「いつもそばに居てくれる君へ」

【番外編】ｰいつまでも一緒にｰ

私は今日亡くなった。

でも目が覚めると何故か目の前に彼がいた。

「朔くん」

と私が言うと彼はボロボロと涙を流した。

私は生きていたのかと彼に問うと

彼は首を横に振った。

じゃあなぜ彼は目の前にいて

私は動けるのか、とても不思議だった。

そして私は理解した。

最後の最後で神様は

私たちに幸福をくれたのだ。

朔くんには私といつまでも一緒にいれる幸福。

私には苦しい時や悲しい時は誰かが

助けてくれる幸福。

神様…感謝します…。

私は朔くんにこう言った。

『いつまでも一緒に』いてください

すると朔くんは笑顔で

「もちろん」

と言った。

𝐹𝑖𝑛.