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アハウside
転校生が来ると聞いた時はどんな奴が来るのかと楽しみにしていた。転校生は冷静な奴だった。それに同じ寮だしまあ仲良くしていくつもり。
もし逆らったらオレの奴隷にしてやるつもりだ。
空達はキィニチと仲良くなっていた。けどなぜかオレはまだあんまり話せていない。
授業中にからかってみることにした。
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ー 授業中 ー
アハウ「なぁキィニチ。あの答え見せてくれねーか?」
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キィニチ「..自分で考えろよ。まあ貸してやる。」
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アハウ「おお流石キィニチ!」
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オレは雑にノートを奪った。
ノートに答えを写した後、キィニチに返す前にこっそりノートの端に相合傘をかいた。クラスの女子とキィニチの名前。
キィニチに返すとすぐに隣の女子が予想通りキィニチにノートを見せてくれないかと聞いていた。
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女子「キィニチくん、あの問題わからないからノート見せてくれない?お願い.!!!」
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キィニチ「はぁ…ほら。」
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アハウはにやにやしている顔を隠しながら2人を見た。
ノートを開くと女子は驚いた顔をしていた。女子は小さな声でキィニチに何かを話し、ノートを見せた。
キィニチは冷静にかいていないと言う。けれどよく見れば焦っていた。
オレは2人に向けて言った。
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「お前らお似合いなんじゃねーか?ハハッ!」
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キィニチは無言で女子からノートを取って相合傘の部分を破いて丸めてぐしゃぐしゃにした。女子は気にしないでと言い 前を向いた。
少しやりすぎたと思ったがすぐに機嫌はなおるはズ…
ー 寮 ー
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キィニチの顔を見るといつもと変わらない冷静な顔だった。なぜかオレは少し安心した。
話しかけてみることにした。
アハウ「なぁ、キィニチ、!」
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キィニチ「..」
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あれ、オレ無視されてねーか?
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アハウ「おい!キィニチ!!!」
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キィニチ「..るさい。」
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アハウ「キィニチ!!!」
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キィニチ「うるさいぞアハウ。」
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アハウ「へっ..あ…はあ??!」
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まだ怒っている気がした。いつもより声が暗かった。初めてうるさいと言われた。
気づけばオレの体が勝手に動いてキィニチの肩を強く叩いていた。
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キィニチ「..ッ」
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アハウ「あ..いやその、痛くねぇだろ別に!!今のはよ!!」
オレはノリで仲直りしようとしたが無理だった。キィニチは怒りが爆発したのか、オレの腹辺りを叩こうとしてきた。オレはぎりぎりで回避した。
気づけばキィニチとオレは口喧嘩どころじゃなかった。オレとキィニチの喧嘩がもっと酷くなろうとした時空が間に入ってきた。
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空「ちょっと、2人とも何してるの..だめだよこんなことしたら!」
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タルタリヤ「喧嘩するなら俺を誘ってくれればよかったのになぁー。」
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空はオレとキィニチの頭を軽く叩こうとしてきた。だが空は長い付き合いのオレには強く叩いた。
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そのせいでオレはバランスを崩してしまった_