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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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なんか揺れてるし、人の声………


「………ん?」


深 『あ、起きた?』

目を開けると、深澤さんの顔……

そういや、私なんか暴れたよな………

あ、そだ病院……

「病院は?」

深『もう終わりました。』

終わった?え?でも、入院………

私が嫌がるからって入院しなくて済んだと(笑)

さすが先生。わかってる(笑)

でも流石に、入院かと思ったけど……

なんか、恥ずかしいってか、酷いことしたな、皆に……あんま記憶にないけど、喚き散らしたよね?多分暴れまくったかな………

顔見れないや………

深『ねぇ………』

呼ばれてるのは分かってるけど、無理だ。

もうどうしよう………泣。

泣いても仕方ないけど……あー、やだやだ。こんな自分やだ。

目『ゆりさん?』

うわぁ、もう、ほっといてよ………

あぁー、もう……

岩『ちょっと休憩しようか。』

そう言って、岩本さんは公園の駐車場に停めた。

岩『ほら、ゆりさん、ちょっと気分転換にお散歩いこ?』

「…………」

なんかわかんないけど、

逆らえなくて。逆らったとこでどうせ、この人の力には………

黙って降りてついていく。

あとは車にいるみたい。

なんか説教されるのかな……

少し歩いたとこにベンチがあり、座る。

人も疎らで、静か。

岩『大丈夫?足とか。』

「え?」

そういえば足の内側がちょっと痛い。

見てみると、すこし、青くなってる。

「え???」

岩『階段か、おちてきたんだよ(笑)』

「そんな記憶ない(笑)」

岩『なんかあった?ふっかと。』

「…………」

そうだ。思い出した。

「ね、ひーくんは、彼女に命令する?」

岩『え?』

「やっぱ男の人は何かそう言うのに憧れるの?」

岩『命令はしないけど、俺、多分、あれやだ、これヤダていうことあるかな(笑)』

「あ、スカートやだとか門限とか?(笑)」

岩『そうそう(笑)』

「それはそれで、私きついな(笑)分からんじゃないけど(笑)」

岩『心配でしかないもん(笑)』

「わかる(笑)私も子供たちのことはそんなだな(笑)」

岩『で?ふっかに、何か命令されたの?』

「ん。内容はさ、全然悪いことじゃないんだけどさ。命令ってのがさ、すごい嫌で。」

やばい手震えてきた…

岩『大丈夫?』

「…………命令じゃ無かったら、甘えちゃ行けないって言われた気がして。でも私、いつも甘えてるつもりだったけど、違ったのかなって。そしたら出来なかったら、結局怒って………ッ………泣 」

岩『ふっかはそんなことしない』

「わかってる。わかってるけど、そっから、なんか止まらなくて……ッ泣。」

岩『そっか……。』

「さっきも、顔見れなくて………無視しちゃった……泣。」

岩『今まで、彼氏とかに命令されてきたの?』

「うん………だから……」


ギュッ……


「え?」


いきなり抱きしめられた。岩本さんではない事もすぐわかった。タバコの匂い……


深『ごめん。そんなの知らずに………』

岩『2人で少し話しなよ!車で待ってるから。』

深『うん、ありがと照。』

『………ッ///』

深『……』

「………」

沈黙がきつい………

なにか話さなきゃ……

深『ねぇ………』

「∑(O_O;)ビクッ」

深『………そんな驚く?わら。……あのさ』

「……はいっ」

だめだ、こんなに緊張したっけ?

あれ?

深『ゆりさんが、怖がることはしたくない。命令って言っちゃったけど、甘えたい時は甘えてほしいし、頼ってほしい。無理しないで?我慢しないで?』

「…………」

深『俺より照のほうが………』


え?

また?

前にも………

でも、今は………


深『照のほうが話しやすいならそれでいいよ。溜め込むより誰かに話聞いて貰う方がいいから。』

「………え?」

深『だから、ゆりさん、人に頼ろうよ、もっと。』

「……………」

深『スグじゃなくていいから。9人いや、飛鳥さんもだから10人いるよ?わら。』

「………うん」

深『それと、たしかに、今朝はみんなびっくりしたと思う。けど、みんな味方だから。大丈夫。俺も、気持ち変わらないし。だから気にしないで?みんな心配はしてると思うけど、それは、みんなゆりさんの事大好きだから……』

「え…………」

深『俺はみんなより1番大好きだけど、』

「………ッ///」

顔真っ赤にして、普段言わないくせに……

「……ずるい…///」

深『さぁ、車戻ろっか!』

「…………やだ」

深『え?』

すごい今甘えたい………

「……ギュッしてくれなきゃヤダ……」

あー、何言ってんだろ、もう、恥ずかしい………

深『仕方ないなぁ!わら。』

(*>ω<)ω<*)ぎゅ〜♡

「………うわっ…///」

深『して欲しいって言ったの、あなたでしょ?わら。』

「………ん///」

でもやっぱ落ち着く。

深『ほら、車戻るよ?』

「うん……」

そう言って、離れたかと思ったら、手繋がれそのままポケットに……

深『もうすぐ冬だねー、今日ちょっと寒くない?』

「ん、でも、暖かい!」

深『……ふふ🤭』

自販機見つけ、みんな分の飲み物買って、車に戻る。

飛鳥『あ、やっと帰ってきたー(笑)』

深『おまたせー!わら。はい、飲み物。』

岩『ちゃんと話せた?』

「ん、多分?(笑)でもありがと……」

岩『良かった(笑)あ、俺も……』

深『わかってるよー、照はこれ!』

岩『ありがと!(笑)さすが!』

目『ちょ、いわふかしないで!』

「ふふ(笑)」

飛鳥『ゆり、少しはげんきでた?』

「あ、うん。ごめんね………ありがと!」

飛鳥『んん、私もゆりに甘えてばっかりで……ごめん。』

「いいの!飛鳥は!」

飛鳥『ふふ(笑)ありがと! 』

帰ると、みんな心配してくれてて

舘さん特製のお昼ご飯をみんなで食べた。

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