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こと🎀🌌
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届いた声
夜。
廊下に、浅く速い呼吸だけが響いていた。
「……っ、は……。」
👁️🗨️は胸を押さえながら壁にもたれる。
息が吸えない。
頭が真っ白になる。
周りの音が遠ざかっていく。
「苦しい……。」
その場にいられなくなり、ふらつきながら歩き出す。
「高いところなら……。」
何かから逃げるように、階段へ向かう。
一段。
また一段。
足元は危うい。
視界も揺れている。
⸻
「👁️🗨️。」
低い声が響く。
Ი𐑼だった。
表情は変わらない。
「止まれ。」
返事はない。
呼吸が乱れ、耳に声が届いていない。
「……苦しい。」
その一言だけが漏れる。
Ი𐑼は急がず距離を縮める。
「👁️🗨️。」
「私の声だけ聞け。」
「今はどこにも行かなくていい。」
足が止まる。
ほんの少しだけ。
👁️🗨️は肩を震わせながら立ち尽くした。
「息が……。」
「吸えない……。」
Ი𐑼は落ち着いた声で言う。
「分かった。」
「苦しいことは報告として受理する。」
「だが、一人で高い場所へ行くことは禁止だ。」
その声は責めるものではなかった。
ただ、揺るがない。
⸻
👁️🗨️の膝から力が抜ける。
Ი𐑼は転ばないよう静かに支える。
「ここで座れ。」
「今は安全な場所から動かない。」
👁️🗨️は涙をこぼしながら、小さく頷く。
「……怖い。」
「知っている。」
短く答える。
「だから、お前を一人にはしない。」
しばらくの間、Ი𐑼は何も言わず、👁️🗨️のそばにいた。
乱れていた呼吸は、少しずつ落ち着きを取り戻していく。
「よく止まった。」
Ი𐑼は静かに告げる。
「今日はそれで十分だ。」
「帰ろう。」
👁️🗨️はゆっくり頷き、Ი𐑼に支えられながら、安全な場所へ戻っていった。
コメント
1件
お疲れさま、かほさん。第91話、めちゃくちゃ刺さりました……。廊下の暗さと浅い呼吸だけで、もう息苦しさがこっちにも伝わってきて。Ი𐑼の「報告として受理する」って距離感、ヤンデレ好きにはたまらないですよね。命令じゃなくて、線引きしつつも絶対に離れない強さがすごく好き。一人にしないって言葉が、静かに重くて温かかったです。今夜はこの余韻に浸ります🤍