なんか久しぶりになっちゃった💦
お待たせしました!
let’s go!
🌸「早く……過呼吸…止めて……」
🐇「ヒューッ、ゲホゲホヒュッヒュッ」
🍵「ッッ…分かった。」
🍵「っ、聞こえる!?」
🐇「ッッ…コクコク」
💎「初兎ちゃん…?ポロッ」
🤪「ほとけ、こっち来い」
🍣「りうらもこっちおいで?」
🐤「でもッッ!」
🍣「りうら」
🐤「ッッ……」
💎「初兎ちゃん…」
ガチャ、バタン
〈数分後〉(LAN視点)
🐇「んぅ……うあ?」
🍵「あ、起きた?」
🐇「あ、すちくん。と、らんちゃん?」
🌸「ピクッ」
🐇「来てくれたんッ?✨」
過呼吸。俺が何回も経験してて、トラウマになりかけてるもの。
過呼吸になる数秒前、コノヒトは何か考え事をしていたように見えた。
多分…俺のこと。
この家に住んでるヒトタチは多分俺の曖昧なプロフィールぐらい知ってんだろ。
クソな兄貴たちが言いふらしたんでしょ。
ま、どーでもいいけど。
でも、そう考えると俺のことを考えてあんなに過呼吸になるってことは…何か、あるのかもしれない。
🐇「ん、すちくん?」
🍵「何?」
🐇「一回らんちゃんと2人にしてくれへん?2人でお話ししてみたい!」
🍵「え、あ、でも…」
🍵「(多分らんらんは何も話さないんじゃ…)」
🐇「すちくん?ニコッ」
🍵「……分かった」
ガチャ…パタン
すちが折れるなんて…意外。
🐇「ってことで!らんちゃん!」
🌸「チラッ(ちょっと初兎を見る)」
🐇「これ!みてみて!✨」
見せてきたのは、長方形の木でできた箱。何これ?
🐇「これを…パカッ」
その木の箱をパカっと開けるとそこには…
ピンクと黒の耳飾り。
🌸「ッッ!チラッ」
しかも正直めっちゃ好みな感じ。
🐇「んふふ〜可愛いやろ!」
🐇「みんならんちゃんのお兄ちゃん、曖昧なプロフィールしか言ってくんないんだもん。大変だったよ〜ニコニコ」
なーんて、気楽そうに話してる。でも今俺は下を向いてるから、どんな表情かわかんない。
🐇「つけてい?」
🌸「…コクッ」
🐇「ん、カチャカチャ」
🐇「おー✨めっちゃ似合う…」
なんか、慣れた手つきで俺の両耳に耳飾り付けてくる。まぁ結構気に入った。
🐇「らんちゃん?あのな…」
急に暗い声で話してきた。切り替え早い。
🐇「僕、昔いじめられてたんよ。」
🌸「っ!」
え?このヒトが?
🐇「すっごい怖かったし、今でもちょっと…いや、めっちゃトラウマ。本当は僕、今も全部が怖い。何なら、らんちゃんだって怖いよ。」
🌸「ッッ…」
🐇「でもな?だからこそ、らんちゃんとだけは仲良くなりたい。僕”も”お兄ちゃんたちとはあんま仲良くないし。ヒトが嫌い。裏切られるから」
🌸「!!バッ」
“人に裏切られる”
ずっと、思ってた。人は必ず裏切ってくる。
コノヒト、俺と、、似てる?
こう思って、顔を上げてしまった。
🐇「あッッ…らんちゃん…?」
🌸「!!」
やば、また____されるのッ?
🐇「めっちゃいい顔しとるやん!え?ずる!えぇ⁉︎」
🌸「へッッ?」
え?
🐇「うわぁ、、色々とずるいわぁ、、、」
色々?
🌸「えと…初兎…さん?」
🐇「‼︎らんちゃ〜ん!ギュッ」
🌸「はえ⁉︎」
俺が喋った瞬間。一回びっくりした顔した後、急に抱きついてきた。力弱い…
🐇「んふふ、やっぱ何かとずるいわぁらんちゃん。」
ずるいずるいって…
🌸「さっきから…ずるいって何ですか?」
🐇「だって、顔立ちもすっごいいいし、イケボだし…いい匂いするし…」
🌸「ッッ…」
何それ、、、それって…
🐇「あ、お世辞じゃないかって思ったやろ」
🌸「えッ?」
🐇「分かるで?どーせお世辞行って俺の気分とってるんやろって。思うよな」
🌸「っ!正直まぁ…」
🐇「僕のさっきの言葉、お世辞に聞こえた?」
🌸「うぇ、考えてみれば…っ、いつもよりはそんなことないかも」
🐇「!!お世辞に聞こえないってことは、事実も混じってる気がするからってことでしょ?てことは、らんくんもちょっと自信あるんじゃない?」
🌸「‼︎‼︎」
自信?
🐇「んふ、鏡持ってきてあげる」
🌸「?」
🐇「ふい!みてみて!らんちゃん、超絶いけめん!」
🌸「!キラキラ」(目が輝き、灰色からピンクに戻る)
久しぶりに見た、自分の顔。ちょうどさっきの耳飾りと馴染んでて、めっちゃいい。
🐇「えぁ?らんちゃん、こっち向いて…?」
🌸「ん?ニコッ」
ご機嫌になったの、何年振り……?
🐇「!////ドキッ」
🌸「ん、どした?」
🐇「えぇ….///////」
コメント
1件
やば!ありがとうございます!好きすぎる… 続き楽しみにしてます!!!