまよかった』

「うん!美味しいドーナツ1口もらったし!」

謙「え!ええな〜、」



🏠

流「○○目撃情報めっちゃ出てんで」

「あ〜だろうねぇ」

駿「大昇たちと会ったん?」

「そうそう。」

丈「てか渋谷じゃなかったん?」

和「そうそう、気になっててん。あの電話」

「実は、」


大「は?何そいつら」

丈「それで、保護してもらってたんやな」

「保護って、、私、動物か何かなの?w」

駿「なす○○あーんしてたってほんま?」

「あ、」

『マジなん?』

「えー、覚えてなーい、」

大「何食べさしてもらったん」

「ドーナツ」

流「ええな〜」

「じゃありゅちぇ今度一緒に行こ〜」

流「行きたぁい」

和「その前にこの彼氏さんどうにかして。w」

「あっ、えーっと皆んなにも服のお土産あるよ!」

大「まじ?」

「これお兄ちゃん、はっすん、これが大ちゃん、謙杜、みっちー、りゅちぇ、恭平!」

丈「待ってサイズぴったりなんやけど」

駿「ほんまや」

謙「すご!よく分かったな!」

「どれだけ皆んな見てると思ってるの。w」

大「○○、、好き!!」

「わっ。w」

流「○○さん、これちょっと大きいよ?w」

大「俺のもや。」

『俺も』

「あ〜、3人はちょっとオーバーサイズの方が好みかなって。」

流「おぉ〜!」

和「好みまで考慮してるんスゴすぎる」

大「○○、好きっ!!」

「ありがとー。w」

丈「○○はどんな服買ったん?」

「あ!ファッションショーしていい?」

和「ええよええよ〜」



「じゃーん!」

「可愛い?」

大「可愛ええ、」

流「やっぱ冬はええなぁ」

丈「スカート短い!」

「え、だめ??」

「お兄ちゃんのロングコートに合わせたらよさそうだなって思って選んだんだけど、」

丈「…まぁ、、ええんちゃう?」

「やった」

📸📸

「いきなり!?w」

謙「目線こっち〜 」

大「ここにもくださーい」

「撮りすぎじゃない?」


「私もインスタ用に撮ろーっと」

📸




<目撃情報>

@a

○○ちゃん渋谷でショッピングしてた!!

@b

○○ちゃん、メンズ服ずっと見てたwきょろたんのかな?w

@c

カフェで赤ちゃん×○○たんのコラボ実現してた👶👶

@d

赤ちゃんにも神対応の○○ちゃん好き🥰

@e

電車で話しかけられても丁寧に対応してた😇

@f

表参道に美少年と○○ちゃん居た!!浮所くんと○○ちゃん手繋いでた❤︎

@g

美少年と○○ちゃん絡んでたの久しぶりに見た、、心洗われたわ。

@h

那須くん○○ちゃんにアーンしててカップルかよって思った



○○_fujiwara.official

📷

大人の女性!みたいな服買おうと思ってたけど、一目惚れして買っちゃった


@hgt

冬服の○○ちゃん可愛すぎる😍

@jlk

いつも謙杜くんに選んでもらってるけど○○ちゃんもファッションセンスある!!

@fia

白モコモコは需要分かりすぎてて辛い🥲💞

@jhu

ガーリー系の○○ちゃんも好きよ♥️

@jho

○○ちゃんのイメージぴったり!!

@Ryosuke

スカート短い

@○○

にぃの前で着ようと思ってた。

@Ryosuke

今度履いて来て

@mue

過保護お兄様来た笑

@zeb

○○ちゃんお兄様の扱いが上手いw

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