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#恋愛
すかいお~あ@ていふ
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部屋の明かりは消えたまま。
静かな暗闇の中で、
じゃぱぱはたっつんの胸元に額を預けていた。
規則正しい心音が聞こえる。
それが不思議なくらい安心できて、
気を抜くとまた泣きそうになる。
「……寝れそう?」
頭の上から優しい声が降ってくる。
たっつんの手は、まだゆっくり背中を撫でていた。
「……ちょっとだけ」
「ちょっとかい」
「でも、さっきより全然マシ」
たっつんが小さく笑う。
「それならよかった」
その声を聞きながら、
じゃぱぱはぼんやり天井を見つめた。
こんな風に誰かに甘えるの、
いつぶりだろう。
“リーダーだから”
“ちゃんとしなきゃ”
気づけば、そればかり考えていた。
弱音を吐く前に飲み込んで、
苦しくても笑って、
無理やり前を向いて。
そうしないと、
みんなを支えられないと思っていたから。
でも。
「……たっつん」
「んー?」
「俺、今日たぶん」
「一人だったら壊れてた」
その言葉に、
たっつんの手がぴたりと止まる。
少しだけ沈黙。
それから、抱きしめる腕にゆっくり力がこもった。
「……間に合ってよかった」
低く落ちた声。
本気でそう思ってるのが分かる声だった。
じゃぱぱの胸がぎゅっと痛くなる。
「ごめん」
「せやから謝んなって」
たっつんは困ったように笑う。
「お前、限界なの隠すの上手すぎんねん」
「今日気づけへんかったらと思うと、普通に怖かったわ」
その一言に、
じゃぱぱは目を見開く。
「……怖かった?」
「当たり前やろ」
たっつんは少し眉を寄せた。
「お前最近、ずっと無理して笑っとった」
「ちゃんと寝てへんし、食ってへんし」
「なのに“平気”しか言わんし」
じゃぱぱは何も返せない。
たっつんは静かに続ける。
「ほんまは助け求めたかったんちゃうん」
その問いに、
じゃぱぱの喉が詰まる。
“助けて”なんて言えないと思ってた。
リーダーだから。
迷惑かけたくないから。
でも本当は。
ずっと、
誰かに気づいてほしかったのかもしれない。
じゃぱぱは小さく息を吸って、
震える声で答えた。
「……助けてほしかった」
その瞬間。
たっつんが何も言わず、
ぎゅっと抱き寄せる。
「うん」
優しい返事。
責めるでもなく、
驚くでもなく。
“言ってくれてよかった”
そう伝わる声だった。
じゃぱぱの目からまた涙が零れる。
でも今度の涙は、
苦しいだけじゃなかった。
たっつんはそのまま、
髪を撫でながら静かに言う。
「ちゃんと助けるから」
「これからは、一人で潰れる前に言え」
じゃぱぱは涙声のまま小さく頷く。
「……うん」
「約束やで」
「……うん」
たっつんは安心したみたいに笑った。
それから、
額にそっと自分の額を軽く合わせる。
近い距離。
でも今のじゃぱぱには、
その温度がひどく心地よかった。
「今日はもう何も考えんでええ」
たっつんの声が、
眠る直前みたいに柔らかい。
「お前はちゃんと頑張った」
「だから今は休め」
その言葉を聞きながら。
じゃぱぱはようやく、
少しずつ眠気に身体を預け始めていた。
コメント
1件
いやもう、えぐかった…😭💦 じゃぱぱが必死に隠してきた弱さを、たっつんに見抜かれて「ちゃんと助けるから」って言われるシーン、画面見ながら泣きかけたよ…。「間に合ってよかった」って言葉がたっつんの本気の想いで、もう胸がぎゅーってなった! リーダーだからって無理しちゃう気持ち、痛いほどわかるし、それに気づいてそっと包み込んでくれる存在がいるって尊すぎる〜💖 もかさんの描く距離感、温度感、優しさが刺さりまくりです。次の話も楽しみにしてるよ!